topimage

2016-06

天井断熱について・断熱と防湿 - 2016.06.01 Wed

盟友の古民家野郎さんのブログに触発されて、今日は少し考察系の記事を書きます。
考察ってのは大袈裟かな。
少ない経験と、そこから少し考えたこと。

高気密高断熱の家が全盛期の現代にあって、古民家というものは基本的には低気密無断熱。
頑張って古民家再生すると、中気密中断熱くらいまでいけるかもしれません。
ただ、間違いなくいえることは、古民家で高気密高断熱をやってはいけないということです。
人間の快適さばかり求めると、家の寿命を縮めるだけです。

気密性がないというのは、基本的には隙間だらけということです。
障子や襖などの建具、竿縁天井などの和天井は気密性が低いです。
土壁だって呼吸しているということは、裏を返せば通気性があるということです。

本物志向で古民家再生をする場合、新たに作る壁は土壁となります。
この時点で断熱材は入れられません。
(外断熱は除く)

となると、断熱で工夫できるのは基本的には天井と床のみとなります。
六面断熱が主流の時代に、上下の二面断熱になるわけです。
ただ、これってそれなりに理に適っていて、やはり暖かい空気は上に抜けていくので、部屋の上下の断熱と気密をやっておくと、壁面断熱よりも面積辺りの断熱効果は高いのではと、僕は考えています。

で、今日は天井断熱ですが、やはりグラスウールですね。
安くて、軽くて、施工性もいいですから。
グラスウールの欠点は細かな取り回しが利かなくて、隙間(断熱欠損)が出やすいということですが、これも狭くてごちゃごちゃしている現代住宅の小屋裏に対して、古民家の小屋裏は広くて障害物も少ないので、断熱欠損の少ない丁寧な施工が可能です。
古民家天井とグラスウールの相性はいいです。

で、続いてグラスウールを施工するときの注意点ですが、やはり防湿シートを敷いた方がいいと思います。
グラスウールを覆っているビニールの防湿面と透湿面はビックリするほど弱いです。
本当にちょっとした拍子ですぐに破れますし、元々破れていたり、2枚のシートがちゃんと接着されていないものもたくさんあります。



天井断熱1
そんでまあ、当然といえば当然なのですが、大前提として人間が生活している室内というのは大量の水蒸気を放出しています。
天井というのは、木であれ何であれ、薄っぺらな板でできていますから、水蒸気はその板を通過してくるのです。

天井断熱をしていなかったら、天井板を通過してきた水蒸気はそのまま小屋裏からどこかに抜けていくので、問題ありません。
古民家の小屋裏には気密性なんて無いからです。







天井断熱2
そこで、室内を暖かくするために断熱材を入れましょう。
例えばグラスウール。
で、このグラスウールがむき出しの製品だったり、あるいは断熱面に穴が開いていたりするとしましょう。
すると、天井板を通過した水蒸気はグラスウールに吸収されます。

そして、グラスウールの奥の方へと行くのですが、その過程で小屋裏の冷たい空気に触れ、結露します。
グラスウールというのは濡れると断熱性能がガクッと落ちます。
グラスウールそのものが濡れて重くなり、薄い天井板に負担をかけます。
酷くなると天井板も濡れて、染みや普及の原因となります。
これが断熱材に防湿シートが必要な理由です。









天井断熱3
じゃあ一方、防湿シートがちゃんと敷いてあるけれども、断熱欠損がある場合はどうでしょうか。
この場合は断熱欠損した部分で、薄い防湿シート一枚を隔てて暖かい空気と冷たい空気が触れるわけですから、当然そこで結露します。
断熱欠損してはいけない理由です。







天井断熱4
防湿層と断熱材が隙間無く敷設されて始めて、暖かい空気と冷たい空気が触れ合わずに隔離されて、結露しない状況になれるのです。

以上が、断熱と防湿をしっかりやらなければならない理由です。
断熱も防湿も中途半端にやってはいけません。
中途半端は逆効果となり、家の寿命を縮めることにもなります。

とまあ、原理は簡単ですし、知ってる人にはいうまでもないことなのです。
が、素人の僕はこれを実感するのに時間がかかりました。

実際には、漆塗りのために仮で敷いてあった防湿シートとグラスウールで、断熱欠損しているところに発生した結露を見て、初めて実感を伴って理解できたことなのです。

そんなわけで、天井断熱に限らず断熱と防湿(気密)はセットです。
中途半端なことをして、家を傷めないようにご注意下さい。

あと、グラスウールもたくさん種類があって困りますよね。
銘柄はともかく、厚さやら密度やら。
我が家は10kで100mmのグラスウールを縦横に交差させて二重に敷きました。
もちろん高密度のものの方が断熱性能は高いのですが、値段もかなり上がります。
古民家の小屋裏のような余裕のあるスペースでは、安物のグラスウールでいいから、重ねて厚さを持たせる方が費用対効果が高いと思います。

という、今日は天井断熱の話でした。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト

道具棚を移動させたり(2016年3月21日) - 2016.06.02 Thu

一昨日の記事の続きです。
探検さんに天井断熱の施工をやって貰っている間の自分の作業です。

午前中は探検さんへの作業の説明と、断熱材の買出しで終わりました。
で、午後からの作業です。

もう色々と大詰めなのですが、とにかく優先してやるべきは土間の片付けです。
我が家の土間は玄関であり、そして土間にある6畳の小上がりは、居住空間からトイレへと繋がる通路でもあります。
つまりは、土間は綺麗にすべきであり、土間に道具やら資材やらが置いてあったり、埃まみれではダメなのです。

160321-123108_R.jpg

160321-123110_R.jpg
あ、そのまえに、床を解体していない10畳の座敷を掃除して、ブルーシートを敷きました。
物置が無くて、蔵も半焼している我が家は、この10畳間をしばらくは物置として使うことにします。
この部屋はずっとGW作業などでの宿泊場所として使っていたんだよなあ。

160321-134217_R.jpg
あと、補修が終わった障子戸の障子を剥がして洗っていきます。
作業前の写真しかないですが、すごく大変でした。
何年ぶりだか知らないですが、とにかく古い障子紙って綺麗に剥がれないですよね。

綺麗に貼れて、丈夫で、かつ剥がしやすい糊の開発を待ちたいところですが、現代科学をもってしても障子戸へのイノベーションは難しそうです。

素人考えでは澱粉100パーセントみたいな糊を作って、界面活性剤などではなく、アミラーゼ主体の剥がし液で、塗布して数分で糊が分解されるなんてのがいいと思うのですが、ダメでしょうか・・・。

160321-151821_R.jpg

160321-152520_R.jpg
さて、それでは土間の片付けを始めます。
まずはこれらの端材をどかします。

160321-170227_R.jpg
続いてこちらが、仮床を作り終わった後の新刻み場。

160321-170253_R.jpg
こんなカオスな状態の道具棚の中身をせっせと新刻み場に運びます。

160321-172508_R.jpg
つづいて、丸裸になった棚を探検さんと一緒に運びます。
空っぽとはいえ、大人二人でやっとくらいの重量があります。

160321-172857_R.jpg
棚が入ったので、その新刻み場に障子戸を入れます。
障子は無いですけれどね(笑)

160321-185801_R.jpg
ついでなので、棚に筋交いを入れます。

160321-190948_R.jpg
続いて、8畳間にLED照明をつけます。
撮影が難しい。

160321-191005_R.jpg
フラッシュを焚くとこうなってしまいますし。

160321-212906_R.jpg
更に続いて、フローリングの浮きを直すために入れていたつっかえ棒を外します。
フローリングの浮きは上手に直っていました。

160321-214149_R.jpg
夜10時前。
作業も終わり、後は飲んで寝るだけ。
というタイミングの探検さんを家の外から撮影。

こういう風に明るくなった室内を外から見るのは初めてだから、とても新鮮です。
なんか、もう一息で住めそうな感じがしますね。

この日は日曜日。
翌日は僕は仕事で、そして畳が入る日です。

3年半の長い現場で、たくさんの人と泊まったけれど、助っ人と一緒に宿泊するのはこれが最後です。
そんな思いをこめて2時過ぎまで飲み明かしましたよ(笑)



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

我が家に畳が入った!!(2016年3月22日) - 2016.06.03 Fri

3月22日の作業です。
この日は探検さんと宿泊した翌日でしたが、僕は仕事だったので探検さんを現場に置いて出勤しました。
そんで、午前中には畳屋さんが畳を入れてくれる予定。

仕事を終えて帰宅し、探検さんから着信があったのでしばしお電話。
「野人さんが出勤した後に畳屋さんが来たんですが、畳が入ったら物凄く家っぽくなりましたよ!!」
との報告を受ける。

いやあ、現場に行くのが楽しみだなあ。
ワクワクしながら夜作業に向かいました。

で、現場に着いたのは夜の7時半くらい。
また夜半までの作業です。
畳のほうはというと・・・。

160322-192752_R.jpg

160322-192808_R.jpg
こちらは18畳間の9畳分の畳スペース。
こんな感じで入っていましたよ。

160322-192816_R.jpg

160322-192826_R.jpg
そしてこちらが8畳間。

160322-192850_R.jpg
襖を開けて、二間続けて。
素晴らしい!!

今まで、いつまで経っても「現場感」が抜けずに心配しておりましたが、荒床から畳になったとたんに、紛れもなく現場から「家・部屋・座敷」へと変化しました。
すごい効用です!!
新しい気持ちいいイグサの匂い。
ラストスパートにもいっそうの力が入ります。

160322-194003_R.jpg
さて、作業はまず、このような建具の下駄に着色を試みる。
既存部分は真っ黒。
漆かな?
同じような色と質感だと黒ペンキ?
いやいや。
流石に黒ペンキじゃあんまりだろう、ってことで黒い水性ニスを使う。

が、これが大失敗。
なんかですね、色が・・・、薄い!
木に薄墨を塗っているくらいの濃さしかないので、全然黒くならない!
ホームセンターに置いてあった色見本はなんだったんだ・・・。
2度塗りまでして効果が無いので、諦めました。

後日談ですが、下駄って無垢の色のままでも案外大丈夫です。
余裕が無ければ無理に着色する必要はありません。

160322-204200_R.jpg

160322-205609_R.jpg
続いて、こういう隙間をウッドシールで埋めます。

160322-210453_R.jpg
更に更に、残っている大仕事。
障子貼りです。
障子貼りなんて普通は簡単なものなのですが、この古民家の場合、幅広だったり、特殊な形をしていたり、案外手間がかかります。
こちらの障子は修理したばかりのものですが、これは幅1メートルちょっとの通常規格よりも大きなもの。
貼る紙も大きいので、かなりの割高となります!

160322-213415_R.jpg
あと、玄関の障子戸も破れているので貼り替えなければなりません。
これも規格外の幅広です。
ついでなので丸洗いします。

160322-225556_R.jpg
とりあえずさっきの幅広のものは貼り替えました。
やはり新品の真っ白の障子紙は気持ちいいです。

この調子で面倒な障子貼りを続けていきます。

移住まであと4日!!




ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

雑事2016年3月23日昼 - 2016.06.04 Sat

3月23日の日中の作業です。
酷いタイトルですね(汗)
ただ、記録写真を手がかりに記事を書いているのですが、もう移住直前となると細々した作業ばかりなのです。
どれも移住には必要なのですが、まとまった作業はほとんどありません。
だから今回はタイトルを諦めました。

そして細々した作業ばかりですが、許してください。

160323-113442_R.jpg
まずは前夜に張り替えた玄関の障子。

160323-114734_R.jpg
裏面。
真っ白で気持ちいいです。

160323-114938_R.jpg
はめてみるとこんな感じです。

障子戸の玄関なんて見たことがありませんが、とてもカッコいいです。

160323-115943_R.jpg
そしてこちらが仮刻み場の障子。
張り替えようと思ったのですが、枠の方が既に限界を超えています。
しかし居住空間ではないので、ボンドで枠を補強して使うことにしました。

160323-132012_R.jpg
続いて土間の道具や資材も仮刻み場に移動して行きますが、色々と多くて進みません。

160323-133113_R.jpg

160323-133122_R.jpg
こちらは設備屋さんの仕事風景。
こちらもラストスパートです。

160323-143715_R.jpg
続いて、裏口の引き戸の再生に伴って、頬立てを入れたのですが、逆光で見えませんね(汗)

160323-172533_R.jpg
あと、土間に屋外用のコンセントをつけました。
今までは土間は作業場だったのでなんだかんだで電源を取っていましたが、これからはこのコンセントに一本化します。

160323-175038_R.jpg
あとは、納戸にコンセントをつけたり。

160323-180735_R.jpg
仮刻み場にもコンセントをつけました。

古民家平面図0015
ごめんなさい。
いつも断片的な情報ばかりで分かりづらいですね。

改めて説明するとこの平面図のようになります。
右側の赤で囲ったところは移住時点でほぼ完成している居住区です。
座敷2間にトイレ・風呂・洗面所・土間玄関・土間小上がりとなります。

緑で囲ったところは2部屋の納戸です。
荒床のまま、小壁も石膏ボードのままで、まだ仕上がっていません。
ただ、6面は囲えていて、とりあえず外気が入ってくるわけではないので、移住時点で納戸として使います。
押入れが無い古民家にとっては貴重な収納スペースです。

左下のオレンジで囲ったところは仮刻み場です。
土間を3年間刻み場や資材置き場として使ってきましたが、今回の移住に伴って全てを片付ける必要が出てきました。
なので、すべての道具と資材をこちらに移動して、こちらを刻み場として使っていくつもりです。
10畳だから若干狭い??

左真ん中のオレンジで囲ったところは仮物置です。
半焼した蔵が外気筒抜け状態なので、こちらを物置として使うことにします。

という感じです。
で、作業は何をやっているのかというと、居住区を完成させることはもちろんですが、仮刻み場や仮物置についても電源を作ったりと、そういうことをやっているのです。

移住まであと3日!!



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

雑事2016年3月23日夜 - 2016.06.05 Sun

相変わらず酷いタイトルです。
移住直前の雑多な作業詰め合わせです。

古民家平面図0015
一応この図面も再掲します。

160323-190044_R.jpg
で、夜作業ですが、仮物置に蛍光灯を設置します。
これは現場で拾って、冬からは18畳間の仮照明になっていたのですが、御役御免となっていたので仮物置で再利用します。

160323-190404_R.jpg
続いて買ってきたのがこういう光センサーつきの常夜灯。
図面を見ていただければ分かりますが、我が家の場合は土間の小上がりを通ってトイレに行くという間取りになっています。
冬場の寒さは我慢するとして、暗いです。

足元が危ないよなあ。
かといって、トイレに行くたびに土間の明かりをつけるのもなあ。
ということで、光センサー式の常夜灯を買ってみました。
人センサーのもあるのですが、あれって一瞬のタイムラグがあるので、こういう用途の場合は結構不便だと思うのですよ。

160323-190535_R.jpg
が、点けてみるとめちゃめちゃ暗い。
「明るい!」
という売り文句はなんだったのか(怒)

と思っていると、一瞬明るくついて、再び暗い。
不良品でした。
さっそく返品。

最近はこういうタイプの常夜灯が500円くらいで売っています。
後日違う商品を買って、今でも使っています。
500円くらいの。
正直いまいちですけれどね。

500円くらいの商品なのでデザインも安っぽいですし、光量も今ひとつ。
思うんですが、こういう常夜灯って500円くらいの価格帯しかないんですね。
だからどの商品も同じような安っぽさ、同じような光量の少なさがあります。
もうひとつ1500~2000円くらいの価格帯があって、それなりのデザインと質感と光量のものがあればなあと思うのですが、やはり需要が無いのですかね・・・。

ネットなどでも結構しつこく探したのですが、無いので、光センサーとLED電球で自作しようかな・・・。

160323-203237_R.jpg
つづいて、裏口の引き戸の障子を張り替えます。

160323-204525_R.jpg

160323-230413_R.jpg
この通り、古民家の障子戸は張替えが面倒なものが多いです。
これは3段に分かれていて、しかも規格外な大きさのパターン。
ぴったりの大きさに切ってから張らないと綺麗に張れません。

よく考えてみると高級な障子戸って桟が細かいものとか色々とありますが、そういうのってみんな張替えが大変なんですね。
上質な建具を使う裏には、そういう苦労があるわけです。

160323-230943_R.jpg
建具洗いまで含めて2時間半の苦闘の末、張替えできました。
あー、疲れた!

