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2018-06

中野さんの古民家を訪問(2017年1月2日) - 2017.01.27 Fri

昨日の記事で年末年始の帰郷について書きましたが、実はもう一つ例年と異なることがありました。
古民家再生中の3年間は1月2日はお昼には伊那谷に戻りまして作業を開始していたのです。
ところが、今年はその必要もなし。
ということで、せっかくなので新城まで中野さんの古民家を見に行きました。

中野さん一家が泊まりに来た・結婚式から6周年 - 2016.11.27 Sun


中野さんというのは、以前にこちらの記事で紹介しました。
うちのブログの読者さんであり、愛知県の新城市に古民家を購入して再生に挑もうという方です。
ちなみに偶然ですが、僕と同じ中学校の3つ下の後輩でもあります。

その方が昨年11月末に、我が古民家に遊びに来てくれました。
そして初対面ながら大いに語らいました。
そのときに感じたのは、やはり物件を見ないと具体的なアドバイスは出来ないということ。
いや、もちろん僕は本業ではないのでアドバイスなんてしなくていいんですが、施主施工の古民家再生をした人間だからこそできるアドバイスというのもあるとは思うのです。
プロはお金さえあれば何でも言ってくれますし、何でもやってくれますが、実際にはお金は有限ですから。

ということで、帰郷帰りの1月2日に新城の古民家で待ち合わせをして、お話しすることにしました。
以下、写真がたくさん出てきますが、図面が手元に無いので散発的です。
「ああ、こういう物件なんだ」という参考までに。

P1022299_R.jpg
まずは離れから。
昭和初期な感じのお風呂。
僕が学生時代に住んでいた家や、兄が昔住んでいた家のお風呂もこんな感じだったなあ。

P1022300_R.jpg
こちらが中野さん。
穏やかな好青年ですよ☆
僕のような変人ではありません。
変人でないのに古民家再生をするという、奇特な方です(笑)

P1022301_R.jpg
離れの1階。
ガラス戸が多用されているから、明るいです。

P1022302_R.jpg
1階の天井。

P1022303_R.jpg
1階トイレ。
床板を突き破って竹が進入してくるようです。
すぐ隣の段下が竹林です。
竹林は良し悪しですが、中野さんの場合竹林からの小舞竹の自給が出来ます。

P1022304_R.jpg
離れ2階座敷。

P1022305_R.jpg
と、その奥の床の間。

離れのほうが築年数が新しい分だけ状態も比較的よく、畳さえ入れ替えればすぐにでも子どもの遊び場所などとして使えそうです。

P1022307_R.jpg
変わって今度は母屋。
玄関を入ったところを見上げています。

かっこいい!!
我が家の残念なのはこういう曲がり梁がないこと。
我が家の梁桁は案外まっすぐなのです。

古民家再生の場合は梁桁を見せたくて吹き抜けにしてしまう場合が多いのですが、そのせいで寒くなったり居住性が犠牲になります。
この家の場合は、おそらく二重梁になっているのでしょう。
梁を見せながらも天井を作れるという、理想の状態になっています。

P1022308_R.jpg

P1022316_R.jpg
ただ一方で、少し残念で気の毒なのが、柱や敷居にこのようなキクイムシの食害が多いこと。
かなりボロボロのものが数本あり、ひどいのは化粧材を被せてカバーしてあります。

P1022309_R.jpg
空中写真。
母屋と離れと蔵が敷地内にあります。
基本的にはちゃんと大切にされてきたお宅のようです。

P1022311_R.jpg
上手すぎて読めない掛け軸があったり。

P1022313_R.jpg

P1022314_R.jpg
あと玄関には大量の提灯入れが。
これもきれいにすれば何かに使えそうですね。

P1022315_R.jpg
古民家にありがちな隙間。
プリント合板が貼ってあります(笑)
丁寧に施工するならば小舞を掻いて土壁を塗るのが良いでしょう。
ただ、たったこれだけの隙間なのに時間だけはかかるので、他の土壁と同時進行で。

