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2018-10

ウッドボイラー・太陽熱温水器を使って1年が経過 - 2018.03.19 Mon

ウッドボイラーの稼動が2017年2月18日。
太陽熱温水器の稼動が2017年3月1日。

というわけでこの3月でウッドボイラーと太陽熱温水器を使用して1年が経過しました。
先日、今月分のガス請求も来まして、この1年分のガス使用量が確定しました。

ガス使用量20180319
こんな感じですね。
僕は大雑把だけれどもマメなので(?)、南信に移住してからの水道光熱費はほとんど記録してあります。

今回関係するデータですと、黄色いところが古民家移住からウッドボイラー・太陽熱温水器導入までの1年間。
青いところが、導入後の1年間です。
それぞれ上の段がガス使用量、下の段が使用料金です。
右下に1年分の合計がまとめてあります。

ガス使用量についてみますと、2016年度が230㎥に対し、2017年度が104.6㎥。
前年度比-125.4㎥で見事に半分以下(55%減)まで使用量が減っています。
我が家はウッドボイラー・太陽熱温水器系統で沸かしているのはお風呂(シャワー含む)と洗面所で、残る台所は別のガスボイラーで沸かしています。
なので残ったガス使用量は台所のガス給湯、食洗機の給湯、台所のガスレンジ使用、あとはごくたまにあるウッドボイラーなどで沸かせなかったときの臨時のお風呂給湯です。
こうやって見ると如何にお風呂関係の給湯にガスをたくさん使うかが分かります。
ガス使用量が半分以下になったのは、環境効果としては大きいと思います。

続いてガス使用料金。
2016年度が119,668円に対し、2017年度が72,091円。
前年度比-47,577円(40%減)。
この数字も少し誤差がありまして、その辺を修正するとジャスト5万円の節約といったところだと思います。
ウッドボイラーと太陽熱温水器の設置費用合計が84万円だったので、当初の予想通り17年間での償却となります。
しかし、ウッドボイラーの燃料となる廃材の処分費用が浮き、さらに再生可能エネルギーで環境にもやさしい、いいこと尽くめです。

使用量が55%減なのに対し、使用料金が40%減に留まっているのは、基本料金と、あとはガスは使用量が多いほど単価が下がるというカラクリのせいです。
この辺りが少し残念です。

さらに1年間使ってみての感想を述べます。

環境性能、廃材処理能力、費用対効果、浪漫、どれをとっても満足のいくシステムとなりました。

太陽熱温水器は、たくさん沸いて、さらにシャワーしか使わない夏季の場合は毎日それだけで入浴が済んでしまい、ウッドボイラーの出番がありません。
6~9月の4ヶ月間くらいです。
その間は雨の日にしかウッドボイラーを使いませんでした。

そしてもちろん寒い時期には太陽熱温水器は温度上昇が少なく、使える日が減ります。
厳冬期で10日に1度くらいの使用頻度となりました。
10日分の太陽熱をタンクに蓄積して、80度くらいまで上げて、1回分の入浴ができます。
80度と言わずとも、75度くらいあれば浴槽いっぱいのお湯を溜めて、さらに家族5人分のシャワーまで賄えます。

厳冬期は10日に一度くらいの使用頻度でしたが、1月2月と、日が長くなるにしたがって太陽熱で十分に沸く日が増えてきました。
週に1度となり、5日に1度、4日に1度、3日に1度となり。
これを書いている3月中旬には既に2日に1度の割合で太陽熱で入浴できます。
やはり気温よりも、日照時間に大きく左右されるものです。

そしてもう一つ感想ですが、やはりウッドボイラーと太陽熱温水器の組み合わせが僕にとっては最適です。
ウッドボイラーは時間と燃料だけあればいつでも沸かせる。
燃料は我が家の場合は廃材が多すぎて、消費が追いつかない。
でもいつかは廃材も枯渇することを考えると、今のうちから節約したい。
毎日沸かすのも仕事をしながらだと結構大変。

だから太陽熱温水器です。
これのお陰でウッドボイラーの使用頻度が年間で半分まで減ります。
「今日は太陽で沸いている」と思うと、慌てて家に帰らなくても、すこしゆっくり買い物したり、残って仕事したり、会議に出られたりする。
太陽熱温水器が使えるのは年間の半分くらいなので、残り半分をウッドボイラーが補ってくれます。

という風に、この両者は相性抜群のパートナーのようです。

ウッドボイラーは40万円ちょっと。
太陽熱温水器は20万円ちょっと。
あとは配管だとか、基礎だとか、そういう費用。
我が家の場合は合計で84万円で導入できました。
少し高いですね。
しかしそれだけの効果があります。