160323-231627_R.jpg
つづいて、畳。
この部分がですね床鳴りします。
もちろん僕の下地不良です。
一旦剥がします。

160323-232736_R.jpg
で、畳下地を見る。
すぐに原因が判明。

畳下地の固定に細ビスを使ったのは誰だあ?!
(もちろん僕です・・・)

半年くらい前の自分を詰問してみたいのですが、とにかく畳下地の固定に50mmの細ビスが使ってありました。
意味不明。
手持ちのビスが無くて応急で使ったのかな。
しかも打つピッチも広い。

細ビスで引張強度が足りなくて浮いてしまい、床鳴りを起こしていたわけです。

160323-234954_R.jpg

160323-235825_R.jpg
あと、もうひとつ雑事。
隙間をウッドシールで埋めます。

160324-002138_R2.jpg
0時を過ぎたのでこの日の作業はここまで。
リストアップした作業はここまで減りました。

残る作業は電気配線の確認はいいとして、
・納戸捨て貼りの養生
・天井裏防湿シートの固定
・天井裏断熱材の敷き詰め
・刻み場の移動
・仮玄関作り

という感じです。

移住まであと3日!!



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村



関連記事

天井断熱を入れる(2016年3月24日) - 2016.06.06 Mon

3月24日の作業についてです。
翌日の3月25日は移住前夜となって、それこそ引越し準備があるので、作業日としてはこの日が最後となります。

160324-094031_R.jpg

160324-094840_R.jpg
仮物置の天井を塞ぎます。
よろび起こしでワイヤーで引っ張ったときに破壊した穴です。

160324-113442_R.jpg
この日は高校受験を終えた娘が久々に手伝いに来ました。
そして、移住直前の現場を見て一言。
「新築よりいいね!!」

年頃で、僕とは価値観がすれ違ってばかりの娘だけれど、こう言われると嬉しいですね。

160324-113445_R.jpg
あと、嫁さんも久々に。

160324-150737_R.jpg
僕はというと小屋裏に上って、防湿シートとグラスウールの敷き詰め作業。
まずは防湿シートを敷いてタッカー止めをし、継ぎ目を気密テープで塞ぎます。

160324-151728_R.jpg

160324-151734_R.jpg
で、グラスウールを二重に敷き詰める。

160324-161159_R.jpg
8畳間も同じく。

160324-161957_R.jpg
防湿シートは敷き終わりましたが、グラスウールは尽きてしまったので、続きは移住後になります。

160324-165222_R.jpg
それからはいつまでも終わらない玄関土間の片付けと刻み場の移動。

160324-170754_R.jpg
仮刻み場のボロボロの障子戸もなんとか補修が終わって、障子を張り替えました。
ボロボロですが、障子を張り替えると綺麗に見えますね。

160324-171549_R.jpg

160324-171624_R.jpg
刻み場の移動も終わり、障子戸も入りました。

160324-175107_R.jpg
玄関土間もとりあえず物はなくなりました。

ここからの掃除がまた大変そうです。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

納戸の養生をしてもらう(2016年3月24日) - 2016.06.07 Tue

3月24日の夜の作業についてです。

さて、本当に移住直前。
やるべきことも一つ一つ片付けて来ました。

で、嫁さんからの要望。
「納戸の床をどうにかして欲しい」

えーと。
納戸の床貼りは間に合わないので、捨て貼りのままでとりあえずは移住します。
捨て貼り。
納戸の場合はこれは12mm合板です。
あんまりといえばあんまり。

で、養生かあ。
どうしようかと迷う。
手っ取り早いのはダンボール。
でも、結構な量になるし、それをかき集めて、いろんなサイズのものを組み合わせて貼っていくのも面倒だよな。

仮住まいの住宅で長女の部屋に敷いてあった絨毯を再利用することを僕は提案したけれども、「黴ているから」ということで嫁さんに却下される。

うーむ。
よくあるようなジョイントマットでも高額になるしなあ。
何せ10畳の面積で、でもかりそめの物で、強度があって、柔らかくてというのはなかなかないものです。

ホームセンターをウロウロして見つけたのが引越しシーズンによく置いてある、ロール状の段ボール紙。
巾3尺の長さ10メートルで1180円だったかな。
ダンボールごときにお金を出すのも癪ですが、無料ダンボールを継ぎ接ぎする手間を考えたらやむ得ません。

160324-213508_R.jpgで、この日の夜の同僚2人が手伝いに来たので、床の養生作業をやってもらうことにしました。
我が家に何度か手伝いに来たことがあるO君と、一度だけ来たことがあるKさんです。

160324-213519_R.jpg

160324-213538_R.jpg

160324-215428_R.jpg
という感じで、2人でキャッキャッ言いながら、貼ってくれました。
楽しそうです☆

僕はその間に納戸の障子紙の補修とか、地味な雑用。

160324-215900_R.jpg
畳に寝転がってスマホをいじる現代っ子のO君。

我が家の畳、初寝転がりです(笑)

同僚2人が帰った後も作業は続きます。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

移住前最後の作業・仮玄関を作る(2016年3月24日) - 2016.06.08 Wed

いよいよこの記事を書くときが来ました。
リアルタイムから遅れること2ヵ月半。
ついに移住前最後の作業です。

160324-234306_R.jpg
最後の作業は玄関土間の掃除と、仮玄関作り。
古民家再生している間、2年余りずっと刻み場であった土間を全て片付け終わりました。

でも、嫁さんは「埃っぽい」とご不満の様子。
「入り口から小上がりまでをスノコで繋げて」という無理難題を要求。

いや、それダメだって!
現状の土間は平らじゃないから、スノコがガタガタするし、歩くたびにかえって埃が立つって!

それならばということで、綺麗好きの嫁さんの要望に応えるために、土間を徹底掃除。
土間に集塵機をかけるという暴挙に出て、集塵機4杯分の塵芥を吸い出しましたとも!!

画像はそうやって大方綺麗になった後の土間。

では、ここに仮玄関を作っていきます。

160325-000019_R.jpg
まずは、ずっと汚いままで放置されていた上がり框を水拭きします。

160325-001037_R.jpg
「見違えるほど」というわけではないけれども、それなりに綺麗になる上がり框。
いつかは漆を塗ってあげたいな。
桜の物凄く立派な上がり框なのです。

160325-001315_R.jpg
続いて、現場のどこかで発見されて、再生中もあちらこちらで使いまわしていた踏み台がちょうどいい高さなので、これで玄関を作ります。

160325-001321_R.jpg
ただ置いただけだと、流石にガタガタします。

160325-002839_R.jpg
なので、土間を削って安定するようにしました。

160325-003022_R.jpg
これでOK。

160325-003141_R.jpg
そしてスノコを敷く。

以上です。

なにこれ?玄関??
と、思うでしょ(笑)

まあでも、玄関というものをギリギリまで削った、禅味の境地がこちらの玄関なのです。
無駄を一切省きました。
無駄を省くと、必要なのは靴脱ぎと踏み台だけということに気付くのです。

160325-005325_R.jpg
こちらがスノコ。
無塗装じゃ、あんまりです。

160325-010116_R.jpg
ということで、申し訳程度に亜麻仁油だけ塗ります。
防虫とか強度が増すとかそういう効能は無いでしょうし、スノコなので艶が必要なわけでもないです。
ただ、少し木目が浮き出たのと、皮脂汚れなどを防ぐのが目的です。

160325-011635_R.jpg
1時過ぎまでやって移住前最後の作業は完了。
後は移住するだけです。
ラストスパート用に作った作業リストもほぼ完了しました。
残るは材料不足で途中かけになっている天井断熱のみ。

翌日は移住前日のため作業はお休み。
引越しの準備に専念します。
後は引っ越すだけです。

移住まであと2日!!




ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

WEB内覧会・18畳間 - 2016.06.09 Thu

160325-161751_R.jpg


さてさて。
いよいよ移住となりまして、移住前日の3月25日。
この日は作業は無しで引越し準備に専念しましたが、仕事が終わった後に現場によって、写真撮影だけしました。

翌日には引越しで、荷物が入ってしまうので、完成時(途中だけど)の我が家を記録するのは今しかないと思ったからです。
荷物が入ると途端に世帯じみてしまうし、ダンボール生活でとても人様にお見せできない状態になるでしょうからね。

今日からしばらくはよくあるWEB内覧会と洒落込みまして、完成時の我が家の様子をお伝えします。
今日は家のメインとなる18畳間の様子についてです。

古民家平面図0017
こちらがそれぞれの視点を示す平面図です。
まあ、参考までに。

160325-161556_R.jpg
「い」の視点。
システムキッチンが養生したままなので、ちょっと見栄えが悪いですね。
引越しで埃になってしまうので、まだ養生したままです。

160325-161606_R.jpg
「ろ」の視点。
床は漆を三度塗りして仕上げました。
薪ストーブの部分の石畳は、地元産の鉄平石を敷いてあります。

システムキッチンはタカラのホーローキッチン。
薪ストーブは、チェコ人薪ストーブ作家イエルカ・ワインの作品です。
薪ストーブ裏の炉壁はブロック塀に色漆喰を塗ってあります。

160325-161626_R.jpg
「は」の視点。
世にも珍しい、「茶の間と対面キッチンの融合」です。
そして一部屋に畳とフローリングと石畳が融合しています。
新しい試みでしょうし、斬新ですが、全てが自然素材のせいか違和感無く調和しています。

160325-161633_R.jpg
「に」の視点。

160325-161640_R.jpg
「ほ」の視点。

160325-161646_R.jpg
「へ」の視点。

160325-161658_R.jpg
「と」の視点。

160325-161705_R.jpg
「ち」の視点。

160325-161712_R.jpg
そして部屋のほぼ中央にあるトップライト。

屋根の天窓から光の道で繋いであります。
光の道にはブライトイエローの艶ありペンキを塗ってあり、日光は柔らかな電球色となって降ってきます。

160325-161716_R.jpg
こちらは9畳分の畳スペースのLED照明。

160325-161722_R.jpg
あとは「り」の視点より煙突。

160325-161739_R.jpg
「ぬ」の視点。

160325-161751_R.jpg
先ほど出た「ほ」の視点から天井を見上げた様子。
この部屋は僕のこだわりの集大成なのですが、一番気に入っているのはこの天井かな。

とても重厚で、無骨でカッコいいです。
かつ、幽玄さも感じます。
今でも、見上げるたびに惚れ惚れします。
寝る前やゴロゴロしているときに見上げると、幸せになれます。

今までこの天井の素晴らしさをブログではあまり触れてこなかったのですが、それもそのはず。
天井が完成した時点ではそれを照らす照明が無く。
照明を入れた時点では、照明ばかりに目が行き。
だから裸電球で照らされるが故の天井の美しさは、移住直前まで目が行かなかったのです。
そもそも余裕が無かったですしね。
なので、ブログでも触れませんでした。

撮影テクニックで美化されているわけではありません。
むしろ、実物の方がもっとカッコいいです。
このような素晴らしい天井を見上げながら生活できる。
それだけでも古民家再生をした価値があったとさえ感じます。

繰り返すようですが、やはり無骨な根太天井と、立派な桁と、裸電球の融合は素晴らしいです。
真ん中にあるトップライトもいいアクセントになっています。

160325-161754_R.jpg
あとは、畳。

という、今日は18畳間のWED内覧会というか、自画自賛会でした。
これからしばらくは自画自賛ばかりが続きますが、ここまで3年半頑張ったんだから許してください。
懲りずにお付き合いいただけたら幸いです。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

ヘッダ画像が完成 - 2016.06.10 Fri

ヘッダ画像4_R

いやはや、いやはや。
構想1ヶ月くらい。
実作業5日間をかけて、やっとブログヘッダ画像が出来ました。

ブログ本編が移住に追いついた辺りでヘッダ画像も一新したいと考えていたので、どうにか間に合いました。

本当はもっと、さらっと、シンプルな、洗練されたデザインへの憧れもあったのですが、生憎自分にはそんなセンスがあるわけも無く。
やはりデザインとか、センスとかいうものは一朝一夕でどうにかなるものではありません。

なのでよくあるような、「写真ちりばめ」デザインにしました。
これはこれで手間もかかり、それなりのセンスが必要になったのですが・・・。

まあ、まず、2万枚を超える記録写真から使えそうなもの80枚くらいを拾い出すのに二晩かかったわけで。
それを元にちりばめ合成をするのですが、結局写真を入れすぎると一つ一つが非常に小さくなってしまうので、80枚の中から更に30枚程度を選抜していって。
出来たのがこの画像です。

ちりばめ画像に更にロゴを組み入れました。
ロゴも最初はペイントで組み入れたのですが、背景の透明化が上手くできず、結局GIMPで合成することに。

というわけで、シンプルや洗練とは対極のものに仕上がっておりますが、センス無さすぎの自分としては満足しています。

とにかく、日々のブログ記事は、どこか一部分の作業のみしか書かないのですよ。
日報みたいな書き方をしていますから。
すると古民家再生をしてブログを書いている僕自身ですら、たまに過去記事を見返したり、写真を見返したりすると、この古民家再生のダイナミックな変化に驚いたりするわけです。

日々、ミクロな記事ばかり書いているから、マクロに触れると驚きます。
でも、マクロばかりではこのブログは成り立ちません。
というわけで、せめてヘッダ画像くらいはこの古民家再生のことが俯瞰できるような、細部は分からなくても、その雰囲気が感じ取れるような画像にしたかったわけです。

表現したかったポイントは、
①ボロボロからピカピカへ
②とにかくいろんな人が手伝ってくれた、いろんな笑顔があった
③いろんな作業があった
④外観(主に屋根)の変化を一望
⑤家の顔である玄関土間のビフォーアフター
⑥ざっくりと左が古く、右に行くほど新しいという時間の流れ
というところです。


前述の通り、2万枚から80枚を選抜し、そこから更に30枚を厳選しました。
そういう意味では一見ごちゃごちゃしているけれども、洗練された禅味のようなものを僕は感じます!
しばらくはこのヘッダ画像で行こうと思います。
あとは、ブログ全体のテンプレートも少しどうにかしたいな・・・。

