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2017-03

研ぎセットを作る(2017年2月26日) - 2017.03.13 Mon

昨日の記事の続きです。

設備屋さんがやっていた入力側(水)の施工が終わりまして、僕がやっていた出力側(お湯)の穴掘りも終わりまして。
おやつを食べまして。
さて、じゃあ日暮れまでまだ時間があるから、作業を続けましょうかと張り切っていますと・・・。
設備屋さんは、
「俺、そろそろ帰っていい・・・?」
と(笑)

ええ?!
と思ったのですが、キリもいいし、そろそろ暗くなってくるし、風も吹いて寒くなってきたし・・・、とか何とか言い始めまして(笑)
「鈴木さんは毎日そんなに遅くまで作業して大丈夫?明日も仕事でしょ?」
ということなのですが、僕は割りと大丈夫です。

時間一杯まで作業するのは慣れていますし、まあ設備屋さんと異なるのは本業は屋内でのデスクワーク(?)であること。
だから平日の本業で頭や目を使って、休日の古民家再生で体を使うというサイクルは、実は僕にとってはとてもバランスが取れている素晴らしいことなのです。
それは毎日が肉体労働の設備屋さんとは異なるところ。

とか何とか言っていたら、本当に帰ってしまいました(笑)
仕方ないけど。

まあ、確かに暗くなってくるな。
風も吹いてきて、肌寒いな。
外の作業は予想かな(というか、外作業はこの時点ではほとんどない)。

ところで、以前の旧宅では出来ていたのに、古民家に移住してからは出来なくなったことがあります。
それは、台所での刃研ぎです。

台所で刃を研ぐというのは当然のことなのですが、嫁さんはこれを嫌がります。
一番の原因は、刃研ぎをした後はシンクが砥糞でジャキジャキになるからです。
砥糞くらい、ちゃんと流せばいいのでしょうが、水よりも重いので水流だけでちゃんと流すのは困難ですし、たとえばシンクのわずかな油や水垢にもこびりついて残存します。
それを防ぐためには、研いだ後に洗剤とスポンジでこすればいいのですが、すると今度はスポンジが砥糞でジャキジャキになるので、廃棄しなければなりません。
いずれにせよ、僕のようないい加減な性格では、砥糞を完璧に除去するのは不可能で、僕が刃研ぎをした後の台所では嫁さんは多かれ少なかれのストレスを抱えています。

僕としても、旧宅の汚いシンクならよかったのですが、やはり古民家の新調したシステムキッチンを砥糞で汚すのは忍びなく、結局移住後は一度も刃研ぎをしていません。
というか、古民家再生の最後の1年近くも、刃研ぎをする余裕が無かったので、ほとんど刃研ぎをした覚えがありません。

どうにかしなければならない。
鑿もいつかは使うし、包丁だって切れないとストレスです。

P2260728_R.jpg
ということで、大工さんがよく持っているような研ぎセットを作ることにしました。
このようなコンテナを用意しまして。

P2260729_R.jpg
ベースとなる廃材に、ずれ防止の下駄を履かせまして。

P2260730_R.jpg
あとは、砥石がずれないようなストッパーをつけて完成です。
簡単すぎて記事にするのも申し訳ないくらいです。

P2260731_R.jpg
サイズも手持ちの砥石と冶具をすべて入れてピッタリの大きさでした。

砥石がちょっと多いように感じますので、少し解説します。

砥石が粗研×1と、中研×2と、仕上げ×1です。
あとは面直しが粗研用と、中研仕上げ用です。
それと冶具と、さっき作ったベース台です。

これを適当な高さの机で使いたいのですが、実は机が手配できていないのでまだ使っていません。

P2260732_R.jpg
さらにもう少し時間が残ったので、卯の部屋の畳下地の下穴開けを完了させました。
後はビスを打つだけなのですが、これは外作業が出来ない雨の日にやることしましょう。

といっていると、週末が晴れてばかりいて、この部屋のビス打ちはちっとも進んでいません。
まあいいです。
当面は外作業で優先すべきことがたくさんあります。



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● COMMENT ●

砥ぎセット

確かにシンクで研ぐと、あとが厄介ですよね。
なので屋外で研いでいるのですが、冬は水が冷たいこともあって億劫に感じます。
今の時期は鉈を使うことが多く、鎌砥石でちょいちょいとやってしまっていますが、刃砥ぎセットがあればしっかりと研げそうです。

そう言えば、薪ボイラーは結局、野人さんの記事の影響もあり、ウッドボイラーを導入することにしました。
秋施工・冬稼働の予定ですが、ものの手配は既にATOさんにお願いしました。
竹ボイラーと迷ったのですが、竹だけでなく樹木(薪ストーブで使う幹以外の部分)も多く発生することがわかってきましたので、汎用性のあるウッドボイラー(竹も可とのこと)にしました。
野人さんのところも広大な敷地内に整理すべき立木などがたくさんあるようですが、我が家もボイラーなどでどんどん使っていかないと山と化してしまいそうな状況です・・・

Re: 砥ぎセット

>里山古民家さん

ウッドボイラーの仲間が出来るようで、嬉しく思います。
僕は地元の金物屋さんみたいなところを通じて買いましたが、里山古民家さんの場合は直買いになりますか?
その場合の費用もレポしていただけると嬉しいです。

使ってみての感想をまたブログでも紹介したいところです。
ウッドボイラーは魔法のボイラーや焼却炉ではありません。
当然ながら、物を燃やす以上は煙もにおいも出ます。
条件がよければ煙はほぼ見えなくなりますが、やはり総合的に考えて煙は多かれ少なかれ出ると考えてください。
また、大方の場合、ウッドボイラーの煙突は薪ストーブほど高くまで延ばさないので、煙が地表に届く可能性も高まります。

メーカーの歌う「生木でも草でもおが屑でも良く燃えます」というのは嘘ではありません。
ただ、それらは煙がたくさん出ます。
我が家の場合は散村集落というか、まばらな住宅地にありますので、煙のことは結構気にして、少なくとも剪定枝は半年から1年くらい乾燥させてから燃やそうと考えています。

物を燃やせば煙が出るという部分を甘く考えて、ウッドボイラーの性能に夢を見ていた結果です。
それを差し引いても素晴らしいボイラーであると僕は考えています。

使ったことがないものはあれこれいえないのですが、やはり「無煙」というのは誇大表示というか、誤解を招くように思います・・・。

Re: Re: 砥ぎセット

ウッドボイラーは配管を含めてDIY施工するつもりですので、設備屋さんを通さずに直接購入することにしました。
普通は業者施工ですのでボイラー自体も業者への販売になるのでしょうが、ATOさんは快く対応くださいました。
価格は書きづらいところがありますので、配管や煙突、その他を含めたトータル費用を報告できればと思っています。

煙のついては、野焼きもそうですが、田舎でも気になるような時代になってしまいましたね。
薪ストーブやボイラーは、野焼きや焚き火に比べたら遥かにマシですが、それでもモクモクとでるときがありますからね。
モキのストーブがいくら「無煙」だと言っても、焚き始めの低温時には煙でモクモクです!
ただ、モキのストーブは立ち上がりが早い(煙の出る時間が短い)ため、それで誇大にも「無煙」とうたっているのでしょう。
立ち上がりが早いということは蓄熱性がないということでもあり、欧米のストーブのような24時間家を暖めるようなことを想定しておらず、朝・昼・晩、それぞれ必要な時にパパッと着火・消火を繰り返すような使い方があっているように感じています(全体的に、都会のインテリが神経質に扱うストーブではなく、田舎の無教養なオヤジが粗雑に使うストーブかも。何も考えずにバンバン薪をくべるので、結果的に煙がでない(笑)。

Re: Re: Re: 砥ぎセット

>里山古民家さん

そういえば里山古民家さんは無煙薪ストーブでしたね。
「誇大」だなんて失礼いたしました(汗)

ただ、なんというか、我が家の薪ストーブも巡航運転に入るともちろん煙は目視できなくなります。
これはちゃんと設置した薪ストーブなら当然のことです。
しかし、煙は目視できなくなっただけで、厳然とそこに存在するんですよね。
風向きによっては目に見えないままでも、付近で作業している僕のところにほんのりと匂いがやってきたりもします。

これが薪ストーブユーザー本人にとっては「ほぼ見えない」「ほんのり匂う」程度の認識であっても、たとえば煙を嫌うご近所さんにとっては迷惑だと思います。
そういう意味で「無煙」という呼び方はちょっと誇大というか、誤解を招きやすいと思います。
そういう誤解が、ユーザーのご近所トラブルに繋がらないといいのですが・・・。

あ、すみません、余計な心配に思いを馳せました(笑)

ウッドボイラーは煙が出ます。
上手く巡航運転になるともちろんほぼ目視できない煙になるのですが、それでも匂いますし、何せ薪ストーブに比べると燃料のコンディションがよくありません。

僕はまだ導入して一ヶ月経っていないので、なるべく煙の少ない燃やし方を研究中です。
里山古民家さんも導入後は僕と一緒に研究しましょう☆

Re: Re: Re: Re: 砥ぎセット

ウッドボイラーは燃料が多種多様になりますので、特に焚き方や煙の出かたなど研究(経験)のし甲斐がありそうですね!

住宅地といえども野人さんのところも住宅が隣接していることはないようにお見受けしますが、煙に気をつかってみえるご様子、流石です。
我が家なんて古材の松が多いので(無風のとき)匂いが結構するのですが、バンバン焚いています・・・。
まあ、我が地区は未だに廃プラを燃やしている方がいるような無法地帯ですので・・・。

Re: Re: Re: Re: Re: 砥ぎセット

>里山古民家さん

案外、南側に一軒だけですが、敷地に隣接したところに住宅が建っているのですよ。
しかも割と新しい・・・。

一度でもクレームを貰っちゃうとすごく気を使うことになりそうなので、そうならないように気をつけています。
ただでさえ長期の古民家再生工事に、チェーンソーでの薪作りに、迷惑をかけていますので・・・。


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プロフィール

野人

Author:野人
こんにちは。
野人っていいます。
前職はラーメン屋台を経営していました。

伊那谷にて2012年暮れに築150年の古民家を購入し、3年4ヶ月かけて最低限の面積を再生して、2016年3月末に移住しました。
全ての再生は10年計画なので、まだまだ続きます。

もちろんプロの方々にもお世話になりますが、お金があまり無いので、なるべく低予算と自力での再生を頑張っています。

ブログの記事数は膨大なので、手っ取り早く内容を知りたいという方はこちらのスライドショーをご覧ください。
ブログの内容を25分に凝縮しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpFnv9gLmJM

自分が古民家再生をする上で、他の人のブログを参考にしたり、あるいはHPから知識を得たり、ネット社会には本当にお世話になっています。
なので、自分自身も再生の過程を発信することで、少しでもネット社会から与えてもらったものに対して恩返しできればと思っています。

皆様からいただけるコメントに励まされ、またブログを通じて広がってゆく人の輪がとても楽しみです。

当ブログはリンクフリーですので、ご自由にお使いください♪

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