物件に求める条件(2012年9月16日) - 2012.11.26 Mon
でもなかなかうまく行かないものですね。
自分の求めているものは贅沢なのかなあ。
古くて大きくて便利で、なんて・・・。
確かに伊那谷は南北に広くて中央道も飯田線も通っているから、伊那谷に住んでいる限りはある程度の交通網は利用しやすい環境です。
これは例えば北信で考えると、小川村とかの山奥となると、インターチェンジまでが1時間以上かかるってのも普通になってきます。
そして駅までも絶望的に遠く、バスは1日2本とか・・・。
その点、伊那谷の場合はそこまで苦労はしません。この辺りで一番不便だろうと思われる高遠や長谷でもインターまで30分ちょっとくらい。
大体の場所はインターから10分とか20分の範囲です。
それくらいこの伊那谷の真ん中を高速道路が通っていて、しかも飯田・松川・駒ヶ根・伊那・伊北とインターが等間隔で連なっている状況は便利です。
まあただ、これも自動車を普段使う大人の感覚であって・・・。
歩きや自転車の子供たちから見たら、不便さはありますね。
自分が下見したり、探してみた古民家は大体は伊那谷のちょっと上の辺りにあります。
一方飯田線は大体は伊那谷の谷底に沿うように走っています。
だから古民家の物件が見つかっても、大体は高いところにあって、駅まではほんの数キロであったとしても、かなり坂道になってしまうということです。
谷だから駅まで近いけれど、谷だから坂が大変という状況が見えてきました。
さて、でも、じゃあどうするか?
古民家移住を諦めるか?
もう少し待ったり、探したりしてみるか。
そんなことを考えながら悶々としていたのが、自分の足で物件を探した9月16日の夜でした。
で、まあ、悶々としていてもしょうがないので、facebookに古民家に求める条件を書いてみました。
自分の考えをまとめるために。
そして、だれかいい物件情報を持ってないかななんてちょっと期待しながら(笑)
以下、そのときの投稿内容を掲載します。
あくまでそのときの投稿内容そのままですから、今の僕の考えと異なる部分もありますし、夢見がちな部分もあります(笑)
(以下転載)
探している古民家の条件
(絶対に外せないもの)
・築年数は古いほどいいけど、大正期から江戸後期くらいが理想。
・建物は5kくらい。延べ床面積にすると40坪以上。なるべくゆったり子育てしたいし、全半会が10人くらい泊まりにきてもいいように。
・敷地面積は200坪以上。駐車スペースを考え、あと後述の動物も飼いたいから。
・風呂トイレつき。当然だけれど、案外これらがないのが古民家。トイレとか離れになっていて、取り壊されているケースが結構ある。風呂トイレがなくて、増築ってなるとそれだけでかなりの金額がかかってしまうから。
・梁が見える。以前下見した古民家2軒は梁が見えなかった。せっかく築100年のものだったのに、おかげで見た目はほとんど昭和の「文化住宅」。古民家らしい黒光りする太い柱と、しっかりとした梁を見ながら暮らしたい。
・静けさ。今住んでいる場所も静かだからなあ。インターから40秒のところだけれど(笑)。
・小学校中学校が自力で通学可能で、駅まで4キロ程度。これはリタイアのIターン組みとは異なる条件。長野県では親が送り迎えするなんて当たり前みたいに行われているけど、僕はすごく違和感を感じる。雨の日も雪の日も自力で通学し、丈夫な心と体を作ってほしい。
(妥協はできるけど、できれば欲しいもの)
・蔵。長野県の田舎では標準装備。農具とか味噌とかキャンプ道具とか、置きたい物がたくさんある。
・ニワトリとヤギを飼いたい。完璧には無理だけれど、可能な部分だけでも自給自足したい。家畜を飼えるような広くて、静かな場所がいいな。
・囲炉裏。
・屋根裏部屋。養蚕で使われていた屋根裏なんていいね。
・家庭菜園できるスペース。
・それなりに近所にスーパー。のんびりした田舎暮らしとはいえ、アメリカみたいに大きなフリーザーがないと生活できないのは嫌だな。
・土間。
・茅葺屋根。これは悩ましい。維持管理が大変だし。でも余裕があれば維持していきたいね。
・井戸。ここまでくると贅沢か・・・。
・下水への接続。
・大きな作業場。人生での大きな目標の一つが「手作りでヨットを作り、航海に出る」なので。ヨット作りができるスペースは欲しいよな。
・田んぼ。自家消費分だけ作れればいいです。
以上、贅沢な条件を書き連ねましたが、これらの条件に合致する物件がありましたらご連絡ください!!
(なかなか無いってばw)
(転載終了)
ちょっと変な部分もありますが、これがこの頃、物件を探すときに考えていた条件です。
こうやって人に読んで分かってもらえるように書くだけで、自分の考えというものは随分と整理されるものです。
このブログもそうですね。
残念ながらfacebookにこれを載せただけで「それならこんないい物件があるよ」なんていう紹介が飛び込んでくるほど、世の中は甘くありません。
いや、でも、この文章を載せたまさしく次の日に、我々はついに運命の物件と出会います。
「求めているものを手に入れるためには、できる限り正確に具体的に、どんなものを求めているかを思い描くべきだ」
というような、名言だか、格言だか、人生訓だかがあったような気がします。
多分・・・。
そんな人生訓を教えてくれるような「自己啓発」的なものには興味がありませんが、とりあえず今回は、求めているものを明確に思い描いた直後に、それが与えられることになりました。
うーん。
結果論!!
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