最後に、一応今回のヘッダ画像の作り方を書いておきますね。

Collageratorというソフトを使って、画像をちりばめ合成し、出力。
無料ロゴ作成.comでロゴを作成。
 その際、背景が透明になるように設定。
③ちりばめ画像とロゴをGIMPで合成して完成。

たったこんだけのことですが、GIMP以外は初めて使うソフトだったし、色々と戸惑いながら迷いながらだったので結構な時間を使いました。

そういう手間も含めて、今回は満足です☆



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村



 
関連記事

WEB内覧会・納戸 - 2016.06.11 Sat

160325-161836_R.jpg

WEB内覧会の2回目で今日は納戸です。
納戸って、普通は人にお見せするような場所でもないですし、特に我が家の場合は未完成なのですが、裸電球の照明効果もあって結構いい味が出ているのでご紹介します。

古民家平面図0018
例のごとく、視点はこちらの図面の通りです。

160325-161836_R.jpg
「い」の視点より。
居住空間の向かって右側の納戸ですね。
納戸は家の中央に2つ繋がって配置されており、それぞれ5畳ずつの空間となっています。
こちらの納戸は突き当たりに作りつけの棚があります。

床は最近の記事で紹介したとおり、捨て貼りに、ダンボール紙で養生がしてあります。
右上の小壁はまだ石膏ボードのままです。

これから、いつになるか分かりませんが、床にフローリングを貼って漆を塗り、小壁はBドライ→中塗り土で仕上げます。
そこまでやって納戸は完成の予定です。

160325-161920_R.jpg
「ろ」の視点。
先ほどのつき辺りの作りつけの棚から振り返ったところです。

160325-161951_R.jpg
同じ視点で戸を開けたところ。
左側の戸は木製戸車付きの重厚な板戸で、一人ではとても持ち上がりません。

160325-162002_R.jpg
「は」の視点より。
居住空間より向かって左側の納戸に入ります。

図面では省略されていますが、こちらにも大きな作り付けの棚が設置されています。

160325-162137_R.jpg
「に」の視点より。
さっきの視点より若干左にずれて、納戸の奥を見渡しています。

160325-162141_R.jpg
「ほ」の視点。
作り付けの棚のアップ。
納戸の中にありますが、押入れ的な形状をしています。
一番下の段は板の汚れが酷かったので、漆板を貼ってあります。

160325-162147_R.jpg
「へ」の視点。
作り付けの棚が奥まで続いています。
ここは仏壇が置かれていました。

160325-162225_R.jpg
「と」の視点。
奥の突き当りまで行って、振り返ったところ。

以上。
今日は未完成だけれども、なかなかいい味出している納戸の話でした。
ここに漆板を貼ったらもっとカッコいいでしょうね!!
関連記事

WEB内覧会・8畳間 - 2016.06.12 Sun

160325-162605_R.jpg
WEB内覧会第3弾ということで、今回は8畳間です。

古民家平面図0019
8畳間はこちらになります。
移住時にはなんとなく子ども部屋っぽい使い方をしておりますが、完成時にはフリースペースのようになる予定です。
居間には絶対に置かないテレビをここに置いたり、あと間取り的にはお風呂・洗面所・トイレ・玄関のどこに行くにもこの8畳間を通らなければならないため、部屋であり通路でもあります。

廊下が無いことが日本家屋の特徴であり、現代的な生活スタイルだと欠点にもなります。
要は慣れと諦めだと思うのですが。

では、8畳間の様子をお知らせします。

160325-162530_R.jpg
「い」の視点。
左側が納戸へ、右側が18畳間に通じています。

160325-162536_R.jpg
「ろ」の視点。

160325-162542_R.jpg
「は」の視点。

160325-162549_R.jpg
「に」の視点。

160325-162551_R.jpg
「ほ」の視点。

160325-162557_R.jpg
「へ」の視点。

160325-162605_R.jpg
そして天井。

8畳間は何の特徴もない座敷ですので、それほど書くことはありません。
でもまずまず、綺麗で、味わいのある部屋に仕上がったと思います。

やはり天井はカッコいいですね。
この8畳間の天井は既存の状態でも我慢できそうだったけれども、後々のことも考えて張り替えました。
こうやって眺めてみると、やはり新しく作りなおして良かったと、つくづく思います。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

WEB内覧会・洗面所とお風呂 - 2016.06.13 Mon

160325-165659_R.jpg

WEB内覧会の第4回目で、今日は洗面所とお風呂の紹介です。

古民家平面図0020
図面はこちらの通りです。
洗面所やお風呂は目標物も多く、分かりやすいと思うので、いつものような視点の説明は省きます。

160325-165555_R.jpg
まずは8畳間から引き戸を開けた視点。
撮影は引越し前日の夕方ですが、設備屋さんが引越しのギリギリまで作業がかかるということで、この部分の片付けや掃除は出来ていません。
ちょっと散らかってますね(汗)

160325-165620_R.jpg
入るとすぐ左手に1畳分の洗濯機置き場。
6畳の座敷だった部屋を洗面所とお風呂に区切っているので、変則的なL字になっています。
そのせいで洗濯場の奥行きがありすぎますが、こういうものと思って暮らします。

ちなみに、漆塗りのときはこの1畳分のスペースで寝ていたんだよなあ。

160325-165629_R.jpg
洗面所からお風呂の扉を開けた様子。

160325-165644_R.jpg
更に振り返ってLIXILの洗面台。

160325-165646_R.jpg
と、その上の照明。

160325-165650_R.jpg
こちらは洗濯スペースの照明。

160325-165659_R.jpg
入り口側から天井を見たところ。

今まで紹介してきた18畳間と8畳間の天井は一応原型があって、それを再生したというか、作りなおしたというか。
そういう感じでしたが、ここの天井は消失していたので、設計から全て自力でやりました。
これも結構カッコいい天井で、満足しています。
材料は細くても、やはり根太天井は重厚感が出ますね。

160325-165712_R.jpg
お風呂から洗面所側を見たところ。

160325-165716_R.jpg
同じく、足元。
まだ埃っぽいです。

160325-165719_R.jpg

160325-165723_R.jpg

160325-165815_R.jpg
後はお風呂のユニットバス。
何の変哲も無い、タカラの製品です。

洗面所というとジメジメしがちな箇所ではありますが、我が家の場合は土壁と、漆板のお陰でからっとしています。
素足で歩くのが気持ちいい洗面所となっています。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

WEB内覧会・土間 - 2016.06.14 Tue

160325-171316_R.jpg

更新が遅れました。
家事をやっていたらもうこんな時間です。

今日はWEB内覧会の5回目、土間についてです。
通常は土間なんて大して見せるものでもないのでしょうが、我が家の場合は入り口を入ってすぐに20畳の土間があって、家の顔とも言えるカッコいいものなので、お見せします。

古民家平面図0016
平面図はこんな感じです。
入り口を入ってすぐに20畳の土間。
そしてすぐ左手に6畳の小上がりです。

160325-171316_R.jpg
入り口を開けたらこんな景色が広がります。
まあ、もっとも、普段はこんなに全ての電球を点けたりはしないですが(笑)

160325-171327_R.jpg
入り口を入ってすぐに左を向くとこのように、6畳の小上がりがあります。
以前も書きましたが、立派な桜の上がり框がある、家の顔です。

160325-171332_R.jpg
もう少し入ったところ。

160325-171337_R.jpg
そして再び左手を向いた様子。

160325-171344_R.jpg
玄関となるスノコと踏み台。

160325-171347_R.jpg
スノコのあたりから、奥を眺める。

160325-171353_R.jpg
つき辺りの裏口。

160325-171400_R.jpg
裏口で振り返ったところ。

160325-171428_R.jpg
裏口側から入り口側に前進。

160325-171430_R.jpg
上を見上げる。

160325-171439_R.jpg
真上。

土間だけは天井板を貼らずに、吹き抜けにしておきます。
カッコいい茅葺の小屋組みが見えるようにします。

160325-171455_R.jpg
小上がりを上がって、右を向く。

160325-171502_R.jpg
振り返る。
突き当りがトイレです。

160325-171546_R.jpg
トイレの中身はまた次回。

160325-171604_R.jpg
トイレ辺りから見上げた様子。
小上がりには天井を貼りました。

本当、何かのお店のような、雰囲気の良い玄関と土間が出来上がりました。

あ、正確にはまだ出来上がってませんね。
土間は全て荒壁のままですし、小壁にいたっては板で塞いであったり、Bドライのままの部分もあります。
あと、三和土もまだですね。
だから土間の完成まではあと3年くらいかかると思います。
優先順位としては低いので。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

WEB内覧会・トイレ・玄関・刻み場・物置 - 2016.06.15 Wed

160325-171552_R.jpg

WEB内覧会の最終回です。
今回は今まで取りこぼした部分の寄せ集めです。

古民家平面図0015
位置関係はこの平面図の通りです。

160325-171552_R.jpg
まずはトイレ。
あまり高級ではない便座と便器ですが、漆板の色とのコントラストが美しくて、今でも嫁さんが「お店みたいで、お洒落」と褒めてくれます。

160325-171600_R.jpg
トイレの天井。
これを作りなおすのも大変だったよなあ。

160325-171635_R.jpg
続いて玄関というか、家の入り口。
蔵の扉を移設してきまして、外から土・欅・障子の三重の引き戸です。
普段は障子のみを開閉しますので、つまりは実質は障子の玄関扉なのです。
カッコいいです。

160325-171646_R.jpg
こちらは裏口。
傾いているのはカメラアングルのせいだけではありません(笑)

160325-170748_R.jpg
仮物置。
移住前作業の終盤で少しずつ荷物を運びました。

160325-170804_R.jpg
10畳間は仮刻み場になっています。

160325-170810_R.jpg
さっきの視点から振り返ったところ。

さて、これで準備が整ったので、引越しですね。
この日は軽く撮影だけして帰宅し、引越しの準備をしました。

仮住まいで過ごす最後の夜。
最後の夕食。
最後の入浴。

なーんて、感慨に浸る暇も無かったですよ(笑)


ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

旧宅の惨状(2016年3月26日) - 2016.06.16 Thu

WEB内覧会も終わって、今日は3月26日の引越しの話です。
まずは旧宅の作業風景から。

ところでこの3月26日。
嫁さんはまさかの午前中仕事です。
朝から長女と二人で作業して、昼過ぎに嫁さんが帰ってきます。
引越し屋さんは昼過ぎに来て、夕方までには荷物の搬入が終わります。
何せ荷物もそんなに多くないですし、距離も8キロくらいの近場ですから。

で、その旧宅なのですが、以前からちらちらと書いていますが、とにかく湿気と結露と黴が酷い家です。
原因は
①伏流の上に立っている(多分)
②南側に林を背負っており、朝の1~2時間くらいで日光が終わってしまう
③コンクリートブロック住宅で、地面の水分を毛細管現象で吸い上げて、屋内に放出している
という3つが複合しているようです。

伏流の上に立っているというのも予測でありますが、多分その通りだと思います。
庭の畑はいつも湿っていて、作物に水なんかやったことがないですから。

そんな家なので、住んでいるときももちろん結露や黴に悩まされ続けました。

160326-110017_R.jpg
例えばこの押入れ。

160326-110022_R.jpg
隙間も酷い状態。

これ、別に対策を怠ったわけではないのです。
むしろ冬の寒いときでも日中は家を開け払って換気をし、あるいはほぼ終日除湿機を回し続け、押入れの中は除湿材をいくつも配置し。
と、物凄く対策を採ってきました。
除湿機なんて回しっぱなしなので、特に冬場は電気代が2万円近くまで跳ね上がりました。
それでもこの黴です。

160326-144354_R.jpg

160326-144358_R.jpg
壁紙もこのように結露でふやけ、かびています。

160326-144415_R.jpg
続いて、娘の部屋。
この辺りはピアノが置いてあったのですが、やはり酷い状態です。

160326-144417_R.jpg

160326-144429_R.jpg

160326-144433_R.jpg
娘の部屋の押入れ。
スノコを敷かなければ、とても物を置けたもんじゃありません。

160326-144434_R.jpg

160326-144438_R.jpg
上の段の押入れ。
上の段って普通は湿気の被害も食らいづらいのですが、そんなの関係ありません。

という引越し作業で物をどかすたびに、旧宅の惨状が露呈していきました。
本当。
湿気ばかりはどうしようも出来ないのですよ。

160326-120804_R.jpg
あと、関係ないですが、倉庫の片付けをしていたら見慣れない段ボール箱を発見。
開けてみると画像のようなものが入っていました

・・・。
これ、ラーメン屋時代の青色申告で使った領収書です。
たしか、青色申告の場合は5年間の補完義務があったから、閉店して引っ越した後も律儀に取っておいたんだな。

閉店してから5年以上も経って、もう不要なので捨てましょう。

という感じの片付け作業を午後3時近くまでして、それから古民家での搬入作業に入ったのでした。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

引越し(2016年3月26日) - 2016.06.17 Fri

昨日の記事の続きです。

旧宅の荷物をあらかた撤収しまして、いよいよ古民家に搬入します。
おそらく、僕の人生最後の引越しです。
おそらく・・・。

・・・。
分からないですけどね(笑)
遠方に異動になるかも知れないし。
古民家だって火災や地震などで住めなくなるかもしれないし。
年老いたら施設に放り込まれるかも(笑)

とりあえず、最後っぽい引越しです。

160326-155607_R.jpg
嫁さんも合流しまして、荷物を運び入れた後の状態。
引越しのための荷造りや梱包も大変ですが、その荷物を開いて生活を組み立てるのはもっと大変です。

160326-162833_R.jpg
庭では設備屋さんがまだ作業中。
一緒に外の流し台を設置します。

160326-170847_R.jpg
広げるべき荷物はたくさんありますが、まずは一番大きな家具である本棚。
その本棚はとても大きくて、ただ置いただけではグラグラしてしまうので危ない。
地震が来たらきっと倒れる。
というわけで、移住後最初の大工仕事は本棚を固定するための下地作りとなりました。

柱間の寸法に合わせて板材を切り、かんなをかけて、古色付けをして、固定しました。

160326-182719_R.jpg
こちらがその本棚。
兄が手作りしたものをずっと前に譲り受けたものです。
天然木で出来ています。

160326-182723_R.jpg
で、さっきの下地にL字金物で固定します。
がっちり固定できたので、多分地震にも耐えられるでしょう。

160326-192150_R.jpg
夕食は、前夜の職場の飲み会の残り物(笑)
たくさん残っていたので、パックに詰めて持ち帰りました。

それからまた荷物を片付けたり、入浴したり。

160326-205001_R.jpg
新しい家に子ども達も大喜びです。
家の中を走り回る次女。
洗面所から8畳間・18畳間と、襖を開けると14メートルくらいの直線距離が出来ますので、子ども達も存分に走り回れます。

160326-211642_R.jpg
ご機嫌の次女。

160326-211726_R.jpg
変顔をする次女。
幼女の変顔と、重厚な根太天井のコントラストがたまりません(笑)

160326-211844_R.jpg
幼女と薪ストーブ。

160326-212518_R.jpg
このコントラストもなかなかで、絵になります。

160326-223216_R.jpg
作業半ばですが、いい時間になってしまったのでお布団を敷きます。

160326-223938_R.jpg
さあ、もう寝るよ!

