18畳間・小壁の枠を作る(2015年12月29日) - 2016.01.27 Wed
小壁ができる箇所の墨つけができたので、束と枠から作り始めます。
レーザーレベルで見てみると、随分と上の梁とはずれているということが分かりました。
レーザーレベルの垂直に合わせて墨付けをしていきます。
ここの鴨居の下には新たに2本の柱が入っていて、吊り束の役目も終わっているので、解体します。
さて、それでは束から立てていきましょう。
建てる箇所は・・・、当然鴨居から桁にかけて。
この桁、ご覧のとおりの立派な丸太材ですからね。
これに合わせて束を加工します。
3時間くらいかけて何とか1本目が入りました。
続いて2本目。
1本目でコツがつかめたので、今度は30分くらいで入りました。
本来ならば少なくとも上下に雇いのホゾで入れたいところなのですが、何せ丸太材にあわせた加工で余裕がありません。
「構造には関係ないから大丈夫」と自分に言い聞かせて、イモでビス留めしました。
続いて、桁から桁にめがけて、小壁の上端となる枠材を入れます。
そんな作業をしていると、教え子が2人遊びに来てくれました。
実はお昼過ぎに電話があって「古民家に遊びに行く」という連絡を貰っていたのです。
実際に来たのは5時半くらいで、それから1時間くらいかな、現場でお喋りして過ごしました。
在学中から憎まれ口ばかりの生意気な子達ですが、こうやって卒業後も遊びに来てくれるのは嬉しいですね。
ボロボロの格好で作業している担任を見て「パンでも買ってきてあげれば良かったね」と(汗)
ははは。
次回はなんか恵んでおくれ♪
彼女らが帰った後にもう一本枠材を入れてこの日の作業は終了。
枠材はその上にある梁に添うような形で入れるので、この画像で分かるとおり水平にはなりません。
さて、梁に沿わせることを優先すべきか、水平を優先すべきか。
ちょっと悩みましたが、梁に沿わせることを優先することにしました。
水平を優先すると、枠材と針との間に最大4センチくらいの隙間ができ、それを埋めるのが大変そうだからです。
今さらこの家で水平垂直に固執するのも変ですし。
後日談ですが、いざ小壁が完成すると、この枠材が水平でないことなんて全く気になりませんでした。
ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。
↓
- 関連記事
-
- 18畳間南側の小壁を作る・後編(2015年12月30日)
- 18畳間南側の小壁を作る・前編(2015年12月30日)
- 18畳間・小壁の枠を作る(2015年12月29日)
- 18畳間・小壁を作る算段をする(2015年12月29日)
- 小壁を中塗り仕上げする(2015年12月6日)