P1022319_R.jpg
母屋の中心部に、床が抜けてしまった部屋が一部屋だけ。

ある程度手入れされているこの家に床が抜けている部屋があるということは、しばらくの間無人だった期間とか、雨漏りが放置されていた期間があったのではないかというのが、僕の推測。
雨漏りは家の寿命を絶対的に縮めるもので、雨漏りさえなければこういう物件はもっと良い状態で残せるはずです。

P1022320_R.jpg

P1022321_R.jpg

P1022322_R.jpg
外観です。

P1022323_R.jpg
蔵です。
傷みが激しく、特段残したい希望が無ければ、古民家再生が落ち着いた頃に解体するのが良いでしょうね。

P1022324_R.jpg
隣のこのあたりも敷地に含まれます。
こういう敷地があると、再生作業中は何かと重宝するはずです。

さて、見学と話し合いは午前中に1~2時間くらいなものかと思っていたのですが、実際には5時間近く、午後3時過ぎまで話してしまいました。
中野さん自身、今回の再生はすべて施主施工によるものではなく、我が家と同じように業者と協力し合ってのものです。
なので、僕は敢えていうなればセカンドオピニオン的な立場で、いくつかアドバイスはしました。

しかし、このときには一番大切なことは言えなかったのですよ。
それはまた明日の記事に書きます。



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あれから1年 - 2013.09.10 Tue

今回の記事でちょうど300回目の投稿です。
パチパチパチ。

こんなこと初めてですね。
今までも100回目、200回目の区切りとなる投稿もあったはずなんだけど、見事に忘れていたんですよ。
今回は忘れなかった!!

さて、夏が終わりつつあって、秋の匂いがしてきて。
なんだか懐かしい気分です。
季節が一回りしたんだなと思って、ちょっとジーンとしたり。

去年のあの頃の匂いがして、いろいろと思い出します。
「あの頃」というのは古民家を探していた頃。
8月4日に長野の再生古民家を見に行って、9月13日に辰野~茅野で3軒の古民家物件を梯子して。
今思い出すとここからが怒涛なんですよね。

9月14日深夜に、もう一軒の古民家をこっそり外見だけ見にいって。
9月16日はあちこちに車で古民家探しに行って。
その日の夜にネットで現在の古民家を発見し。
9月17日にその古民家を外見だけ見にいって。
20日に内部を見学して。
あの頃はまだ前の家主が住んでいたなあ。
そしてゴミだらけの、ボロボロの廃屋だったなあ。
ちょっと懐かしさも込めて、古い写真を出してみますか。

120920-111252_R.jpg
どの部屋も雨漏りで、無事な部屋なんてほとんど無かったよなー。

120920-112527_R.jpg
ゴミだらけだった18畳の囲炉裏の間。
家主はほぼここだけで暮らしていた。

130103-090954_R.jpg
同じくゴミだらけだった土間。
ここが今、生まれ変わろうとしています。

130223-114639_R.jpg
足の踏み場が無かった蔵。

130407-120625_R.jpg
崩れまくっていた下屋。
よくも片付いたものです。

9月22日には保証人さんと会って。
さらに、9月23日には大工のIさんとも下見に行っています。

で、ですね。
一方このころ、我が家族はなぜか釣りにはまっていて、毎週駒ヶ根の大沼湖に釣りに行っていて。
今思うととんでもない勢いで動き回っていますが、当時は出産秒読み状態でしたから、動けるうちにたくさん動いておこうという気持ちはありました。

あとは空いた時間はほとんど、古民家再生の勉強をして。
短時間の間に随分たくさんの知識を身につけたものです。
このときは「この物件を本当に買っていいものかどうか」ということを考える時期で。
屋根の直し方一つとっても、いろんなやり方があり、性能やら予算やらの兼ね合いで考えることは山ほどあって。
例えば70坪の平屋に金属屋根を被せるって、どういう工法があって、どれくらいの期間とお金がかかるのかって、素人のには全然分からないですから。
そういう工法一つ一つと、かかる費用とかを調べていったわけです。