160326-224423_R.jpg
18畳間に家族5人が並んで寝ます。
合宿状態です。

そしてですね、
18畳間に家族5人で寝るというスタイルは、今も続いています。

もうとにかく慌しく、忙しく、引越しの一日は過ぎていきました。
THE LONGEST DAY というのは少し大袈裟ですが、それくらい家族にとっては大変で、そして記念すべき一日となりました。

この日は土曜日。
翌日は全員OFFの日曜日。
更に翌日の月曜日からは嫁さんも僕も仕事です。
長女は10日ほどの春休みを過ごして、それからは高校生です。
次女と長男は3月いっぱいは今までどおりの村の保育園に通い、4月からはこちらの保育園に入園します。
家族みんな忙しく、新しい生活の準備があります。

翌日の日曜日にある程度まで生活を組み立てなければ、新しい生活も始められません。
きっとほとんどの人がそうなのでしょうが、引越しというのは古い生活と新しい生活の狭間で、いろんな大切なことをゆっくり噛み締める時間も無いまま、慌しく過ぎてゆきます。

そんな中での、家族の大切な節目の一日でした。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

家具雑貨の憂い(2016年3月27日辺り) - 2016.06.18 Sat

3月27日。
引越しの翌日についてです。

もちろんまだ物凄いバタバタ。
朝からホームセンターに行ってグラスウールを買ってきて天井裏に敷きつめたり(写真無し)。
新聞社の取材を受けたり。
注文していた中古の食器棚が搬入されたり。
水漏れが発生して、設備屋さんが来たり(単純な締め忘れ)。

160327-115419_R.jpg
お昼ちょっと前に搬入されてきた食器棚。
送料込みで1万円くらい。
今から考えても、なかなか良い買い物でした。

160327-122352_R.jpg
台所を片付ける嫁さん。
何せ翌日から夫婦ともに仕事で、しかも保育園児2人のお弁当(!)を作らなければなりません。

そんなこんなでバタバタの午前中が終わり、午後からは家族で買い物。

買い物は、そりゃまあ、雑多なものですよ。
カラーボックスだったり、浴室用椅子だったり、ランドリーラックだったり、衣装ケースだったり、キッチンマットだったり。
そういう思いつく限りのもの全部です。

皆さんそうだと思いますが、そういうものって引越し前の数年間だと「引越しのときに捨てて買い換えよう!」などといって、限界まで使い倒します。
だから引越し後にはまとめて必要になります。
我が家の場合だとニトリとホームセンターを梯子して、合計3~4万円分くらい買ったと思います。

ところで、今日書きたいのはそれら家具や生活雑貨の話。

もうね、どれを見ても合成樹脂かパーティクルボードかステンレス(あるいはアルミ)ばかり。
分かりきったことなのですが、改めてがっかりしました。

今どきの家なんてはっきり言って張りぼてです。
中身スカスカの石膏ボードにクロスを張って、構造体だって高温乾燥だったり集成材だったり。
床はクッションフロアか複合フローリング。
いやいや。
そうとも限らないのですが、施主がよほどこだわらない限り、張りぼて同然の家になります。

ただ悲しいのは、うちみたいに構造体も壁も床も天井も全て本物の素材にこだわって作っても、その中に入れる家具や生活雑貨が張りぼて同然のものばかり。

カラーボックス。
見るからに安物のパーティクルボードに木目プリントの紙を貼り付けて。
いや、もっと悲しいのは、現在の木製家具なんてほとんどが同じようなパーティクルボード。
高級になると、貼り付けてある紙が上等になるだけ。
中身スカスカだから軽い軽い。

衣装ケースをはじめとする合成樹脂も本当に安っぽい。
高級になると模様が豪華になるだけ。

それらのなかだとステンレスやアルミというのは一応本物の金属素材を使っている分だけはましなのだけれど、コストカットの為なのか、パイプの肉厚が薄すぎて、これまたとにかく軽い。

これらのものは安っぽさ偽物っぽさでも十分に嫌になるのだけれど、もうひとつ嫌なのがやはり軽さ。
やはり、ちゃんと使うためには質量は必要です。
何でも軽くてコンパクトがいいわけじゃありません。

例えばこういうバスタオルハンガー。
850105101.jpg
家族5人分のバスタオルを洗面脱衣所で干すためにはこういうのがあってもいいか、と思って買ったんだけど、物凄く軽い。
多分使用済みのバスタオルの方が質量があるのではというくらい軽いので、安定性が無い。
いくら製品が頑丈に作られていても(いや、頑丈じゃないんだけど)、軽さゆえに本体ごとグラグラします。

こういうことが購入したステンレス・アルミ製品で軒並み発生。
スカスカの合成樹脂・パーティクルボードでももちろん発生。
ちゃんとした質量を持つ家具が恋しい。

「そんなに嫌なら、いい奴を買えよ」ということなのですが、それが難しいのです。
二極化の時代といいますか、(主に中国からの)輸入品の安物が幅を利かせている現代にあって、そうではない、例えば無垢材の家具となると物凄く高くなります。
しかも、市場の狭さ(需要の少なさ)ゆえに既製品の種類も少なく、欲しいものが無ければオーダーメイドということも十分に起こりえます。

というわけでとりあえずは我慢。
古民家再生と移住とで、もう家計はすっからかんですから。

ただ、この家には本当に永く住み、できれば終の棲家にしたいですので、この家に相応しい家具を少しずつ揃えていこうと思っています。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

不便を選ばなかった食洗機(2016年3月28日辺り) - 2016.06.19 Sun

「不便を積極的に選択できることが、真の幸せであり、真の豊かさである」

というのが僕が生きてきて見つけた、人生の真理です。

多分10歳頃には既に発見していたのでしょうが、そのもやもやした考えをはっきり言語化できたのは25歳くらいのときだと思います。
時間をかけてゆっくりゆっくり、言葉にしてきました。

その考えは今でも変わりませんし、歳をとるごとに、古民家再生をして、古民家生活をしてからはなおさらに、その確信は強くなっています。
自分の発見した真理を証明する。
これが人生のテーマの一つであります。

さて、ところで今日の記事はそのテーマと正反対。
自分が真理に即さず、逆らってしまった部分。

160329-082925_R.jpg
我が家にはビルトインの食洗機を入れてあります。
しかも間口60センチの最大サイズのものです。

なぜ、真理に逆らって便利を選択したのか。
あ、正確に言うと真理には逆らっていないですけれどね。

「不便=幸せ」ではないですから。
正確に言えば「不便を選べる背景にある(時間的金銭的物理的精神的な)余裕が豊かさの正体であり、なおかつ、そこで便利なほう楽なほう速いほうに流れずに、生活そのものに手間暇をかけようという価値観が大切」ということです。

つまりは「余裕が無ければ便利なほうを選ぶこともやむ得ない」というわけです。
言い訳くさく聞こえますか(笑)

我が家は共働き。
嫁さんは限りなくフルタイムに近いパートタイマー(夜勤が出来ないというだけでパートタイマー待遇)。
子どもは3人。
なかなか丁寧に家事が出来ないというのが現状です。

「それでも」ということで、頑張ってはいます。
1日3食はもちろん手作りしますし、外食・スーパーのお惣菜・レトルト食品ということもほぼありません。

ただやはり、難しいこともありますよ。
共働きだと朝に洗濯物を干して夕方までに取り込むということも出来ないですから、夜のうちから干したり、部屋干しになってしまったり。
女性の社会進出とかとは別問題として、家事を丁寧に行うということに関しては共働きというのは非常に不利です。

多分、子育て共働き世帯が家事を完璧にこなすことは多分無理でしょうね。
どこかしら妥協したり、手を抜かざる得ません。
我が家の場合は食洗機に頼ることにしました。

なぜ食洗機かということですが、それは我が家が一体型のLDKであり、更にフラットの対面キッチンだからです。
独立キッチンならば洗い物は完全に隠せます。
対面キッチンでも、カウンター付きなどでしたらシンク内の洗い物くらいは隠せます。
しかし、フラット対面キッチンでは無理です。
シンク内が丸見えです。

そして、食事が終わったらすぐに洗い物というのがやはり理想ですが、現実には難しいです。
朝はそのまますぐに出勤しなければなりませんし、夜は子どもを早く寝かせるために入浴やら歯磨きやら寝床の準備の方が優先されます。

そういう言い訳を考えながら、ポリシーと現実との間で揺れながら、食洗機を利用することを選びました。

で、実際のところなのですが。
つけてよかったです!!

我が家の使い方としては朝は使ったり使わなかったり。
そもそも朝食では使う食器の数もそれほど多くないですから。
出勤前に余裕があれば仕掛けておきます。
それが出来ないのなら帰宅後に食洗機を回して、その間に夕食を作ります。
するとちょうど夕食が出来る頃に洗い物も終わって配膳が出来ます。

夕食後はすぐに仕掛けて、食洗機が回っている間に寝支度をします。

これから食洗機を導入している方、かなりお薦めですよ。
よく言われる話ですが、なるべく大きなものを導入して下さい。
我が家は5人家族で、8人用の最大のものを使っていますが、それでもギリギリ足りないくらいです。
というのも、食器だけでなく、調理器具もついでに入れてしまいますからね。

あとは、やはりビルトインの方が楽ではないでしょうか。
特にタカラは(他のメーカーでもやっているかもしれないけれど)シンクの真下に食洗機をビルトインできるので、液だれなどのストレスもありません。

最後に、食洗機を使う上でのコツというか、経費削減の秘訣を一つご紹介します。

食洗機というのはランニングコストがかかりそうですが、実際にはそれほどでもありません。
手洗いと比べても使う水の量は少ないですし、ということは、給湯のガス代も減ります。
食洗機で電気を使うのは主に乾燥機能らしく、これが全体の半分くらいを占めるそうです。

なので我が家の場合は乾燥機能は使いません。
最初の何回かは1時間の乾燥機能を使ったのですが、やはり茶碗の糸裏に残ったような水分までは乾燥しません。
それらを全て乾かすとなると2時間くらいは乾燥させないといけないと思います。
でも、そんなわずかな水分を飛ばすために延々と電気を使うというのも非効率的です。

というわけで、我が家の場合は乾燥機能は使わず、食洗機が終わったらすぐに扉を全開にして拭きます。
全開にしたまま放置すれば冷める頃にはカラカラに乾いています。
が、我が家の場合は全開にしてすぐに拭きます。
食洗機は最後に85℃ですすぐので、終了直後の食器はかなり熱く、拭いているそばからカラカラに乾いて気持ちいいです。
そうやって終わったらすぐに拭いてしまうのが我が家流です。
こうすることによってエネルギーも節約できますし、食器がいつまでもシンクや食洗機の中に残っているようなことも起こりません。

僕の計算だと、乾燥機能を使わない場合のランニングコストは、食洗機を1回つかうごとに「電気+水道+ガス」で20円程度です。
手洗いとそれほど変わらないランニングコストで、食洗機を使えています。

食洗機のお陰で本当に助かっています。
これで空いた時間で寝転がってテレビなんか見ていたらダメですが、我が家の場合はその時間で寝支度が出来ます。
あとは浮いた分の労力で他の家事を丁寧にやればいいかな・・・。
なんて、都合の良い言い訳をしちゃったり(笑)

偉そうなことを言っても、結局僕も文明にぶら下がっている現代人の一人なのですよ。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

ブログをいつまで続けるか? - 2016.06.20 Mon

さて、ブログ本編はといいますとようやく移住まで追いついて、WEB内覧会も終えて、今度は移住後の時系列を追っていくような感じです。

そこで、ずーっと前から考えていること。

このブログはいつまで書き続けるのだろうか?


正直、飽きっぽい僕のことなので、ブログがここまで続いているということに自分でも戸惑っています。
途中で飽きてしまえばそのまま自然消滅というか、自然に終了したのでしょうが。
(現に、古民家再生に限らず、途中で途絶えてしまうブログは多いです・・・)

なので、戸惑っています(2回目)。
しかも移住まで追いついたのだからペースを落とせばいいのだけれども、相変わらずの3ヶ月遅れくらいで、時系列に従う本編に限らず、書きたい事は山積みでちっとも消化できていません。
書きたい事はまだまだたくさんあります。
書くための体力と時間がなかなか厳しいのですが(汗)

ブログを始めた当初、3年半前は「再生を終えるところまででブログを完結させよう」と考えていました。
このブログはあくまで「古民家再生」であって、「古民家暮らし」ではないという考えがありましたから。
ただ、その考えも随分と揺らいでいます。

一つには、古民家再生は移住時点では完了ではなく、道半ばであるということ。
多分全体の作業量としては、半分も行っていません。
まあ、実際に住めていますので、家族を古民家再生に巻き込んだ張本人としては肩の荷はほとんど下りちゃっていますが。
だから、まだまだ古民家再生は続くし、その上で書くべきこともたくさん残っています。

二つめは、3年半かけて古民家再生をして、移住後3ヶ月くらい古民家で暮らしてきて「やはり、古民家再生と古民家暮らしは表裏一体のものだよな」と、思うようになったということです。
古民家で暮らすということは、自分がやった古民家再生の採点を日々やっているようなものです。
「ここは良かった」「これはまずかった」と。
だから、古民家再生だけでブログが完結してしまったら、それは答案の返ってこないテストのようなものです。
そこには自分の努力や工夫や自分なりの答えが詰まっていますが、それがもたらした結果が欠けています。
このブログが「自分に続く人に参考にして貰いたい」と考えている以上は、そのような採点結果の無い状態では片手落ちといえるでしょう。

三つめには、このブログを書くこと自体がライフワークであり、生活の一部となってしまっていることです。
そりゃ3年半も続けていればそうなります。
もちろん面倒なときや、つらい時だってありますよ。
今日だって現在は午後11時12分ですが、家事をして、翌日のお弁当まで作ってから書いているので眠いです。
それでも書くのは、やはりこうやって書くのが好きなのでしょうね。
そしてもちろん、たくさんの読者さんがいてくれて、ランキングに投票してくれたり、コメントをくれることも大きな励みです。
いくら古民家が完成しようが、ネタが尽きようが、このように僕のブログに付き合ってくれている読者さんと離れるのは寂しいです。
本当、たくさんの読者さんと知り合えた3年半でした。

最後に、四つ目。
これを書きながら思い出したこと。
みなさん、ブログっていいですよ。
記録になります。
このブログで言えば、古民家再生の記録であり、僕の人生の記録であり、僕の家族の記録です。
ブログだから、日記などと違って写真もたくさん使われています。
そして、日記とは異なり、不特定多数の人に読んで貰うために体裁も整えてあるので、自分や家族が後から見返して読んでも十分に読める内容です。
日記はそこまで体裁を整えないから、後から読むと恥ずかしかったり、意味不明だったりして、とても読めたものじゃないことが多いですから。
だから、自分の人生の記録としても書き続けたいとも思います。

以上が、ブログを始めて3年半経った僕の、現状でのブログに対する考えです。
つまりは、移住は完了しましたが、まだまだ続きます。
いつまででしょうかね・・・。
少なくとも7年後くらいの、古民家再生完了までは続けたいところです。
そこからは・・・?