3.11の震災以来、原発に対してもいろんな意見が飛び交いました。
僕は原発推進派でも、即廃止派でもありません。
震災以来注目度が高まったソーラー発電も、全てを解決してくれる魔法の発電方法ではないこともなんとなく分かっています。

ウッドボイラーや太陽熱温水器を使ってお湯を沸かして、節約できた分のガスを使って当面は火力発電をし、その間に再生可能エネルギーによる発電を開発・普及させる。
というのが僕なりには答えかな、と思っているのですが、マイナーすぎて広まりませんね(笑)
エネルギーとかCO2とかはトータルで見ればいいので、発電に限定せず、給湯の方で太陽の力を使ったほうが値段も安く、導入しやすく、効率もいいのですが・・・。



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● COMMENT ●

深夜前にこんばんわ、毎回応援してます轟炎轟です。
ウッドボイラー良いですね、先立つものがあれば即導入したいところです。
現在の我が家は、10年前に導入した「オール電化契約」です、給湯器60万・IH20万で約80万ぐらいだったと記憶しています。
ガス代約8000円が浮き、電気代+2000位で月約6000円浮いた計算です。
約10年で減価償却したと言いたい所ですが、電気代も上がり機器の効率も悪くなっているようで、追い打ちをかけるように自由化でガス代も下がっている為、コストに関しては微妙です。

ウッドボイラーに関して、強い興味ばあるのは数代続く農家のためです。
それなりの面積の山林がありまして、枯れた枝や立枯れした樹木が大量にありまして・・・山林管理の障害になっています。
薪ストーブを導入したのも、立枯れした樹木を消費するためでしたが・・・間に合いません。あちこちから薪情報も飛び込むため燃やしきれない。
追い打ちをかけるように「竹」の増殖も手が付けられない状態でして、もう一釜欲しいと思っています。

電気と薪のハイブリットなら最高なんですが、値段を考えると誰が買うんだってところですかね。
愚痴の様になってしまいすいません。

追記
以前、玉ねぎ・ニンニクの追肥の記事jがありましたが、直接、茎の周りで肥料負けしていませんか?
私の栽培しているのは、マルチを剥がし周囲に肥料を撒き、軽く土とかき混ぜ水をかけました。
1週間程たち、気温の上昇もあると思いますが、かなり追肥効果があったようです。

Re: タイトルなし

>轟炎轟さん

こんばんは。
いつもコメントいただきありがとうございます。

ウッドボイラーってエコキュートとの相性が悪いんですよね。
そこが弱点と言えば弱点です。
うーんと。
我が家のようにウッドボイラーと給湯機をつなげるやり方ではなく、ウッドボイラー用の蛇口を浴室に増設するやり方ならあります。
侍の家はオール電化なので、そのやり方です。

お湯張りだけはウッドボイラーで沸かした熱湯を使って、それを水で薄めて入浴しています。
我が家のように「お湯張りもシャワーも」という使い方ではないので、ウッドボイラーの熱エネルギーが一部ロスしてしまいますが、一応はオール電化でも導入しやすい方法だと思います。

うちのブログによくコメントを下さる里山古民家さんも最近ウッドボイラーを導入されたようで、彼はまさしく竹の処理を目的として導入しました。
我が家よりも一段と進んだ活用をしているようですので、ご参考になさってください。
https://satoyama.imokushi.com/

追肥の件は僕も肥料焼けが心配で、マルチを剥がしながらやったほうが良いのではと思っていました。
しかし、ネットで調べてみると、マルチの上から株元に追肥する方がほとんどで、僕も真似しています。
良くない方法だとは思うのですが。

昨年発生したニンニクの病気はもしかしたらこの追肥法が原因かもしれません。
今年はもう一年様子を見まして、同じような症状が発生しましたらやり方を替えようと思います。

ウッドボイラー

おはようございます。

当方のブログをご紹介くださり、ありがとうございます。

年5万円の節約ができたとのこと、すごく大きいですね。
廃材処分費用を考慮せずとも、元が取れる勢いじゃないですか!
私自身は採算は全く度外視して導入しましたが、うまくやれば費用面でのメリットもあり得ると言うことで嬉しくなります。