そうこうしているうちに、9月28日に次女の周が誕生して。
1週間くらいは毎日、病院までお見舞いに行って。

退院するとすぐに全半会の仲間で、工務店2代目の侍が下見に来てくれて。
いろんな人に下見してもらって、自分でも調べているうちに、「再生できそう」という目処もついてきて。

11月1日に買い付け証明書を提出。
12月23日に頭金を支払い、まだ完全に自分のものになったわけではないけれども、年明けからぼちぼちゴミの片付けを始めて。
1月24日に残金を支払って、売買成立。

4月下旬まで3ヶ月半くらいをかけてゴミ片付けが完了。
毎週末片付けにいって、3ヵ月半です。
70坪の母屋と蔵2つ、茶室と物置全てがゴミの巣窟でした。

で、4月下旬からGWにかけては、建具、畳、畳下地、根太の取り外しと、建物の不要な部分の解体。
特にGW作業は4日間やりましたが、毎日10人くらいの助っ人が来てくれて、とても助かりました。

そこからはいよいよあゆみ大工さんに入ってもらって、レベルを測ったり、正確な平面図、立面図作りをして貰いました。
とはいっても、すぐには本格的な工事は始まらず。
8月19日から曳き屋さんの春日工業さん、モザイクアーティストのシンペイさんを交えての再生工事が本格着工して、現在に至ります。
そして最初に戻りますが、今のこの空気を嗅ぎながら「季節が一回りしたんだな」と、ちょっと感慨に浸っているわけです。
ビートルズの「ペニー・レイン」なんて聴きながら。

長女は中学生になって、反抗期が始まって、部活で忙しくて、昔みたいに再生工事はなかなか手伝えなくなりました。
次女の周はもうすぐ1歳で、つかまり立ちと、伝い歩きが得意で、こうやって夜な夜なブログを書いている僕にちょっかいを出して、困らせてくれます(笑)
夫婦は結婚3周年を迎えたけれど、まだまだ新婚気分です。
相変わらず破天荒な動きをして、僕を楽しませてくれる嫁さんが今でも大好きです。

300回記念。
季節は一回りし。
古民家はゆっくりだけれども、着実に直りつつあり。
家族は変化しながらも、笑顔がたくさん。
鈴木家は今日も幸せです。



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内部の下見(3)(2012年9月20日) - 2012.12.03 Mon

今日は第1回目の下見の最後で、トイレとお風呂の紹介ですが、その前に忘れていたものを載せましょう。
このブログは依然として、リアルタイムに比べて2ヶ月半遅れなので、かなり思い出しながらなんです。
だからところどころ記事が前後してしまって、ごめんなさい。

で、何かというと、1回目の下見の前にメモってあった「下見のポイント」です。
一応僕は几帳面なので(えへん)、事前に嫁さんと一緒に下見のポイントを書き出してあったのです。
そのポイントをまず書き出して、それについて下見した結果も書いていってみましょう。
といっても、ここで書き出す「結果」は部分的にではありますが、これ以降の下見で明らかになった部分もあります。

・屋根の状態(雨漏りの規模・修繕について)
→前々回の記事のとおり。屋根は絶望的な状況です。

・床・床下の状態(雨漏りによる被害状況)
→6畳間は本当に絶望的に落ちています。
 勉強した今の視点から見ると、根太と大引は朽ち果てているはず。
 床下はこのときは見れませんでしたが、後々見てみると意外なほど乾燥していました。

・シロアリの有無
→このときの下見ではシロアリの確認は出来ず。
 住人も「羽蟻はほとんどみたことがない」とのこと。
 しかしこれも後々、雨漏りのひどい箇所でシロアリによる食害は確認できました。