いや、それに限らず、やはりいつ終わるとも分からないものです。
7年後まで書き続けるとしても、それは今までブログを書いてきた期間の2倍。
気が遠くなるほどの時間です。

僕は「万物流転」というヘラクレイトスの言葉が大好きです。
僕たち夫婦の結婚指輪にも刻んである言葉です。
永遠ではない、いつ終わるとも知れないこのブログ。
だからこそ、書き続けられる現在を大切にしたいものです。

ということで、移住までは完了しましたが、今後ともこのブログをよろしくお願いします。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

古民家再生をするということ - 2016.06.21 Tue

古民家再生をするということ










131005-092950_R.jpg
それは、
膨大な時間を家作りのために割くということ










150503-114437_R.jpg
それは、
大昔から続く家作りの文化と伝統を、ほんの少しでも引き継ぐということ










160605-171538_R.jpg
それは、
木・土・竹・藁・石
自然の素材と向き合うということ










130926-083807_R.jpg
それは、
自分の家に関して、お金と他人に任せるのをやめるということ










130907-104508_R.jpg
それは、
自然素材を使った、気持ちのいい家を手に入れるということ










140504-145111_R.jpg
それは、
頑丈な肉体と精神を手に入れるということ










130923-164311_R.jpg
それは、
常にポジティブになれる思考が身につくということ










150517-161107_R.jpg
それは、
友達と楽しみながら取り組める作業を得るということ










150502-160315_R.jpg
それは、
たくさんの人と新たに出会えるチャンスを得るということ










140914-174508_R.jpg
それは、
家族で苦労や悦びを分かち合うということ










130916-174352_R.jpg
それは、
子孫への大切な宝物を残すということ










130909-134033_R.jpg
それは、
仕事と同じくらいの労力と情熱を家に注ぐということ










150503-114123_R.jpg
それは、
一生退屈しないくらいの大きな趣味を持つということ










160410-185911_R.jpg
それは、
多分、人生が変わるということ
多分ね







ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

改めて考えた「なぜ古民家なのか?」・古民家の良さ - 2016.06.22 Wed

日本における古民家ブームというのは今でも静かに続いていて、新聞を読んでいても週に1~2回くらいは古民家関連の記事が乗っています。
再生をしてゲストハウスにしただとか、集会所にしただとか。
最近は空き家問題が注目されたり、それに伴う補助金が整備されつつあったりで、これからも古民家ブームというのは静かに続いていくのだと思います。
決して大きな流行にはならないのでしょうが。

我が家もタイミングといい、やっている内容といい、一応はその静かなブームの傍流として位置しているような気がします。
傍流というのは、「あくまで住宅として」「低予算の施主施工で」という部分で、主流とはずれたところにいると思うからです。

さて、それではなぜ僕は古民家再生をしたか、という問題なのですが、これを説明するのは難しいです。
3年半前にこのブログを立ち上げた直後にも「なぜ古民家なのか?」というカテゴリで説明してきたのですが、結局自分が住んできた家の説明に終始してしまって、自分が古民家を選んだ核心部分には近づけませんでした。
それくらい説明しづらい問題です。

ただ、自分の中にその答らしきものはあるのです。
そして、その答らしきものは、3年半の古民家再生の中で、また、移住した後の古民家生活の中で、確信としては強まっていく一方です。
「やはり、自分には古民家以外の選択肢はない」と。
今はちょうど移住の節目なので、難しいと知りつつも、自分が古民家でなければ駄目な理由を言語化していきたいと思います。

思えば、我が家の古民家再生では、物件購入に1120万円、そして移住までの再生作業で1800万円以上。
合計でほぼ3000万円の予算を使っております。
いくら700坪の敷地に65坪の母屋といっても、結構な金額です。
長野県の上伊那であれば、土地購入まで含めても、立派な一軒家が新築できてしまう金額です。
それに、移住までの再生期間3年半という時間と、休みも家族サービスも犠牲にして費やしてきた時間や労力を考えると、とんでもない対価を払っています。
それでも僕は、古民家再生をしなければならなかったと、今では確信しています。

では、僕が古民家を選んだ理由を羅列していきます。

①古民家は気持ちがいい
古民家で使われている材料はほとんどが木・土・竹・藁・石です。
それらはみんな自然物であり、そして土に還る存在です。
そして材料そのものが呼吸をしています。
多分これが、古民家の中にいて気持ちがいい理由だと思います。

160325-161640_R.jpg
特に土壁が気持ちいいです。
例えば今は梅雨の真っ最中ですが、それでも室内の湿度は最高でも70パーセント程度。
土壁の調湿機能は素晴らしく、放っておいても大体40~60パーセント辺りに保ってくれています。

最近では塗り壁が見直されていて、漆喰や珪藻土の調湿機能を謳っている建築屋さんも多いですが、そんなものに騙されてはいけません。
塗り壁の調湿機能というのは、土壁そのものの8センチもの壁厚がもたらすものです。
石膏ボードで壁を作って、たった1~2ミリの厚さの漆喰などを塗ったところで、調湿機能など知れています。

土壁を塗っていて、水打ちをすると分かるのですが、土壁というのは例えば1坪の広さの壁ならば2~3リットルの水くらいは平気で吸い込んでしまいます。
そして、必要なときに放出するのです。
このような土壁に四方を囲まれている古民家は常に調湿された空間になるのです。

ただ、ここまで書いたようなことは、無垢材と土壁の家を新築すればいい話ですので、古民家である必要性はありません。
古民家である必要性としては不十分です。

②古民家はカッコいい
家とか車とかって、かっこよくてデザインが気に入っている方がいいですよね。
それだけ永く愛用して、自分のアイデンティティが投影されるものですから。
だから機能性だけでなく、見た目に惚れこむというのも大切だと思います。
そういう観点で言うと、古民家は物凄くカッコいいです。

材料一つ一つの大きさ、荒々しさから来る、無骨さと重厚感。
平屋なのに屋根は大きく、そして軒も1間(1.8メートル)以上の深さがある。
今時の家って、こういう部分が完全に犠牲になっています。
屋根なんて、「雨が凌げればいい」「軒が浅い方が部屋が明るくなる」くらいの考え方しかないから、施主がこだわらずにコストカットばかり考えていると、片流れ屋根の軒がほとんど無いヘンテコな屋根ばかりになります。

あ、そうそう。
話は逸れますけれど、建物本体はコストカットばかりで、そしてキッチン・バス・洗面台・トイレなどの住宅設備ばかりにこだわっている施主とか、それを良しとする建築屋さんとか、どうかしています。
そんなもの、家作りの中じゃおまけみたいなものですって。

閑話休題。
自画自賛ですが、僕は自分の家を毎日惚れ惚れと見ています。

10950667_856388447774265_5022600412206680361_n_R.jpg
仕事から帰ってくるときに見える、大きな屋根、カッコいいです。

160325-161751_R.jpg
夕食後にちょっと寝転がって眺める天井、カッコいいです。

トイレで目の前に見える土壁、カッコいいです。
もっともっと、とにかくたくさんのカッコいい姿があります。

もちろん新築でもコストカットばかりせずにカッコいい家は建つのでしょうが、僕の予算では無理です。

③古民家は落ち着く
古民家は落ち着きます。
理由はいまいち分かりませんが。
多分一つには材料一つ一つの重厚感。
張りぼてではないという安心感。

次には色合い。
僕は古材の黒さと、土壁の茶色さが好きです。
無垢材にこだわった家でも、やはり新しい無垢材は色が明るすぎます。
そして、壁や天井の白さも苦手です。
落ち着きません。

「古民家だって白い漆喰壁じゃないの?」
と思うかもしれませんが、それは違います。
「黒光りする柱に真っ白な漆喰壁」というのは商業的古民家再生が作り出したイメージです。
多分白と黒のコントラストを強調したいというのと、真っ白な漆喰壁の清潔さを強調したいのでしょう。
もちろん漆喰は伝統的な材料ですし、漆喰壁の古民家もありますが、実際にはほとんどの古民家は漆喰壁ではなく中塗り仕上げの茶色い壁です。(統計や調査があるわけではありませんが)

元々は古民家は中塗り仕上げでおしまいです。
そして、生活をして何年も経って、壁が目一杯乾燥してから、希望があれば上塗り土で仕上げます。
関東では良い土が無いので、その代わりに漆喰で仕上げるケースがあっただけです。
だから「古民家=漆喰壁」というのは間違ったイメージになります。
あ、外壁だけは雨に強い漆喰で仕上げる場合が多いです。
これは室内ではないですがね。

そんなわけで、中塗りで仕上げた古民家の壁は、強すぎないコントラストで、土壁の風合いもあって良い物です。

もうひとつ、古民家が落ち着くのは暗さ。
谷崎潤一郎が「陰影礼賛」に書いたとおり、日本建築における暗さや陰影というものは不可欠な要素といえます。

いったい、いつから日本人は今のように明るい家を好むようになったのでしょうか。
そりゃまあ、昔みたいにガラスの無い時代は、必然的に家の中は暗くならざる得なかったのでしょうが、実はその暗さの中にこそ、日本人にとって大切な美しさがあったのです。

160325-165555_R.jpg

古民家は暗いです。
うちは幅1間以上のサッシを入れて、天窓もいれてありますが、それでも普通の住宅よりは随分と暗いです。
それは、前述のように軒が物凄く深いからです。
でも、その暗さこそがかっこよく、僕にとっては落ち着く空間を作り出してくれています。

と、今日は「古民家の良さ」という観点から述べてきました。
とても一つの観点だけでは説明しきれないので、明日は違う観点から書いてみます。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

改めて考えた「なぜ古民家なのか?」・日本の伝統としての古民家 - 2016.06.24 Fri

半分思い付きで書いているので、系統立った理路整然とした説明はできませんが、今日は「伝統」という観点から書いていこうと思います。

④日本の気候風土に根ざしている
日本の建物というものは「竪穴住居・高床倉庫」→「掘っ立て造り」→「石場建ての古民家」というのが大まかな変遷です。
竪穴住居というと縄文時代のイメージが強いですが、室町時代くらいまでは現役の住居として使われ続けていました。
その竪穴住居に柱がついて、屋根が持ち上がったのが古民家です(特に寄棟屋根の場合)。
これが紛れもなく、日本の気候風土に合った建物なわけです。

一方、現在の新築住宅はというと、ごちゃ混ぜですね。
木造軸組み構造あり、2×4工法あり、ログハウスあり、鉄筋コンクリートあり。
外観だって和風、洋風に限らず、北欧風だの北米風だのカントリー調だの。
個人の自由と言ってはそれまでですが、みんな思い思いの家を建てるものだから、街並みにちっとも統一感がありません。
それらごちゃ混ぜの建物はいったいどうして生み出されるのか?
それは単なる商業主義による差別化です。
無用な差別化によって、選択肢が増えすぎているだけです。

僕自身も好き勝手に生きている現代人の一人ですので、あまり「伝統」というものを振りかざそうとは思いません。
ただ、人として逆らってはいけない、従わなければいけないものはあると思います。
それは自然であり、気候や風土です。
なぜ古民家がこのようなつくりをしているのか?
それは日本の気候風土に合っているからです。

そして、気候風土というのは我々の思考や世界観に大きな影響を与えています。
端的な例で言えば、厳しい自然の西アジア~ヨーロッパでは善悪二元論のキリスト教が生まれ、乾季と雨季を繰り返すインドでは輪廻転生の仏教が生まれ、四季の恵みが豊かな日本では八百万の神の神道が生まれました。
僕たちはどこまで行っても結局は自然の一部であり、心にも体にも恐らくDNAにもその気候風土が染み付いています。
だからこそ自然を克服するなんてのは愚かなことなのです。

家の外と内を完全に遮断し、気密性を高め、その代償として電気の力で24時間換気をするなんてのは愚かなことです。
ならば呼吸する家を造り、土間と縁側を作って外と内の境界を曖昧にし、程々の不便さの中で暮らす方が理に適っています。
金属と木の剛性の違いを無視して、金物だらけの家を建てるのは愚かなことです。
自然に還らない材料ばかりを使って、すぐにゴミになってしまう(家の平均寿命は27年)のも愚かなことです。

⑤そもそも、現代では伝統工法の家はほとんど建てられない

前述の項目とも被りますが、そういえば現在の建築基準法では伝統工法の家を建てるのはすごく困難なはずです。
専門家じゃないし、今さら調べるのも面倒なので、4年位前に調べた記憶ですけれどもね。
石場建て、金物を使わない木組み、24時間換気などの部分ですごく難しいはずです。

それら法律的な面を乗り越えられたとしても、実際の設計事務所や施工者の確保。
そして金銭的な壁も立ちふさがります。
多分金銭的な部分だけ見ても、普通の稼ぎの人には難しいです。
自分でやろうにも、よくあるようなセルフビルド本では、もちろん伝統工法は想定されていません。
僕にだって出来ません。
古民家再生以外で伝統工法の家を手に入れるのは至難の技です。

⑥飽きない
先ほど触れたように、日本の住宅の平均寿命は27年程度です。
大部分は建物本体の寿命というよりは、間取り的な問題で取り壊しになるようです。
要するに「飽きちゃう」ということだと思います。

まず、間取りに関しては流行があります。
吹き抜けが流行ったり、オープンスペースが流行ったり、対面キッチンが流行ったり。
家作りには統一感が無いのに、こういう流行だけは乗っかるというのが興味深いところです。
で、この流行、やはり流行というだけあってすぐに時代遅れになります。
時代遅れになると飽きてしまったり、みすぼらしく思えたり。

親の世代で建てた家は、子どもの世代にはしっかり流行遅れとなり、しっかりと建て直されます。
だから27年という寿命はちょうど親子の世代交代とも合致するので、納得してしまいます。

古民家はそう言う意味では多分飽きないと思います。
商業主義による流行は、売るために短い周期で流行り廃りを繰り返しますが、古民家はそんなものを超越していますから。
古民家が建っているのは、商業主義によるせせこましい時間ではなく、悠久の時の流れの上です。

⑦完成時が最高ではない
新築って、多分完成した瞬間が一番綺麗で、最高の状態だと思います。
あとは劣化していくだけです。
特にクロス壁やウレタン塗装の床なんかは。
集成材やコンクリートも強度は落ちていく一方です。

対して、古民家はどんどんと味が出てきます。
黒光りする柱。
錆が出てくる土壁。
木だって、伐採してから100年後くらいが一番強度があります。

新しいものはどんどん劣化していくし、そして飽きます。
これはもう、どうしようもないことです。
現在の新築で、新建材の家で、どんどん味わいが増すなんてことはなかなかありません。

⑧間取りのよさ
今まで書いたいろんな項目と被りますが、古民家の間取りって素晴らしいです。
畳、襖、障子、土間、縁側。
どれをとっても緩やかで、そして汎用的な空間を作り出します。
夏は建具を開け払って開放的にし、一族のイベントには襖を開けて大広間をつくり、そして外と内とは緩やかに区切るというのが日本に合った家というものです。

キーワードは汎用性です。

座敷は素晴らしいです。
座卓を置けばダイニングに、布団を敷けば寝室になります。
子ども部屋にだってなります。
応接間にも、来客用の部屋にもなれます。

何度も言いますが、子ども部屋なんて要りません。
今あるような普通の壁だらけの家で、子ども部屋なんて作っても、10年もすれば子どもは出て行ってしまって、その部屋はデッドスペースになります。
ならば座敷の一部を子どもに使わせた方が理に適っています。