我が家のウッドボイラーも無事稼働しておりますが(ブログ記事は途切れてしまっています・・・)、やはりウッドボイラーは素晴らしいですね!
燃焼室が広くて焚き口も大きいため、燃料の種類を選ばないと言う点が最も気に入っています。
敷地内に山積みになっていた剪定屑などが次々と片付いていっています。
当初はモキの竹ボイラーを考えていたのですが、今では竹に限定しなくて良かったと思っています(ウッドボイラーは竹も投入しやすいです)。
これも野人さんのブログのお陰と感謝しております。

後段のエネルギー効率に関してですが、そう考えると、バイオマスで発電して、その電気を熱に変えて暖をとるなんて言うのはすごく無駄をしていることになりますよね。
木を燃やして暖をとるほうが効率が良いはずです。
それでも、人間自身が昼間日光浴して、夜は早々に布団に潜るにはかなわないのでしょうがね(^_^)

Re: ウッドボイラー

>里山古民家さん

ま、まさかコメント欄までご覧になっているとは・・・。
勝手に紹介してしまいました☆

里山古民家さんのブログも毎日拝見していますが、ウッドボイラー関連の記事の続編がなくて、寂しく思っています。
僕のような読者がたくさん待っているはずなので、またアップしてくださいね。
同じウッドボイラーのユーザーとして、どのように使われているのかが気になります。

そして、いろんな剪定枝なども燃やしやすいとのこと。
ウッドボイラーを勧めた張本人としてホッとしております。

エネルギーに関してごく最近、教材研究のために調べたのですが、原発事故以降、火力発電の天然ガスに対する依存率が随分と上がったようですね。
だったらなおさら、給湯は太陽熱とウッドボイラーでやるのが理にかなっていると思いました。
これはもう僕や里山古民家さんのようなユーザーが広告塔となるしかないですよ(笑)

Re: ウッドボイラー

野人さんのブログはRSSリーダーに登録して閲覧していますので、コメントを含めて新しい記事を読めるのですよ。

ウッドボイラーのブログ記事も更新していくつもりなのですが、1〜3月は山仕事をやっていましたのでブログ記事もその関連が多くなってしまっています。
ウッドボイラーの利用ですが、簡易的な暖房器具を作りましたので、現時点では主に暖房用途で使用しています。
今朝もウッドボイラーを焚きましたので、今も簡易床暖房で足を暖めながらパソコンに向かっています。
冬のメインの暖房にはならないものの、今朝のように少しヒンヤリするときの補助暖房として良い感じです。
給湯については、まだ風呂等へは配管していないのですが、倉庫内に仮設給湯栓を設けています。
外での手洗いや、農具の洗い物にもお湯を使うという贅沢をしています・・・。

本当にウッドボイラーは素晴らしいと感じています。
ただ、現代のライフスタイルではウッドボイラーだけというわけには行かず、加えてガスなどの給湯器が必要になります。
そうした費用や手間を考えると、一部の余裕のある人か、なんらかの問題意識をもつ人にしか普及しないのでしょうね。



Re: Re: ウッドボイラー

>里山古民家さん

ウッドボイラーの記事が楽しみです。
一緒に広めていきましょう。

将来的にはお風呂への配管もされるのですね?
我が家は追い焚き以外ではガスを使わずに入浴できていますが、やっぱり気持ちよくて、感動してしまいます。

ライフスタイルのことを考えると、どうしても我が家のようにガスとのハイブリッドにせざる得なくなると思います。
光熱費が浮いて元が取れるとなると少しは選択肢に入るような気はするのですが。
それでも17年は長すぎですよね。
もう少しコストが下がって、5~10年くらいで元が取れるといいのですけれどね・・・。


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野人

Author:野人
こんにちは。
野人っていいます。
前職はラーメン屋台を経営していました。

伊那谷にて2012年暮れに築150年の古民家を購入し、3年4ヶ月かけて最低限の面積を再生して、2016年3月末に移住しました。
全ての再生は10年計画なので、まだまだ続きます。

もちろんプロの方々にもお世話になりますが、お金があまり無いので、なるべく低予算と自力での再生を頑張っています。

ブログの記事数は膨大なので、手っ取り早く内容を知りたいという方はこちらのスライドショーをご覧ください。
ブログの内容を25分に凝縮しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpFnv9gLmJM

自分が古民家再生をする上で、他の人のブログを参考にしたり、あるいはHPから知識を得たり、ネット社会には本当にお世話になっています。
なので、自分自身も再生の過程を発信することで、少しでもネット社会から与えてもらったものに対して恩返しできればと思っています。

皆様からいただけるコメントに励まされ、またブログを通じて広がってゆく人の輪がとても楽しみです。

当ブログはリンクフリーですので、ご自由にお使いください♪

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