・トイレの状態
→ネットに載っている間取りが信用できないから入れた下見ポイント。
 詳しくは後述。

・風呂の有無(間取りによっては存在しないが・・・)
→こちらも要確認ポイント。
 詳しくは後述。

・外壁・内壁・天井の状態
→外壁も内壁もボロボロになっている。
 天井は雨漏り箇所以外は使えそうな感じ。
 なんかこう書いてみると、構造体以外はほとんど駄目じゃん(汗)

・固定資産税
→結構気になったポイント。
 せっかく持ち家を持ったのに、固定資産税がかかって、借家並みのランニングコストになったら洒落になりませんからね。
 それでは金額はというと。個人情報になるので、もう少し売買の話が進んだら教えてくれるそうです。

・火災保険
→古さは関係なしに入れるそう。
 ただし、「うちでも斡旋してるけど、割高だから他所にしたほうがいいよ」って言われました(汗)

・雷で燃えた蔵の撤去
→値段の話も入ってきますが、「不要物の撤去と値引きを含めて売主の手元に1000万円が行く位の計算(売主の元々の希望価格は1300万円)でどうですか」とT開発に言われました。
 つまりは面倒な部分はなるべく売主負担で。

・外の古屋(離れ)について
→謎の離れでしたが、T開発の説明で「茶室」であることが判明しました。

・無事な蔵の有無
→ネットの情報では母屋に蔵が二つ、物置が一つ、古屋が一つでした。
 蔵は一つは落雷で燃えてしまったとして、もう一つはというと、土壁が崩れていました。
 これも後に判明しますが、燃えてしまったくらい上に絶望的な状況です。

・値段
→値引き可能かも。
 1300万円のところを1100万円にして、かつ不要物を撤去して貰うくらいの見込みで行きましょう、って不動産屋さんからは言われました。

・面倒を見てきてくれた茅葺職人・大工の有無
→不明とのこと。

・下水道との距離
→敷地のすぐ東側の公道まで下水道が来ています。
 ただしそこからの敷地が広いので、直線距離はそんなに短くならないですが。

というような内容を見てきました。
このような確認すべきポイントはこれからどんどん増えてゆきます。
一方確認済みで、「だったらこうしよう」というポイントはそれほど増えません。
未確定のポイントのみが増えてゆきます。

さて、ここまでが長くなってしまいましたね。
最後にトイレとお風呂を見ましょう。
トイレとお風呂は本来は部屋から出て、濡れ縁を歩いていく感じです。
しかし、現在は濡れ縁が朽ちていたり、あるいは雨戸の立て付けが悪くて部屋の中からは行きにくかったり。
外周を回るついでに下見しました。

DSCF2617_R.jpg

DSCF2616_R.jpg
何でもう少しましな写真を撮らなかったんだろう(汗)
場所としては北東の隅にあります。
大正浪漫風の磁器で出来た便器ですね。
骨董的な価値があるそうです。
ちなみに汲み取り式です。

DSCF2614_R.jpg
トイレ以上に写真がひどいですね。
なんと1坪に浴室と脱衣所と洗濯機があります。
浴室と脱衣所は区切られていません。
とんでもなく安普請の上に、不便な環境です。
隙間風だらけというか、半分屋外みたいなものです。
これを直して使ったらかなりの勇者になれます。


という感じで、第1回目のちゃんとした下見を終えました。

ここからはどうなるかというと。
度重なる下見、打ち合わせ、そして勉強。
今に至るまで「この物件はどうなるんだろう?」って本気で心配になるほど、不確定要素が多い状態が続いてゆきます。
家を建てる人も、再生する人も、たくさんの「不安」の中で前に進んでゆくのでしょうなあ。
なんてことを思いながら・・・。



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内部の下見(2)(2012年9月20日) - 2012.12.03 Mon

ブログを始めて3週間になり、毎日記事を書いていましたが、昨日は初めてお休みしてしまいました。
というのも、午後4時から急遽愛知に行くことになったのです。
人生って何があるか分からないものですなあ(汗)