あと、無駄さも好きです。
20畳の土間なんて無駄です。

160325-171316_R.jpg
我が家自慢の20畳の土間。

なんにでも使えますが、今のところは何にも使っていません。
物もほとんど置いていません。
使わない、置かないというのがかえって最高の贅沢です。
もちろん今後使うことも出てくるでしょうが、なるべくごちゃごちゃと物は置きたくないものです。

例えばこの20畳の土間。
新築だと難しいでしょうね。
「玄関に20畳の土間を作りたい。使い道は特に無い」
なんて要望したら、設計士さんが全力で止めると思います(笑)
古民家だから許される無駄であり、贅沢だと思います。

なんて、本当にとりとめもなく書いてしまいました。

これら一つ一つは新築でもクリアできる条件もありますが、必ず予算の壁にぶつかります。
20畳の土間を作るのも、土壁にするのも、石場建てにするのも。

現在の建築業界というのは、少しでも標準仕様から外れたことをすると金額が跳ね上がるものなのです。
だから、僕の欲しい要素を詰め込むと、これはもう完全に予算オーバーします。
だから、冷静に考えようが、情熱をこめようが、僕にとっては古民家再生しか無かったのです。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村



関連記事

僕が新築を選ばなかった25の理由 - 2016.06.24 Fri

前回前々回と僕が古民家を選んだ理由を書き連ねてみました。
思いつきでとりとめもなく書いてしまい、しかも随所が新築住宅の悪口になってしまったので、書きながら少し嫌な気分になったり。

で、結局まとめてみると、僕は古民家を選んだというか、新築を好まなかったということに気付きました。
新築には僕の欲しいものはなかった、適えられなかったということです。

今回は本当に新築住宅の悪いところを書きます。
いつまでもそんなことを書いていたくないので、これっきりにします。
気分を害す方がいたら謝ります。

必要以上に私情を挟みたくないので、簡潔に、箇条書きにします。

①新築住宅は小洒落てはいるけれど、外壁はサイディング、内壁は石膏ボード下地のビニールクロスか、1~2ミリ程度のごく薄い塗り壁で、実質張りぼてのようなものであること。

②土壁でないので、家自体が呼吸せず、なおかつ新建材やボンドから出る化学物質を排出するために24時間換気(建築基準法で義務化)が必要であること。

③建築基準法のせいで、木材とは剛性が異なる金物の使用が義務付けられていること。

④基礎と建物が緊結されており、地震の揺れを建物に伝えてしまうこと。

⑤ローコスト化のせいで、片流れの屋根が多いこと。

⑥家の寿命を決める重要な要素であるはずの軒が、「部屋を明るくする」という理由で極端に短くなっていること。

⑦伝統家屋の「障子襖による緩やかな区切り」ではなく、壁によって間取りがきっちりと区切られてしまっていること。
これは個人主義的な西洋風の発想によるもので、「共同」を旨としてきた日本社会にはそぐわない。

⑧床にクッションフロア・プリント合板・ウレタン塗装が多いこと。

⑨集成材が多用されていること。
集成材にもいいところはあるのだろうけれども、例えば化粧梁が集成材とか、僕には我慢できない。

⑩プレカットが主流で、木の癖もろくに読まれていないこと。
そして、「プレカット=コストカット」だけれども、そのせいで木の性質を理解しながら刻むという大工仕事がなくなり、大工が実質「組立工」に成り下がっている。
ちゃんとした大工さんがどんどん減っています。

⑪間取りなどに流行があって、そのせいで建物としての寿命が極端に短くなっていること(平均で27年)。

⑫寿命が短い上に、新建材だらけの新築住宅は土に還らず、ゴミになってしまうこと。

⑬完成時が最高の状態で、それからは劣化する一方。
価値も下がる一方。
時間が経つほどに味わいが増す(付加価値がつく)ような新築はほとんどありえないこと。

⑭明るすぎること。

⑮無垢材にこだわった家の場合は、今度はわざとらしすぎること。
特に天井や壁の羽目板などはコストの都合上、2級品くらいの杉を使うことが多い。
すると赤身と白太のコントラストが強すぎたり、節だらけだったりする。
天井や壁が節だらけというのは、落ちつかないです。

⑯間取り上、座敷が極端に少ないこと。

⑰土間、縁側がないこと。
家の外と内を区切る、緩衝スペースは必要です。

⑱中性化によるコンクリートの寿命があること。
コンクリートの寿命は木よりもはるかに短いはず。

⑲限られた予算とスペースなので、間取りに無駄(遊び)が無さ過ぎること。
その癖、壁が多く、間取りに流動性が無いので、例えば子どもが独立した後の子ども部屋がデッドペースになるなど、今度は悪い意味での無駄が増えていくこと。

⑳高気密高断熱はぬるま湯のようなもので、人間を甘やかしてしまうこと。
特に、子どもが丈夫な肉体と精神を育むためには、暑さ寒さというのは必要だと思います。

21便利すぎること。
不便は人を育てます。

22個室ばかりの間取りは家族を分断してしまうこと
。最近はこの反動か、オープンスペースの家も多いです。
わざとらしいオープンスペースも苦手です。
緩やかに区切って、いつでも繋げられる襖でいいと思います。

23価値がすぐになるなること。
新築直後に既に2~3割減です。
20~30年で価値はほぼ0です。
場合によっては、不動産売買の際に「取り壊し費用」とかなって、負債になりかねません。
100年住宅とか言っていますが、本気でしょうか。
構造体の寿命が100年もったとしても、
その家は100年後にはどのような扱いを受けているでしょうか。
現在における「古民家」のような扱いを受けるとは思えません。
(今の古民家だって、随分と割を食っていますが・・・)

24新築住宅は商業主義の産物であり、お金ありきで幸せが置き去りにされていること。
この場合の幸せとは、「家」「業者」「施主」三者の幸せ。
例えば、
業者の儲けや、施主のコストカットのせいで家が不幸になってもいけない。
元請の儲けや、施主のコストカットのせいで下請け施工者が安く買い叩かれてもいけない。
施主が業者に騙されてもいけない。
業者が施主の不当なクレームに苦しめられてもいけない。
ということです。

25こだわるとお金ばかりかかること。
ここまで書いたことは全ての新築に当てはまるわけではありません。
いくつかのモデルハウスに行ったり、折込チラシを眺めたりしての感想です。
例えば新築だって、土壁に出来ますし、躯体だって手刻みにも出来ます。
ここまで書いてきた一つ一つの問題点をクリアするだけなら、法律さえ引っ掛からなければクリアは出来ます。
ただ、物凄くお金がかかります。
そして、ハウスメーカーや工務店にとっても、標準仕様と大きくずれるために、出来ればやりたくないでしょう。
標準仕様の家を量産するのが、商業主義的には効率がいいからです。
日本の気候風土に根ざした伝統的な家は、いつのまにか大金を出さなければ建てられなくなりました。

以上が僕が新築を選ばなかった理由です。
そして、元々古い家が好きだったこともあって、自然と古民家再生を始めました。

今考えても、新築住宅に住んでいる自分は想像できないな、うん。
きっと退屈すぎて死んじゃうかも(笑)



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

僕の手抜き・僕の妥協 - 2016.06.25 Sat

前回までで3回連続、古民家を賞賛し、(結果的にですが)新築住宅の欠点を書き連ねるという記事を書きました。
今のところ苦情は戴いておりません(笑)

しかし、盟友の古民家野郎さんから「理想主義になっていて、古民家再生のハードルを上げてないか?(意訳)」とのご指摘を戴きました。
はい。
自分のことを棚にあげるのは得意技です(笑)

まあでも、そうだよな。
このブログの主旨は古民家再生の良さやノウハウを広めて、古民家再生をもっと身近なものに、そして1件でも多くの古民家が再生で救われるように求めるものです。
だから、古民家再生のハードルを無用に上げることは、僕の望むところではありません。

昨日までの記事で批判してきたようなものを、自分の古民家再生においても一部ですが使っております。
それは僕の妥協であり、手抜きです。
もうちょっと言うと、予算的な都合、工期的な都合、楽だった、面倒くさかった、などの理由で拘り切れなかった箇所があるということです。
他にも、気密や断熱性能については、住み手である自分たちが我慢すれば済むことなのに、少しでもと思い、中気密中断熱くらいになっています。
これも甘えであり、妥協です。
古民家野郎さんはもう少しポジティブに「選択」という言葉を使ってくれていますが、妥協でもいいですよ。

今までの記事をずっと読んできた人にとっては、今日の記事は目新しさは少ないと思います。
言ってみれば「僕の妥協や手抜きの総集編」なわけです。

141116-091414_R.jpg
①ボンドの使用
こういう風に後施工となった柱などは全て雇いホゾで入れました。
つまりは雇いホゾを固定するためのボンドを使ったということです。

他にもボンドはフローリングの端部分を固定したり、板壁に使った羽目板の固定にも使いました。

150208-184406_R.jpg
②金物の使用
例えばこういう傷んでしまった柱。
本来なら柱ごと取り替えたりとか、金輪継ぎなどの継ぎ手で補強するのでしょうが、そんな技術は持ち合わせていないので添え柱をいれて、全ネジボルトで固定しました。
他にもコーチボルトを使った箇所もあります。

150621-144240_R.jpg
③断熱材(新建材)の使用。
居住空間に関しては、床面は全て断熱材(カネライトフォームかスタイロフォームかミラフォーム)を入れて、しかも細かな隙間はコーキングで塞いでおります。
暖房効率のことも考えると、やはり断熱性は必要です。
特に僕一人で暮らすのではなく、家族と一緒に暮らす家ですからね。

150726-163610_R.jpg
同じように、小さめの隙間にはウレタンフォームを充填しました。

150913-153808_R.jpg
④ベニヤ板(集成材)の使用
集成材を良く思っていないながらも、一部の捨て貼りに使いました。
やはり安くて、癖が無いのが魅力です。

151202-134108_R.jpg
⑤石膏ボード壁
小壁のみですが、合計幅13間分の小壁が石膏ボード下地です。
内側から「断熱材→石膏ボード→Bドライ下塗り→中塗り仕上げ」という構成になっています。
なぜ土壁に拘る僕が石膏ボード壁にしたかといいますと、それらの箇所はみんな欄間が入っていたところを、欄間を外して小壁を作ったからです。
というわけで、小壁の下端となる鴨居は従来は軽い欄間を支えていたので、本物の土壁を塗ったら強度的に問題があるだろうと。
だから軽いボード壁にしました。

160325-161640_R.jpg
ちなみにこういう箇所です。

160325-161640_R2.jpg
この写真で言うと、赤丸で囲った小壁だけが石膏ボード下地で、他はみんな本物の土壁です。
下地はなんであろうと、全く同じ中塗り土を塗っておりますので、外観では違いが分かりません。

石膏ボードは光の道にも使いましたし、あと、煙道はケイカル板を使いました。

システムキッチンも、ユニットバスも、みんな妥協(選択)です。

拘りきれなかった箇所もありますが、お陰で工期も予算も守ることが出来ました。

これから古民家再生を検討されている方、手抜きや妥協も必要ですよ。
妥協を許さず、全てを本物の仕口でやろうなんて思ったら、そのための道具や技術習得にとんでもないお金と時間を使うことになります。
妥協が許されないのはプロの仕事であって、施主施工の工事ではありません。

高度な仕口が必要な箇所が、コーチボルト一発で用が足りるようならば、それは方法としては選ぶ価値があると思います。
そういうことはざらにあります。

古民家は素晴らしいものですし、それを直すのも素晴らしいですし、古民家再生は人生の一部を犠牲にしてでもやる価値のあることだと思いますが、一方で僕たちは「古民家原理主義」に陥ってはいけません。
古民家再生はそのポリシーに置いても、方法論に置いても、非常に幅があってしかるべきだと思います。
百人に百通りの解釈があって当然です。
その中で唯一、守らなければならないことがあるとすれば昨日の記事で書いたように「家・業者・施主」の三者が幸せであることではないでしょうか。

僕の場合は、僕と家族の幸せのために、古民家に少しだけ我慢をしてもらいました。
古民家は不満かもしれませんが、
「僕がこの家を買わなかったら、僕がこの家を再生しなかったら、君はとっくの昔に取り壊されているよ!」
なんて言って、宥めています(笑)

みなさん、理想やこだわりは大切ですが、現実の予算と工期はもっと大切ですからね。
いろんな選択肢(再生方法)が用意されている現代文明の恩恵は授かってもいいと思います。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

古民家再生で得るもの - 2016.06.26 Sun

前回まで少し寄り道をしながらですが、古民家再生の意義について「古民家の良さ」という観点から書いてきました。
古民家そのものの良さ。
ハードとしての古民家の良さ。

今回はそれとは異なる視点、ソフトとしての古民家の良さというか、古民家再生をすることで人として得るものについて書いていきます。

①自分の家を自分で作れる満足感


自分で何かを作ることが嫌いな人はあまりいないと思います。
日常的なもので言えば日々の料理であったり、家庭菜園であったり、漬物、梅酒など。
もう少し頑張る人は手芸・編み物・レザークラフト・木工など。
改造・メンテナンスの類では車いじりもこの範疇です。
いずれも、お金を払えばいくらでもサービスとして手に入るのに、場合によっては自分でやるよりも安く上がるのに、それでも人は自分の好きなことはお金や時間をかけてでも自分でやりたくなるものです。

家を作るというのはその最たるものですね。
それを毎日使うどころか、その中に包まれて生活をするわけですから。
そして何十年と使い続け、場合によっては子孫に引き継ぐものですから。

しかし、家を作るというのは大変です。
木造軸組み工法であろうと、2×4工法であろうと大変なものは大変です。
人にもよりますが、本業の片手間で作る場合は、10年近い歳月をかけてやっと住めるようなものです。

古民家再生も大変です。
元々水平垂直が狂っている場合が多いので、そういう意味では新築をセルフビルドするよりも面倒な部分は多いです。

しかし、古民家再生の良いところは、その難易度を選択できる余地が多いことです。
うちみたいに廃屋同然の家は例外として、もっと程度のいい家がほとんどです。
程度の良い、場合によっては再生しなくても現況で住めるような家を選べば、再生の難易度はぐっと下がります。
そして、規模も選べますし。
あとは、新築の場合は作業スペースを作らねばならないことと、屋根を作るまでは急がなければならないのが大変です。
古民家の場合は既に屋根がありますし、作業スペースや資材置き場も確保しやすいので、そういう部分もハードルが低いです。
本当、新築は屋根さえ作れば何とかなるのですがそれまでがね・・・。

再生に限らず、ほんの少しのメンテナンス程度でも、自分の家を自分でいじれるってのは、楽しいですよ。
でもそれは、古民家とか、中古住宅だからこそ。
まさか新築なのに、いきなり自分であれこれいじっちゃう人ってのは、そうはいないですよね(笑)

②大工道具が揃い、技術も身につく

例えば電動工具。
丸鋸・インパクトドライバ・ディスクグラインダ。
どれも便利です。
持っていると生活の幅が広がります。
多分僕の場合は、古民家再生をしなかったらこういうものとは接点が無いままの人生だったでしょうね。
安物ならばどれもほんの数千円で買えますが、それでも使用頻度が低いと、費用対効果が悪すぎて買う気になれません。
家族だって滅多に使わないのに買ったら白い目で見るでしょう(汗)
保管場所も必要ですし。

