新築そっくりさんの古民家再生を見に行く(2013年12月1日) - 2013.12.02 Mon
新築そっくりさんの施工見学会に行ってきました。
これで新築そっくりさんを見に行くのは3回目です。
1回目は普通のリフォームの完成見学会で。
こちらの記事
2回目は近所のホールでイベントをやっていました。
それにしても1回目に新築そっくりさんに行ってからちょうど1年になるんだな。
新築そっくりさんに関してはすでに「見尽くした」感がありますが、それでも新築そっくりさんが手がける「古民家再生」に興味があって、また施工中の状態が見られるということで出かけていきました。
今回の物件は築100年以上の古民家です。
ほぼ総二階の。
案内してくれるおばさんもお兄さんも顔馴染みというか、顔馴染みすぎて気まずいです(汗)
向こうも「客にならない」って分かってるんだろうな。
でもまあ、すごく興味はあるので客のフリをして見学させてもらいました。
以下、気づいた部分をいくつか書きます。
まず、この家は石場建てのままで維持するということでした。
これは意外。
新築そっくりさんだったらしっかりベタ基礎とか打ちそうなのに。
いい意味で意外でした。
ふむ。
新築そっくりさんも石場建てのよさを認めているのか。
あるいは予算の関係か・・・。
なので要所要所をコンクリで固めたり、独立基礎を増やしたり、足固めを入れたり。
このあたりの基礎の施工はうちと似ています。
意外なことに。
土台に使っている木材は、例の防腐剤を注入したもの。
これも普通といえば普通。
適切といえば適切。
うちだってクレオトップを塗布しているし。
ただ、ちょっと気になったのは施工法。
例えば玄関横に新たな柱を増やしているんだけど。
まず、新しい柱が集成材。
3寸角の。
まあ、これくらいは当然か。
で、その施工法だけれど、こんな風です。
斜めに釘を打ち込んでいます。
ふーむ。
調べてみると「斜め打ち」と呼ぶようですが、正式な呼び方で無いというか、正式な施工法ではない感じ。
仮設トイレ作りの段取り(2013年5月18日午後)
仮設トイレ作り(2013年5月18日午後)
仮設トイレ完成(2013年5月19日午前)
僕がこの仮説トイレ作りで多用した方法なんですけどね。
理由は単純。
一切の仕口無しで、材を直角に固定できるから。
強度は無いだろうけど。
このような施工をするからには、その新たに加えられた柱は強度を要求されない「造作柱」なのでしょう。
さて、久々の新築そっくりさんでした。
その帰り道に我が古民家に立ち寄る。
釘を一切使っていない仕口や継ぎ手を見るとやっぱり「すごいな」と思いますよ。
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