行った先は豊橋で、全半会の仲間と飲んで、仲間の家に宿泊して、今日帰ってきました。
飲みの中で古民家の話も出して、「土間にボーリングレーンを作ろう」とか「18畳の部屋にはゲルを建てよう」みたいなアイデアが出てきて、いじり甲斐のある物件だこと(笑)

という、謎な週末を過ごしました。
ちなみに僕の実家は豊橋の隣の、蒲郡というところなのですが、寄りませんでした(笑)


さて、本題に入りましょう。

物件の下見の続きで、いよいよ内部に入っていきます。
あ、でもその前に間取りを見ておきましょうか。
間取りはT開発のHPと、東京のほうの田舎暮らし情報サイトで出ています。

タウン開発
こちらはT開発の方。

ふるさと情報館
で、こちらは田舎暮らし情報サイトの方。

物件の向きは仕方ないにしても、随分と間取りが違い気がしますが(汗)
これは後々に判明することですが、実はこの間取り図は2つとも間違っています。
しかも、大きく間違っています。
古民家の物件でよくある「間取り図と現況が異なる場合は、現況を優先します」ってのはこういうことを言うのかなあ。ぶつぶつ。

さて、内部です。

DSCF2613_R.jpg
玄関を入ってすぐの土間から、上を見上げた感じ。
梁は松でしょうか。
かっこいいですね。

DSCF2605_R.jpg
同じく、土間からの梁。

DSCF2612_R.jpg

DSCF2611_R.jpg

DSCF2606_R.jpg
囲炉裏と台所と畳スペースがある18畳間。
現在の居住者はほとんど、ここのみで生活しています。

DSCF2597_R.jpg

DSCF2598_R.jpg
玄関近くの土間から上がった辺り。
杉の1枚板と思われる建具がとても貴重らしいです。

DSCF2596_R.jpg
同じく上がって左手の6畳間。
この家で一番小さい畳の間。
一番雨漏りが激しくて、朽ち果てています。

DSCF2599_R.jpg

DSCF2595_R.jpg
同じく上がって奥の10畳が2間の辺り。
雨漏りはそれほどひどくないですが、壁の老朽化が激しいです。

DSCF2600_R.jpg
10畳2間の突き当たり。
ここも壁が崩れています。
あ、T開発の社長も写っちゃった。

DSCF2601_R.jpg
10畳2間から更に右手に繋がっている10畳間の突き当たり。
この家唯一の床の間があって、色々飾ってあります。
右下の胸像は誰でしょうか?
後々、面白いことが分かってきます。


という感じで、とりあえずの内部下見をしました。
ただし変なんです。
いや、ここまでだけだと、間取り図との相違はそれほどじゃないんですけどね。
外を一周したときの感覚と、中を見たときの間取りの感覚がちょっと違うんです。
後で分かってくるのですが、それもそのはず、10畳2間が丸ごと開かずの間として存在していたんですね。
あまりにも入りづらいので、間取り図では無かったことになっていた部屋です。
開かないとはいえ20畳分を間取り図から消滅させるのはすごいと思いますが・・・。

さてさて、内部は一応見ましたが、トイレとお風呂が残っていますね。
これは内部とも外部とも付かない、古民家にありがちな増築部分です。

その件はまた明日書きましょう。



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内部の下見(1)(2012年9月20日) - 2012.12.01 Sat

物件を発見した週の木曜日、早くも内部を見学する段取りができました。
立ち会うのは僕たち夫婦・買主側K不動産・売主側保証人・売主側T開発です。
嫁さんは産休中だったし、僕は木曜日の午前中ならば有給を取りやすい状況なので、このときにしました。

物件の概要について、もう一度書くことにします。
値段は1300万円。
築年数は推定150年。江戸末期頃。
敷地は700坪弱。
建物は65坪ちょっと。
茅葺。
雨漏りあり。
といったところです。