古民家再生をすればこういう道具類は一通りそろいますし、ほとんどが元が取れますし、使い方もマスターできますし、ゆえにこれからの人生はいつでもこれらの便利な道具とともに暮らすことが出来ます。

③教育にもいい気がする

元々は男(父親)の家での役割は、家のメンテナンスだった。
屋根に登って、ずれた瓦を直したり。
台風の前に雨戸を打ちつけたり。
まあ、そういうメンテナンスが必要であったらしいです。

それが、現在では車も家もメンテナンスフリーに限りなく近くなって、男本来の役割がなくなっています。

一方、女性の役割であった家事労働は、炊事洗濯掃除育児はある程度は自動化されているけれども、まだ残っている状態。
冷蔵庫、洗濯機、掃除機で労力はかなり減ってはいますけれどね。

男は役割がなくなって暇。
家では粗大ゴミ同然。
女性は相変わらず家事労働がたくさん。
おまけに共働きが当たり前。
これじゃ女性が文句を言うのは当然です。

というわけで、家事をする夫や、いわゆるイクメンが登場。
いやいや。
これも決して悪くない流れですよ。
僕だって家事はします。
結構好きです。
嫁さんと分担して、僕は得意な料理を中心にやっています。
育児だってもちろんやっています。
そう呼ばれることには抵抗があるし、自称もしたくないけれども、「イクメン」の範疇にいる気がします。

だから、この流れについて、悪くは思っていません。
性別を問わず、日々の生活や、自分の子どもを大切にして、そのために時間や労力を割くのはとても大切なことですから。

ただ、一方で思うのです。

男たちよ、そのままでいいのか?
と(笑)

本来の役割を取り戻さなくてもいいのか?
と(笑)

古民家や中古住宅ならば、メンテナンスする箇所はいくらでもあります。
多分、一生いじっていても飽きないほど。
一方、新築住宅はその余地はほとんど無いでしょうね。
下手にいじると家族からも業者からも怒られると思います(笑)

そして、父親が家をメンテナンスしている姿を見て、子どもたちは育つ。
息子は、父の背中に、男としての生き方を学び取る。
娘は、父の背中に、男性の理想像を見出す(笑)
本当かいや?(笑)
まあ知らないけれど、多少なりとも教育的効果はあると思います。
少なくとも、家でゴロゴロしているばかりの父親よりは(笑)

あ、ちなみに、男女のジェンダーについて書きましたが、僕は基本的にジェンダーフリーというよりは、「男には男に役割が、女には女の役割がそれぞれある」という立場です。
男尊女卑はダメですが、行き過ぎた男女平等主義というか、「役割が違うはずなのに、何でもかんでも一緒(平等)」というのもダメだと思っています。

もうひとつ。
父性母性は性別とは独立した性質だと思っています。

本記事のジェンダー的な記述が気になる人は、その辺りを加味していただければと思います。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

古民家再生と人との繋がり - 2016.06.27 Mon

昨日の記事では古民家再生についてソフト面から書いてみましたが、「人との繋がり」という観点を書く前にかなりのボリュウムになってしまいました。
というわけで今日はソフト面の第2弾。
古民家再生で得られる人との繋がりについて書きます。

①とにかく人が集まる
140504-143531_R.jpg
例えば、我が家の場合、GW作業は3回やりました。
毎年4~5日間かけて、1日辺り10人くらい。
1回の延べ人数で40~50人くらい集まってくれました。

普段、なかなかここまで集まる機会というのはありません。
特に、僕の友達というだけの共通点の人が、全国からたくさん。

そして、みんなで集まっても、退屈するということはまずありません。
むしろ忙しい(当たり前)。

昼間の作業中から、夜の宴会が楽しみで仕方ありません。
それが毎日です。

②遠くの友達も来てくれる・久々の友達も来てくれる

150517-161107_R.jpg
高校・大学を卒業して社会人になると、時間が経つのがあっという間になります。
結婚をして子どもができると、自分の自由に出来る時間は激減し、時間の流れは更に加速します。
すると、気がつけば10年くらいあっていないような友達が出来るのも、世の常。
仕方のないことではあります。

古民家再生をすると、そんな久々の友達も着てくれます。
例えば、この写真のタッキー。
大学の友達で、このときは確か10年ぶり。
他にも、大学時代の下宿の先輩(7年ぶり?)や、お店のお客さん(4年ぶり?)も来てくれました。

遠方の友達で言えば、大阪から、東京から、千葉から、愛知県から、京都から、たくさん来てくれました。

③新たな人の繋がりもできる

150502-160315_R.jpg
例えば、この写真に写っているのは東京の武田さんご夫妻と、大阪の古民家野郎さん。
ともにこのブログの読者さんで、このときが初対面。
ブログ上の「助っ人募集」を見て、GW作業に駆けつけてくれました。

ブログ関係で出会えた助っ人は他にも、iwanamiさんもそうですし、愛知県の杉浦さんご夫妻、あとは埼玉県のかものはしさんご一家。
リアルではお会いしたこと無いブログの読者さんも、やはり古民家再生を通じて知り合えた方々です。

で、ですね。


例えばここまで書いたこと、これだけなら古民家は必要ありません。
古民家が無くても、集まればいいですし、久々の人とも会えばいいですし、ネットなどを通じて新しい人とも出会えばいいです。
でも、現実にはそれは難しいです。

なぜならば、
やることがないから。
ああ、何という無慈悲。

人と集まっても、人と会っても、やることがないというのは辛すぎる現実です。

だから大人は、せめてもの慰みに、お酒でも飲みます。
まあ、それでもいいのですが芸もないし、発展性もありません。
久々の友達ならば、そりゃもちろんご無沙汰している年数に比例して共通の話題も減っていくもの。
下手すれば残された共通の話題である「思い出話」に終始することだってあります。
友達と過去しか共有できないのは悲しいことです。

その点、古民家再生をしていると違います。
一緒に作業をしながら、一緒に汗を流しながら、楽しみ、会話も弾み、作業も捗ります。
もちろん久々の友達ならば過去の話も織り交ざるかもしれませんが、大部分は現在や未来の話だったりします。
本当、不思議なことに会話に集中するのではなく、作業をしながらの方が会話というのは捗るようなのです。

たくさんの友達が集まろうと、久々の友達と会おうと、初対面の助っ人が訪ねてこようと、「作業をする」という前提があると、その作業を共有しながら楽しめるものなのです。
それに、来てもらう口実にもなりますしね。
人は用事がなければわざわざ遠方にも行かず、「何かのついでに」「いつかは」などと思っているうちに時ばかりが過ぎていきます。

それともうひとつ、遠方から来てもらうからには普通は「泊まり」ということになります。
これも、結構ハードルが高いですね。
特に結婚していたりして、家族や子どもがいると。
しょっちゅう会っていて家族や親戚同然の付き合いをしていると気兼ねないのでしょうが、久々の友達となるとなかなかお互いに気を使います。

これはうちの場合ですが、古民家だからこそ気楽に泊まりに来てもらえました。
半分野宿のような環境ですが。
でも、これくらいのほうがお互いに気兼ねないのだと思います。

ここまで書いてきたこと、別に古民家である必要はありません。
要はみんなの力が必要な作業があって、それを理由に集まれればいいのです。
でも、その「みんなの力が必要な作業」というのが、なかなか無いのですね。
「農作業」とかだとあまりに個人的過ぎて、「自分でやれよ」ってなっちゃいますし。
古民家再生も個人的ですが、そこには非日常的な、なにかワクワクするような要素があるような気がします。

今日書いたことにはそこまでの普遍性はありません。
あくまで「僕の場合は人と繋がるツールとなった」程度のことです。
が、程々の普遍性はあるような気がします。

僕の場合は本当にたくさんの人と出会えました。
たくさんの人とこの現場に宿泊して、飲み明かしました。
たくさんの友達が遠方から訪ねてきてくれました。

全半会の仲間でいえばデビルも、くーちゃんも、侍も、古民家のためにたくさん来てくれました。
父親も母親も兄もたくさん来てくれました。
古民家のお陰で会うペースは2倍くらいになり、一緒に過ごす時間は更に増えました。

そうやって、人と会うためのツールとしても古民家は優秀だと思うのです。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村




関連記事

我が家の古民家再生が特別に大変だった理由 - 2016.06.28 Tue

このブログを昔から読んでいる人、過去の記事まで遡っている人はご存知でしょうが、とにかく我が家の古民家再生は特別に大変でした。

何度も言うように、このブログの目的の一つは古民家再生の裾野を広げることですので、今さらですが、我が家が大変だった理由を述べます。
本当に、我が家の大変さは特別だと思ってください。

①屋根が茅葺で、しかも腐っていた

120920-105602_R.jpg
購入前の我が家の屋根。
こう見ると、苔むしてはいますが、まずまず普通の茅葺屋根に見えますが・・・。

120923-112810_R.jpg
実際にはあちこちがこんな感じに腐って、崩れ落ちています。
もう全体的に限界を超えたまま放置されていた茅葺でした。

10950667_856388447774265_5022600412206680361_n_R.jpg
それが今ではガルバリウム鋼板を貼って、こんなに美しい屋根に!!

しかし、それはもう苦難の連続で。

140503-113959_R.jpg

140504-145111_R.jpg
このように屋根を作っていったわけです。

屋根だけでの工期で5ヶ月。
これはちんたらやっていた僕一人での施主施工とは違って、常時ではありませんが、職人さん5人を使っての工期です。
職人さんは1日平均3人くらい入っていました。
僕自身ももちろん、可能な限り、月に10日ほどは屋根に登っていました。

そして、再生全体の費用が1800万円に対して、屋根にかかった費用は800万円くらい。

工期といい、費用といい、我が家の再生で屋根が如何に大変だったかが分かります。

古民家を手に入れるとき、ここまで絶望的な屋根はほぼ皆無かと思われます。
古い家であっても屋根は瓦葺きであったり板金であったり。
もちろん傷んでいるものも、雨漏りしているものもあるでしょうが、そこはやはり茅葺きとは傷み方が違います。
痛んで放置された茅葺きというのは、土同然なものですから。

②雨漏りのせいで建物の傷みもひどかった

①にも関連しますが、雨漏りしていれば多かれ少なかれ建物は傷んでいます。
うちの場合は茅葺きの状態が酷かった分、下の建物もかなり酷い状態でした。

古民家平面図0021
ざっと雨漏りでダメージを受けていた箇所を書くとこうなります。
うーん。
家の半分以上の箇所ですね。
購入当時の僕は雨漏りの怖さも、それを直す大変さも知らなかったので、「どうにかなる」くらいの気持ちで買いましたが、結局大変なことになりました(笑)

130413-180507_R.jpg
雨漏りのせいで崩れれている下屋。
結果的に下屋はほぼ全て解体しました。

130216-130625_R.jpg
雨漏りが一番酷かった部屋は購入時点で既に床が抜けている状態。

150214-153110_R.jpg
そういう部屋も片付けて再生するんだけれど、やはりこういう風に柱の根元がなくなっていたり、直すのが大変でした。

古民家の傷み具合は雨漏りの規模と、それを放置してきた期間に比例します。
我が家の傷み具合は本当にギリギリ、いや、もうアウトでしょ、ってくらいでした。
アウトにならなかったのは僕の見識不足(汗)
我が家ほど傷んでいる家もなかなか無いと思います。

③二つの蔵、屋敷林、敷地も厄介

121027-131927_R.jpg
こちらが雷で焼けた蔵。

130203-163244_R.jpg
こちらが崩れかけた蔵。

我が家には母屋のほかに二つの蔵と、茶室と、物置がありました。
うち、蔵二つが写真のような状態です。
これらの蔵を片付けたりするのも大変でした。

④大きすぎる母屋

古民家平面図0001

我が家の母屋は建坪で65坪くらいあります。
これって、今さらですが、大きすぎますね。
商売でも出来そうな面積があります。

実際に住んでみて思うのですが、5人家族では面積はこの半分くらいで十分ですね。
残りは無駄というか、贅沢です。
古民家再生にとっては足かせです。

お陰で我が家は既に移住できているのにも関わらず、あと5部屋を新たに仕上げなければなりません。

これから古民家再生をしようとしているみなさん。
古民家は家族にあったサイズがいいですよ。
かといって、ぴったりサイズというよりは、やはり古民家ならではのゆったり感が欲しいので、少し大きめなのも捨てがたいですが。
予算の許すサイズをお選び下さい。


というわけで今日は、我が家の古民家再生が例外的とも言えるほど大変だった理由を述べてみました。
繰り返しますが、ほとんどの古民家はこれよりも随分と楽だと思います。
要は、程度がよく、敷地に余分なものが無く、コンパクトな家が再生しやすいです。

そして、もう一つ大切なことを述べます。

我が家の古民家再生は例外的にとても大変でした。
しかし、それが済んでしまった現在となっては、この家を選んだことは全く後悔していません。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というやつかもしれません。

結果オーライは世の中の基本原則です。



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

どこの古民家再生でもきっと共通するであろう苦労 - 2016.06.29 Wed

昨日の記事では「我が家の古民家再生が特別に大変だった理由」という観点で述べてみました。
我が家は本当に特別ですので、これから古民家再生を志す方はそこまで身構えなくても大丈夫だと思います。

しかし、あまりハードルを下げすぎるのも考え物。
「気軽な思いでやってみたけれど、結局だめでした」では施主も古民家も報われませんからね。

というわけで今日は、「どの古民家でも共通するであろう」という観点から、古民家再生の大変さを述べていきます。

①ゴミの片づけ


130331-182511_R.jpg

130331-182620_R.jpg
我が家にあったゴミ。
ほんの一例です。

時間軸的にも一番最初に大変さを実感するのが、このゴミ片付け。
通常、古民家にはものすごい量のゴミが溜まっています。
農機具・食器・着物・布団などのほどほどの歴史を感じさせるものから、昭和期のさまざまな流行、時代の流れを実感できるものまで。

古民家に物が溜まっているのにはやはり理由があって、そりゃ建物として建っている年数に比例して物が溜まりやすいのは当然のことです。
さらにそこに加えて、物不足を経験した世代が暮らしていたわけですから、「捨てるのはもったいない、特に使うわけじゃないけれど仕舞っておこう」と考えるのは当然のことです。
「断捨離」なんて価値観が通用しない世代です。
さらにさらに、そういった不用品をとっておくスペースがたくさんあるのも古民家。
収納容量限界まで溜め込んで、さらに住人が高齢化して、整理整頓をすることも気力的体力的に困難になって、ゴミ屋敷と化すのも古民家ではよくある話です。

というのが、古民家の王道パターンだと思っていいです。

例外があるとすると、
・子ども・孫の世代がゴミを片付けた
・以前にも賃貸や売りに出されていて、そのタイミングで片付けられた
というのもあり得ますが。
なので、可能な限りですが売買交渉の際には「ゴミ片付けの方法と費用」について、売り主側と話し合った方が良いです。

