柱を土台に入れる(2013年10月6日午前) - 2013.10.12 Sat
作業内容はというと。
昨日の記事で柱の間に貫を通しましたが、今度はその柱の下に土台を敷き、土台に柱を挿していきます。
まずですね、基礎の上に土台を敷いていきます。
昨日の記事に書いたとおりですが、基礎と土台には鉄筋を入れる用の穴が開いています。
真上から覗くと基礎に開けてある穴まで見えます。
そして、基礎の穴の中にはボンドが充填されています。
これは・・・、鉄筋って呼んでいいのかな?
グラインダーで面取りしてあります。
これを落としていきます。
ただ、土台と基礎の2つの穴は微妙にずれているので、落とすだけではすんなりと基礎の穴まで落ち込みません。
穴の上から棒を突っ込んで、土台と基礎との間にも何かを突っ込んで、おっつけながらアシストしなければなりません。
地味な作業です。
うまく行くと鉄筋は奥まで入り込み、基礎に充填されているボンドが溢れてきます。
この段階では、ジャッキアップされているので、柱が宙に浮いています。
そのジャッキを緩めると自然に降りてきて、ホゾが納まるという寸法。
ただし一つ問題があります。
これは昨日の記事の写真ですが。
ジャッキアップの都合で、柱が随分と斜めになった状態で宙に浮いているのです。
このまま降ろしても絶対にホゾは納まらないので、僕が外側から押しながら、柱一本一本を収めてきます。
2人でやったので途中の光景を撮影する余裕はありませんでしたが、このように納まりました。
まだこの段階だと、完全に入りきってないんですけどね。
どんどんジャッキを緩めていきます。
この辺りに絡んでいるジャッキだけで6本くらいありました。
それをゆっくり緩めていきます。
これも大変な作業ですね。
絡んでいる全てのジャッキをゆっくりと、平等に緩めなければなりません。
不均等に緩めると、建物に負担がかかります。
ここで地味すぎる問題が発生。
このように他所のジャッキで持ち上がっていたところに掛けたジャッキは、最大限に緩めても外れなくなっています。
そこで急遽、別のジャッキを使って建物を持ち上げ、救出します。
うまく行きました。
これで柱を入れる作業は完了。
貫も綺麗に納まっています。
実測から、墨つけ、刻みと時間がかかったこの作業、無事に収まってあゆみ大工さんも満足げです。
次にシャチ栓を完成させていきます。
このように栓を打って、余分な部分を切って完成です。
ここまでで僕は出番も終わったものだから、自分の作業に戻っていたんですよ。
で、お昼のチャイムが鳴って、あゆみ大工さんが「休憩にしましょう」って。
僕も作業を切り上げて、土間に行ったわけです。
で、あゆみ大工さんは大黒柱の横で何かしていたんだけれども。
僕が土間に入った瞬間辺りで、あゆみ大工さんの上に何かが降ってきたんですよ。
5寸角で長さ2尺くらいの横架材が。
それは運よく、あゆみ大工さんの肩というか、腕の辺りに当たったんだけれども。
結構でかくて、重い材だったからな。
頭にでも当たったら、ただではすまなかったでしょう。
「あはは。いま僕、死にそうだったよね??」
あゆみ大工氏はいつもの調子で笑っておりましたが(汗)
くれぐれもお気を付け下さい・・・。
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