この日は朝の10時に物件で待ち合わて、下見を開始しました。
ちなみに保証人の方は急用で来れませんでした。

まずは外見からです。
外見は前回はちょっとだけ見ましたが、今回はわりとじっくり一周することができました。
DSCF2594_R.jpg
正面から。
茅葺屋根がまさに威風堂々といった感じです。
ただ、このときは晴天なので気になりませんが、天気の悪いときに見るとかなり屋根自体が苔むしていて、緑っぽく見えます。

DSCF2632_R.jpg
玄関を背にして、敷地を見た感じ。
700坪もあると本当に広いです。
ちょっとした保育園とか作れそうな感じに。
一般市民が住むには広すぎるかと思いますが、ヤギを飼うってなると、余裕のある敷地がほしいですからね。

DSCF2634_R.jpg

DSCF2627_R.jpg

南側の壁面。謎の薪置き場みたいなのがありますね。
700坪の敷地の真ん中に母屋がある感じです。
母屋はやや南北に長い長方形の建物で、屋根は寄棟です。

DSCF2633_R.jpg

DSCF2628_R.jpg
玄関脇の小屋?東屋?
嫁さんは「自転車を置くのにいいよね」とか言っていましたが、後々に井戸であることが判明。
ただ、物が結構置いてあって、井戸はいまだに目視できず。

DSCF2636_R.jpg
屋根は立派ですが、ところどころこうやって朽ち果てています。
で、当然、朽ち果てたところから容赦なく雨漏りします。

DSCF2629_R.jpg
「玄関」というと聞こえがいいけれど、玄関ではない、しかし玄関的な役割を果たす何か。
障子でできています。

DSCF2630_R.jpg
雷で焼けてしまった小屋。
普通にびびります。

DSCF2623_R.jpg
左手に謎の小屋が見えます。
後で分かったのですが、「茶室」だそうです。

DSCF2624_R.jpg
茅葺屋根の断面図。
厚さは60センチほどあります。
一口に茅葺といっても、一番内側は水はけのいい葦(よし)で出来ています。
今までいろんな茅葺を見てきましたが、こうやって材料が適材適所に使われていて、層になって見えるのはいい仕事をしている証拠です。
一番外側はかなり苔むしていますね(笑)

ちなみにこの物件、敷地内には母屋のほかに蔵が2つと、物置が1つ、茶室が1つ建っています。
って書くと本当に豪邸な感じですが、実はどれも使えないんですよ。
蔵は1つが焼け、1つは崩れています。
物置は安普請なので朽ち果てています。
茶室も安普請なので、とても使えない状況です。
母屋ですら、ほとんどの人から見たらどうしようもないボロボロの状態でしょうが。
母屋以外の建物は、せいぜい補修して、家畜小屋くらいにはなるかなと思っています。

さてさて。
外見の写真だけで随分と長くなってしまいました。
次回は内部まで入って行きましょう。




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プロフィール

野人

Author:野人
こんにちは。
野人っていいます。
前職はラーメン屋台を経営していました。

伊那谷にて2012年暮れに築150年の古民家を購入し、3年4ヶ月かけて最低限の面積を再生して、2016年3月末に移住しました。
全ての再生は10年計画なので、まだまだ続きます。

もちろんプロの方々にもお世話になりますが、お金があまり無いので、なるべく低予算と自力での再生を頑張っています。

ブログの記事数は膨大なので、手っ取り早く内容を知りたいという方はこちらのスライドショーをご覧ください。
ブログの内容を25分に凝縮しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpFnv9gLmJM

自分が古民家再生をする上で、他の人のブログを参考にしたり、あるいはHPから知識を得たり、ネット社会には本当にお世話になっています。
なので、自分自身も再生の過程を発信することで、少しでもネット社会から与えてもらったものに対して恩返しできればと思っています。

皆様からいただけるコメントに励まされ、またブログを通じて広がってゆく人の輪がとても楽しみです。

当ブログはリンクフリーですので、ご自由にお使いください♪

ご用件のある方は
zenhankai@yahoo.co.jp
あるいは
090-1707-2071
までどうぞ。

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