我が家はそのこともあって競売ではなく、任意売買で購入しました。
(同じ物件でも競売で購入すると、ゴミに関しては売り主側の責任は一切なくなる)
そのため、ゴミに関しては売り主側が片付けてくれることになりました。
実際には我が家で家中のゴミをかき集めて、分別して、土間に集積し、売り主側がそれを処分所に運んでくれるという分担になりましたが。
(売り主側の動きが遅く、こちらが手伝わざる得なかった)

結局ゴミ片付けに丸4か月くらい。
90リットルのゴミ袋が400袋以上。
もちろん、ゴミ袋に入らない粗大ごみも同じくらいの分量。
売り主側の話では、処分場に運んで行ったゴミは軽トラック100往復以上になるのだとか・・・。
(詳しい数字は聞いたけれども、忘れた・・・)

あ、長々と書きましたが、ゴミ片付けは覚悟してください。

②壁がない
古民家にはたぶん壁がありません。
小壁はありますけれどね。
壁に該当する部分は雨戸・障子・襖といった建具が入っているだけです。
だから古民家は建具を取り払うと、ほぼスケルトンになれます。

120920-111252_R.jpg
初めての見学時の写真。
外と内とも壁ではなく、建具で区切られています。

131208-161055_R.jpg
約1年後。
壁を一枚も破壊することなく、建具を取り外しただけでスケルトンです。

ところで、この建具だけの状態、現代的な生活スタイルではやはり不便です。
建具の、特に日本の引き戸というものは、気密性断熱性防音性に劣り、壁として使うにはあまりに心もとないものですから。
だから、通常は壁を作る必要が出てきます。

我が家の場合は最初はいわゆる断熱壁を作ろうとしました。
間柱を建てて、断熱材を入れて、石膏ボードを貼って。
でも、いろいろと調べていくうちに、そのような断熱壁が欠点が多いものであって、困難と思っていた土壁が案外ハードルが低いことがわかりました。
断熱壁をやめた決定打は、「壁内結露が怖い」ということです。

話を戻しますが、古民家再生をする上ではきっとこの「壁づくりの壁(笑)」にぶち当たるような気がします。
壁内結露を完全に防ぐ覚悟で断熱壁を作るのか、それとも土壁を作るのか。
我が家の場合は結局土壁を作りました。
その苦労や成果は今までのブログで書いてきたとおりです。
昨日の記事で書いた屋根も大変でしたが、土壁づくりも全体の3~4割くらいの大変さがあったような気がします。

古民家再生の大変さの割合を書くと
屋根づくり―40%
土壁づくり―40%
床づくり―40%
ゴミ片付け―20%
漆塗り―30%
廃材の片づけ―40%
天井づくり―30%

という感じで、百分率の意味なんて全く無視です(笑)
体感としては百分率を無視できるくらい大変ということです!!

閑話休題。
土壁づくりは大変です。
木工事、竹の確保、竹割、木舞かき、荒壁塗、貫伏せ、大斑直し、中塗りと、たくさんの職方と工程が絡みます。
さらに竹は9月頃に採って乾かさなければならなかったり、土壁は藁と練って発行さえなければならなかったり、どれも時期が限定され、スペースが必要なものばかりです。

150104-185648_R.jpg
建具が入っていたところに貫を入れ、木舞をかいて壁下地を作る。
大変だけれども、楽しい作業です。
土壁を作ると、家が張りぼてはなく、本物度がぐっと上がります。

あ、またハードル上がっちゃったな。
断熱壁ならば乾式工法なので、早くて(相対的に)楽ですよ。

③水回りの問題
これは必要ってだけで、大変ではないかも。
古民家はたいてい水回りがないか、貧弱です。
昔々は、水回りは母屋にはなく、離れにあったからです。
だから、現代的な生活をする場合には、台所、お風呂、トイレ、洗面所、洗濯場くらいは新しく作る必要が出てくるかと思われます。
全部で100~200万円くらいかかりましょうか。
給水管排水管の工事はさらに50~100万円くらいかかります。
さらに、これらは木工事、配管屋さん、ユニット屋さん、電気屋さんなどのたくさんの職方が関わるので、施主施工の分離発注では、それぞれの職方の調整が大変です。

④中途半端な改修の跡

我が家の場合はほとんど大丈夫だったのですが、ほとんどの古民家では昭和中期~後期あたりに中途半端な改修工事がされています。
これが結構厄介。

古民家と相性が悪い筋交いが入っていたり、ベニヤや石膏ボードが多用されていたり。
ペンキが塗られていたり。
解体するのも大変ですし、ゴミも出ますし、うまく解体できればいいですが、下手にボンドなどが使ってあると解体自体が困難な場合もあると思います。
古民家を買うのならば、なるべく古いままで残っているところの方が良いようです。

ちなみに我が家の場合はベニヤが1枚だけ貼られていたのと、あとは漆喰の上に白ペンキが塗られていただけです。
この程度だったので、助かりはしました。

120920-111153_R.jpg
購入前の小壁。
この白さはペンキでした。
漆喰が塗ってあったのですが、煤けたか汚れたかしたのでしょう。
漆喰を塗り替えることなく、ペンキを上塗りして済ませてありました。



ここまで書いた①~④はほとんどの古民家で多かれ少なかれ該当するでしょうが、あとは場合による感じですね。
ただ、発生する可能性が3~5割くらいあるものを列挙すると。
⑤天井改修の必要性
⑥屋根補修の必要性
⑦床補修の必要性
⑧よろび・不陸の修正
⑨建具やサッシの新調
という感じでしょうか。

僕自身もそれほどたくさんの古民家を見てきたわけではないので、イメージの延長のようなものですが。

あ、古民家野郎さんの意図に反して、どんどんとハードルが上がってます?

大丈夫ですよ!!
僕の場合は④以外はすべてやりましたから!

完全素人だった僕にできたんだから、たいていの人ならばできます!



ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

なぜ僕に古民家再生ができたのか? - 2016.06.30 Thu

昨日までの記事で、古民家再生のハードルを下げようとしたり、下げすぎた気がしたのでちょっと上げたら、また上がりすぎたり(笑)
よくわかりません・・・。

「誰でもできる」けれども、「努力と根気は必要」といったところでしょうか。
素人でも常人でもできることですが、結果的には「人並み外れた苦労」の末にできるのが古民家再生です。

では、素人で常人の僕にそれができたのはなぜか?
まだ古民家は完成していませんが、とりあえず安全に健康に快適に暮らせるようにはなっています。
僕がここまで来れた理由を、僕なりの視点で分析してみます。

①忍耐強いこと
140419-105246_R.jpg

自分でいうのもなんですが、僕はたぶん忍耐強いです。
元々は母親にべったりで、不登校をしていて、弱虫で、いじめられっこで、嫌なものから逃げ回っていた僕がなぜ忍耐強くなれたのか。
それはたぶん高校3年間を自転車で往復22キロの距離を通っていたからです。
峠を越えて通っていました。

もう少し加えますと、中学校も自転車通学の校区でしたが、歩くのが好きだったので歩いて通っていました。
わが実家は母子家庭で車がなかったので、どこへ行くのも自力でした。
中学校の時から自転車や歩きで冒険旅行に出かけ、高校からは全半会を立ち上げて、野宿旅行も始めました。

こういうことの積み重ねで、僕は忍耐強く、我慢強くなったのだと思います。

暑さ、寒さ、埃、絶望的な状況、いろんなものに耐えなければならない古民家再生においては、忍耐強さは必要だと思います。

②ポジティブであること
140601-091625_R.jpg


僕は元々はとてもネガティブな人間だったはずですが、33歳になって改めて見ると、いつの間にかポジティブに考える癖がついていました。
これはたぶん自然と関わりながら生きてきたからです。

以前にも書きましたが、自然と関わるとポジティブな思考が身につく気がします。
自然に対しては文句を言えず、すべてを受け入れて、しかも楽しまなければ損だからです。

僕が「自然こそが一番の先生」と考えるのはそういうわけです。

③コツコツと進める作業が得意であること
11224206_941368269263021_4416974822506144796_n_R.jpg

これは、まあ・・・。
母子家庭で一人で過ごすことも多かったせいか、一人で黙々と作業をするのは割と得意です。
一方、正反対の創造性のある作業も好きです。
両方いけます。
という素質もあったほうがいいかな・・・。

ここまでの①②③は同じ延長線上にあることです。
要は古民家再生に必要なメンタリティーですね。

体力なんてのは休めば戻ります。
筋力は現場作業していれば自然に身に付きます。
しかし気力だけは休んでも戻りません。
そういう意味でいえば①②③のような精神力に関係することってのはとても大切なことといえます。

④仕事に追われず、ほどほどの時間を作れたこと

教員という仕事はもちろん暇ではないのですが、ある程度時間の融通が利くという強みはあります。

たとえば前職のラーメン屋と比べるとその差は顕著です。
ラーメン屋の場合は営業時間が決まっていますし、自分の都合でほいほい休んだら店の信用にもかかわります。
休日も週に一回とるのがやっとでした。
こういう仕事の場合は、片手間で古民家再生をするというのは難しいです。

週休2日が確保できて、月に6~7日くらいは作業できるのが最低条件な気がします。
(仕事や家庭の用事で休日が潰れてしまう場合や、祝日なども含めて)
もちろんこれ以下の休日でも古民家再生はできますが、ペースは上がりませんし、するとモチベーション(≒気力)も上がりません。
土日で作業しても、調子が出てくるのは日曜日の午後あたりからです。
2連休では調子が出たころにおしまいで、次週まで持ち越しです。
再生作業と本業との切り替えはいつまでたっても大変です。

あと、別項目にしてもよかったのですが、住まいと現場の距離も大切だと思います。
古民家再生のブログを見ていると1~2時間くらいの距離を通っている人もいますが、やっぱり大変でしょうね。
うちの場合は車で15分くらいの絶妙の距離でしたので、助かりました。
 
これって近すぎても、案外大変なのですよ・・・(特に「住まい=現場」の場合)。

⑤手伝ってくれる仲間がいたこと
140503-154231_R.jpg

幸いにも僕には一緒に作業してくれる仲間がいました。
その中心は全半会です。
が、全半会は基本的に遠くに住んでいるので、あまり頻繁に来てくれたわけではありません。

日々の作業は一人でコツコツ進めて、人手が要るときは集まってもらう。
この使い分けで進めてこれた気がします。

助っ人についてはまた近いうちに記事にします。

⑥家族が支えてくれたこと
130323-140309_R.jpg

うちの場合、とにかく嫁さんが古民家再生に対して肯定的でした。
古民家再生することが結婚の前提だったので、そりゃそうですが。
子どもたちも概ね肯定的でした。

これって大切です。
第一に、家族から否定的に見られるとモチベーションだって上がりません。
苦労して、頑張って、家族から認められたり褒められたり感謝されたり、そういうことがあるから頑張れるってものです。

あと、時間的にも理解が必要ですね。
我が家の場合はちびが2人いるのに、僕は週末は現場にかかりっきり、移住2か月前くらいからは平日も深夜作業が当たり前。
その間、子供たちの面倒を見て僕を現場に送り出してくれたのは嫁さんです。

プロに頼めば数百万~数千万円分の工事を自分でやるわけだから、それなりの時間や労力がかかって当たり前。
その分、家族のために費やせる時間が減るのも当たり前。
それを許してくれる家族の理解は絶対に必要です。

⑦ブログを書いていたこと
ヘッダ画像5_R

最後ですが、やはり僕にとってはこのブログを書いていたことが大きなエネルギーとなりました。
正直、ブログがなければ途中で挫折していたかもしれません。

もちろん応援コメントなども力になりました。
助言をくれる人もいました。
助っ人に来てくれる人もいました。

でも、一番大切なのは、「人に見られている」という緊張感です。
人に見られていると思うからこそ、人は頑張れるのです。
人一倍怠惰な僕が移住までモチベーションを保てたのは、そのような緊張感あってのものと思います。

こんな世界の片隅の古民家再生だって、世界中に発信できる。
その点においては、いい時代になったものです。
僕が古民家再生をしている皆さんにブログをお勧めしているのはそういうわけです。

まあでも、⑥⑦あたりも結局はモチベーションにつながる部分なので、結局一番大切なのは気力でしょうか。

まとめてみると、
「古民家再生に必要なものは気力と時間。そして、少しのお金である」
ということになりましょうか。

僕は精神論は嫌いですが、それでも気力に勝るエネルギーはありません。




ご来訪ありがとうございます。
今日の記事を面白いと思った方、このブログを応援して下さる方はポチッと押してみて下さい。
みなさんの励ましのおかげで、今日も頑張ってブログを更新できます。

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ

にほんブログ村 住まいブログ セルフリフォームへ

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村


関連記事

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

野人

Author:野人
こんにちは。
野人っていいます。
前職はラーメン屋台を経営していました。

伊那谷にて2012年暮れに築150年の古民家を購入し、3年4ヶ月かけて最低限の面積を再生して、2016年3月末に移住しました。
全ての再生は10年計画なので、まだまだ続きます。

もちろんプロの方々にもお世話になりますが、お金があまり無いので、なるべく低予算と自力での再生を頑張っています。

ブログの記事数は膨大なので、手っ取り早く内容を知りたいという方はこちらのスライドショーをご覧ください。
ブログの内容を25分に凝縮しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpFnv9gLmJM

自分が古民家再生をする上で、他の人のブログを参考にしたり、あるいはHPから知識を得たり、ネット社会には本当にお世話になっています。
なので、自分自身も再生の過程を発信することで、少しでもネット社会から与えてもらったものに対して恩返しできればと思っています。

皆様からいただけるコメントに励まされ、またブログを通じて広がってゆく人の輪がとても楽しみです。

当ブログはリンクフリーですので、ご自由にお使いください♪

ご用件のある方は
zenhankai@yahoo.co.jp
あるいは
090-1707-2071
までどうぞ。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 古民家再生へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
ライフ
138位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
住宅
12位
アクセスランキングを見る>>

カウンター

カテゴリ

なぜ古民家なのか? (23)
購入前の話 (58)
古民家探し (18)
参考にしたもの (25)
購入前の検証 (9)
売買交渉 (6)
古民家再生の方法論 (45)
屋根について (13)
基礎・土台について (9)
再生工程 (971)
ゴミ片付け (59)
庭・敷地・開拓 (48)
住宅設備 (17)
薪ストーブ (52)
解体 (77)
電気工事 (31)
躯体の補強 (78)
土壁の下地 (108)
蔵 (13)
木材 (12)
建具 (71)
屋根 (72)
壁塗り (57)
その他の工程 (67)
床 (96)
配管 (4)
天井 (78)
土壁以外の壁 (19)
漆塗り (12)
再生計画の全体像 (83)
予算・資金 (28)
おさらい (20)
設計 (8)
WEB内覧会 (6)
ビフォーアフター (10)
派生した話 (78)
旧宅(借家) (10)
道具の話 (27)
スズメバチ駆除 (7)
ブログ運営 (11)
ボクサー骨折 (9)
取材 (14)
古民家暮らし (152)
移住 (5)
家庭菜園 (87)
薪作り (41)
家族の話 (87)
食生活 (32)
個人的なこと (41)
ラーメン (11)
全半会 (30)
住宅考・生活考 (36)
その他 (53)
未分類 (5)
生活の道具 (5)
井戸小屋の再生 (23)
キノコ栽培 (2)
温水システム (0)
給湯システム (27)
薪小屋作り (37)
小説 (1)

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR