中塗土を作る(2015年9月29日)) - 2015.10.13 Tue
一昨日の記事の最後に載せた泥ですが、放置していたら沈殿したので、上澄みの水を捨ててこんな感じになりました。
水分過多で、とても塗れるような状態ではありません。
水をあまり使わない漉し方を考える必要がありそうです。
泥を柔らかめに練って、漉してみることにしました。
プールの泥を踏みながら練って、柔らかめのペースト状にします。
それを篩います。
篩は2分目を使いました。
案外篩えました。
体力と根気が要りますが、案外篩えます。
実験なので、少量を篩ったらおしまいにして、砂と調合することにしました。
砂は1分目に篩ってあります。
こちらが中塗スサです。
買った中塗土の中には既に砂とスサが入っていますが、左官屋さんが好みで砂やスサを足して使うのが普通のようです。
鑿も新品を買ったら自分で研いだり、桂を仕込まなければ使えません。
こういう風に市販品をそのままでは使えないのが如何にも「プロ用」って感じですね。
ちなみに、泥コン屋さんの言うには中塗スサは、中塗土2トンに対して3袋あれば十分とのことでした。
とりあえず目分量で混ぜてみます。
とりあえず混ざりました。
これでいいのでしょうか?
まったく目安も根拠もありません。
これまでの荒壁や大斑直し違って、中塗はヒビが入ってはいけません。
ヒビが入る原因は、色々とありますが、
①厚塗り
②砂が少ない
③スサが少ない
④水分が多すぎて、乾いたときの収縮が大きい
大体はこの4つです。
だから、仕上げにいくにしたがって、塗り厚は薄く、砂は多くします。
それ以上のことは分かりません。
特に、砂なんてどんどん入っちゃいます。
砂が多すぎたら、どんな不具合があるのだろうか??
分からないだらけの中で調合します。
まずは塗ってみなければ分かりません。
そして、乾いてみなければ分かりません。
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