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2013-04

崩れた蔵2階部分の片付けが完了(2013年3月30日午後) - 2013.04.01 Mon

昨日の記事の続きです。

蔵の階段から転落して、大怪我をしたわけではないことを確認して、休憩をとり、片付け再開。

130330-174847_R.jpg
この日の作業場所はいつもと違って駐車場所から遠かったので、次女に車で待っていてもらうことは出来ず。
ベビーカーに乗せて、庭にいてもらいました。
が、うまく行かず・・・。
初めて乗るベビーカー。
そしてこんなに長時間外にいるのも初めて。
結構泣いてしまって、結局嫁さんはゴミ運びもしてくれましたが、ほとんど次女に付きっ切りでした。
みんな、大変な想いをさせてごめんよ(涙)

さて、休憩後に見つかったもの。

130330-172824_R.jpg
こういった古民家につき物の古銭。
古くは寛永通宝から、大正期のお金ってところですかねえ。
価値がありそうでないのが古銭。
まだちゃんとは見ていませんが・・・。
ネットで見るとそれなりに値段が付くみたいだけど、未使用とかじゃないからなあ。

130330-175626_R.jpg
実物は初めて見る「掻巻(かいまき)」。
昔の人はこうやって暖かくしてねたんだなあ。

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とかなんとかで、6時ちょっと過ぎには崩れた蔵の2階部分の片付けが終了。

辺りは薄暗いです。
嫁さんと次女は車で休んでいるので、一人で黙々とゴミを運び、片付けをします。
いやー、静かですなあ。
寂しいですなあ。

って思っていると、駐車場所の辺りから賑やかな声が聞こえてきました。
誰かが来たようです。

見に行くと・・・
130330-181247_R.jpg
嫁さんの職場仲間とその娘さん(とそのお子さん2人)が遊びに来ていました。
「あ”-。どう”も"」
と挨拶する僕。
ヘルメット・ゴーグル・粉塵マスクというフル装備だから怪しいっちゅうの!!

「いろんな人が遊びに来てくれる家」ってのが僕の理想だけれど、まだ再生計画が始まったばかりなのに、本当にいろんな人が来てくれます。
「ここに来ればいると思って」とか言って(笑)
楽しいですね。

130330-182639_R.jpg

130330-182654_R.jpg
最後に投光機を片付けて撤収完了です。
暗闇に光る投光機が綺麗だったので、撮影しました。
とてもゴミだらけの蔵とは思えないですね(笑)

130330-183147_R.jpg

130330-183156_R.jpg

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再び順調にゴミだらけになっていく土間。
保証人さんごめんなさい。

翌日は朝から嫁さんが実家に帰っちゃうから、一人で作業しないとなー。


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崩れた蔵1階の片付けに着手(2013年3月31日午前) - 2013.04.02 Tue

朝起きて朝食を食べ、嫁さんと同時に家を出ます。
僕は古民家へ。
嫁さんは佐久の実家へ。

ところで、最近このブログってゴミの片付けばかりですね。
ほとんど毎日、ゴミのことと、ゴミの写真ばかりで・・・。
自分で見返してもなんだか「汚いブログだな」なんて思っちゃいましたが(滝汗)
見ているほうも嫌ですよね。
ゴミの片付けはもう少しで一段落するので、今しばらくご辛抱下さい。

さて、それではこの日に片付けた部分を見ていきましょう。
崩れた蔵3
昨日の記事で書いたとおり、崩れた蔵2階部分の片付けは完了しました。
引き続き1階の片付けを進めていきます。
まずは右下の部屋から。

今までですね、いろんな部屋を片付けてきましたが、やっぱりそれぞれの部屋で大変さの度合いや、大変さの種類が違いますね。

ひたすら危険だったり。
ひたすらゴミの山だったり。
ひたすら瀬戸物・ガラス類で重かったり。
ひたすら土と同化していて、発掘する必要があったり。
あるいは2階から放り投げるしかゴミを降ろす方法がなかったり。

では、この崩れた蔵の右下部分の大変さはというと・・・。
130330-145723_R.jpg
タンス階段はそれほどでもないにせよ、この写真の左側の押入れは布団だらけ。
しかも永年の雨漏りのせいで目茶目茶黴ている&腐ってる。
防塵マスクをしていても、健康被害がありそうですって(汗)

130330-145708_R.jpg
こちらの作り付けのタンスは多すぎ!!
15個も引き出しがあるの?!
中身はほとんどが衣類(和服が半分とシーツ類など)でした。
地味ですが、どんどんゴミ袋が一杯になっていきます。
あと、写真にはあまり写っていませんが、タンスの上の棚にある雑多なものが地味に大変でした。
それと、この日は朝から雨。
山積みになっていくゴミ袋を、雨に濡れながら母屋の土間に運んでいきます。

130331-101225_R.jpg
大正3年の香典受納帳。
これ自体は大して面白くも無いんだけど、助次郎という新たな名前を発見。
うーん。
年代的には由美氏の兄弟・従兄弟・叔父辺り??

130331-105329_R.jpg
レデースフィンガーって書かれた帽子。
なんかいい♪

130331-102011_R.jpg
拍子木。
ずっと使われていないけど、今でも色褪せないいい音がします。

130331-112857_R.jpg
地元の有力者の集合写真みたいなの。
下段の右から2番目が由美氏です。

130331-104946_R.jpg
江戸時代とかの枕?
嫁さんの希望で取っておきます。

130331-115406_R.jpg
浜口雄幸の写真。
おそらく浜口内閣発足時の写真ではないかと思います。
ネットでいくら検索しても、同じ写真は出てきませんでした。
もしかして案外レアなもの??

130331-182241_R.jpg
でっかいがま口のバッグ。
うちの嫁さんは稀代のがま口愛好家なので、とって置きます。
見たところ新品で、保存状態もいいです♪

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午前中一杯頑張った成果がこちら。
蔵の右下部分は完了しました。

お昼ごはんに行って、午後からも頑張ろう!!


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何気なく新聞を見ていたら・・・ - 2013.04.02 Tue

今日2つ目の記事です。
ちょっと書くことが溜まっていて、古くなる前に書きたいので・・・。

つい10日ほど前、雷で燃えた蔵2階を片付けていたときに見つかったもの。
130323-150029_R.jpg
謎のげーむ。
手作りっぽい。

小さな座卓みたいなのに円盤が付いていて、円盤にはパチンコの釘みたいなのが6本と、あとは下書きみたいな細い線が書かれている。
写真でいうと右上と左下にあるのは算盤の玉です。

見るからに何かのゲームで。
初めて見るんだけど、「作りかけかな」なんて思っていました。

そしたら何と、今日の信濃毎日新聞の朝刊。
001.jpg
(2013年4月2日 信濃毎日新聞朝刊24面より)

載っていました!!
「クロック」っていうんですね。
おはじきやカーリングに似ている。
カナダの「クロキノール」というゲームが明治時代の日本に入ってきて、定着した?
関西にも類似品あり・・・?

そして何よりびっくりしたのが、「県内ではこれまで、大きさの異なる18個のクロック盤が見つかっている」という部分。

・・・。
・・・。
あーっと・・・。


19個目のクロック盤はつい先週、僕が捨てました(涙)

だって、そんな貴重なものだとは思わなかったんだもん(ぐすん)
それにしてもこの新聞記事、タイムリー過ぎますよ。

いやー。
でもこれに限らず、たくさんあるでしょうね。
「あ。あれ捨てちゃった!!」
みたいなこと・・・。

でも仕方ないんです。
まずは目の前のゴミを片付けないと。
とりあえずのミッションは古民家を再生すること。
そして、再生した古民家でシンプルな生活を送ること。
歴史や文化の継承もしたいけど、自分の生活が成り立たないことにはね・・・。
そう考えるとやっぱり、心を鬼にして目の前の「実は貴重かもしれないゴミ」を片付けていくわけです。

いやー。
それにしても惜しかったな・・・。


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崩れた蔵1階の片付け(2013年3月31日午後) - 2013.04.03 Wed

さて、先週末の片付けの続きです。
午前の片づけが終わって、いつもだったら昼食を食べに家に買えるところ。
でもこの日は家族はみんな出払って、一人きりです。
コンビニのカップラーメンで済ませることにしました。
普段は手作りしかしないから、ジャンクフードも久々に食べると美味しいですね(笑)

で、食べた後はちょっと車でお昼寝・・・。
と思ったら、なんと2時間半も寝ちゃったんですよ!!
起きたのは3時半くらい。
狭い車で寝たから、「あー、体が痛いな」とか思いながら、非常に質の悪い睡眠でした。
もったいない。

それからまた作業再開です。

崩れた蔵4
午前中で右下の部屋が片付いたので、今度は左下の部屋です。
130330-145701_R.jpg
ゴミの量はそれほどでもないけれども、ここはこの蔵の中でも一番崩れている場所。
雨漏り被害がひどいです。
本とか、衣類とか、数十年の雨漏りにさらされて。
その惨状を表現するのは難しいですが、被害の激しい部分は半分くらいは土になっていました。

130331-155454_R.jpg
これは貴重ではないでしょうか・・・。
なぜかというと。
Osachi_Hamaguchi_and_lion.jpg
この浜口雄幸の有名な写真と同じものです。
しかもサイン入り??
ただ雨漏りのせいで、肝心の雄幸さんの部分が跡形もないですが(汗)

130331-160128_R.jpg
詳しく読んではいないですが、何かの書類。
年代は今まで出てきた文書の中では一番古いです。
安政6年?1859年?
名前も今まででは一番古い、由丸氏の父に当たる人でしょうか?
由右衛門という名前が見えます。

130331-162106_R.jpg
これはそれほど貴重ではないかもしれませんが。
「朕惟ふに・・・」で始まる『國民精紳作興ニ關スル詔書』(大正十二年十一月十日)です。
天皇のお言葉ですね。

130331-171040_R.jpg
明治天皇の写真。

130331-170042_R.jpg
由美さんの写真。

崩れた蔵4
もう一度この図が出てくるのですが。
左下の部屋にも出入り口(?)がありますね。
右下の出入り口が開かなかったので、最初にこの蔵に入ったときはこの扉を破ったわけです。
でも、よく見ると変な出入り口。
P2111022_R.jpg
外から破ったときの写真。
こんな感じだったわけですが。
片付けをしているうちに、やっと分かりました。

130331-173649_R.jpg
これ、押入れですよ。
壁が崩れて、押入れが露出していたんですね。
なるほど。
道理で蔵の前の瓦礫に本とかがたくさん混ざっているわけだ。

ただ問題なのが、写真でも分かるとおり、崩れまくった押入れにまだいろんなものが入っている。
あーあ。
片付けなきゃ。
130331-181828_R.jpg

でもこの日はもう日暮れで時間切れ。
とりあえず纏めてあるゴミだけでも土間に運んでいきます。

130331-180726_R.jpg
そんなときにズボッて、抜けた床。
危ない危ない。

130331-181858_R.jpg

130331-181906_R.jpg
部屋は大体こんな感じに片付きました。

130331-182612_R.jpg

130331-182511_R.jpg

130331-182523_R.jpg

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130331-182620_R.jpg
土間にはいまだかつて無い規模のゴミが積み重なっています。
片付けも大詰め。
保証人さんには頑張って運んでもらいましょう。

ただ無念なのは、例の押入れの片付けができなかったこと。
お陰で崩れた蔵の片付けは完了できず。
あと30分あれば・・・。

あ。
自分が無駄に昼寝したのがいけないんですけどね(笑)


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崩れた蔵1階の片付けが完了・物置の片付け(2013年4月1日) - 2013.04.04 Thu

今日の記事も相変わらずゴミのことばかりですみませんなあ。
もうちょっとでゴミも終わりですので、お付き合い下さいませ。

昨日の記事で書きましたが、崩れた蔵1階の片付け。
残りは崩れた押入れの片付けのみとなったところで、時間切れとなりました。

あー。もう。無念。
ここが終われば次のステップに移れそうなものなのに。
ということで、新年度は始まりましたが、午後からお休みを取って現場入りしました。
たまたま仕事が午前中で片付いたんですよ。

130401-152544_R.jpg
ここですね。やっていきましょう。
ちなみに、押入れの襖はまったく開かないので、画像中央の隙間に手を突っ込んで、ゴミを掻き出します。

そしたらですね、半分土になった衣類や本と一緒に、変な土の塊が出てきたんですよ。
邪魔だなー。
重いなー。
固いなー。
なんじゃこりゃ?
って見ていたら・・・。
130401-153046_R.jpg
?!
凍っていますぜ!!
長野県とはいえ、最近は随分春らしいぽかぽかした天気。
明け方でも氷点下になることは滅多になくなりました。
と思っていた最中に、まさかの氷塊!!
古民家恐るべしです・・・。

130401-161122_R.jpg
これは面白い。
木でできた扇子なんだけど、木が2枚ずつセットになって、いろんな樹種の見本となっています。
面白いなあ。
誰かが喜びそうだなあ。
って思いながら眺めていました。
縛ってある糸の染料が溶け出ているのが残念ですが。

なんだかんだで、蔵の片付けは40分くらいで終了。
まだ時間が残っているので、物置を片付けることにします。

古民家の敷地
この図でいうと⑤のところにある物置です。
図では2つの建物がありますが、実際には物置は一つです。
130401-163608_R.jpg
物置入り口への道。
こんな感じで茂っていて、入りづらいです。

130401-165440_R.jpg
中身はこんな感じで、謎の桶や木箱がたくさん。
しかも灰捨て場にもなっていたようで、灰だらけ、埃だらけ。

130401-170229_R.jpg
片付けてこんな風になりました。
ただここで出たごみはみんな無垢材。
捨てるのはもったいないですね。

実は作業に入る前にホームセンターで鉈を買ってきました。
チェーンソーで手ごろな長さに切り、鉈で割って、薪にしていきます。

130401-181624_R.jpg
頑張って作った薪。
作業能率が悪すぎて、1時間くらいかけてたった3束しか出来ませんでした。
うーん。
なんかですね、木箱とか、釘がやたらに打ってあるんですよ。
で、その釘を抜くのが面倒。
釘自体がかなり錆びていて、抜けない、折れる釘が続出。
ストレスフル。
結局抜けなかった釘が混ざっていますが、仕方ありません。
薪ストーブで燃やした後の灰を篩で漉すか、磁石で釘を拾うかしなければいけないでしょう。

130401-181810_R.jpg
日が暮れたので帰ります。
帰り際に再び土間の撮影。

この日の片づけでは、たかだか押入れとはいえ、新たにゴミ袋15袋程度のゴミが加わりました。
まさしく飽和状態です。


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ゴミ屋敷 - 2013.04.05 Fri

昨日の記事でゴミの片付けはほとんど終了です。
んーと、9割5分くらい終了というところでしょうか。
残っているのは、母屋にちょっと(これは前の家主が持っていくと言っていて、いじれない物)と、家の周りの下屋にちょっと。
あとは、茶室だけど、ここはまだ入ったことがないし、それほどゴミも無さそうなので後回し。
とりあえずのところ、終了なわけです。
現時点で完璧には出来ないから。
またおいおい片付ける部分も出てくることでしょう。

さて、今までずっと思っていて、それでも言ってこなかったことがあります。
片付けていて判明した事実。
この家は廃屋かもしれないけど、同時にゴミ屋敷でした。
紛れもなく。
通常の感覚で言ったらゴミ屋敷。
いやむしろ、普通のゴミ屋敷の何倍もひどい。

でもそのはずが、たまたま700坪なんていう途方もない広さの敷地があって、母屋も広くて、蔵が二つもあって、という条件だったので、ゴミが溢れなかっただけです。
ごみは全て蔵とか使わない部屋に押し込まれていました。
普通の家ならとっくに溢れ出してしまう量が。

最初は「物が多いな」程度の感覚だったんですよ。
片付ける側として見れば。
ただその内容が、明らかにゴミ。
例えば、タンスがあって、その中身がひたすらゴミ。
脱ぎ捨てたままの下着類とか、使いようのないボロキレとかが押し込まれている。

教科書類は全て捨てずに取っておいてある。
明治中期から昭和にいたるまで、親子3代分。
空き缶、お菓子の空袋などがそのまま蔵の空き箱にぎっしり詰まっている。

おそらくですね、この家にはゴミを捨てるという習慣が無かったんです。
きっと、昔から物をどんどん溜めていった。
そしてたぶん、ある程度溜まったところで、庭で燃やしていたと思うんです。
ただその燃やし方がまたひどくて、何でもかんでも灯油をかけて燃やしてしまう。
空き缶も空き瓶もビニールゴミも。
庭には明らかにそういった燃やし跡がいくつかありました。

最初はですね、僕はこの家の前の家主には同情的でした。
せっかくこんな古い家を相続して、自分で手入れをして住んでいたのに、理由あって手放さなければならない。
しかもよりによってこんな、自分には縁もゆかりも無い若造の手に渡ってしまう。
さぞかし無念でしょうと。
そんな風に思っていました。

ただ、片付けをしていくうちに気持ちが変わってきました。
僕も嫁さんもですが、だんだんと前の家主が憎くなってきたんです。
こんなにも物をたくさん持って。
物持ちがいいというレベルではなく、単なる物欲の権化みたいなものです。
明らかに自分にとって不必要で、しかも管理しきれない規模の物を持って、放置し、その処理を後の世代に任せる。
蔵が崩れようが、燃えようがお構いなし。
とにかくごみは蔵に入れておけば良し。
積み上げられなくなったら、ダンボールごと放り投げておく。

物だってすごいですよ。
熱帯魚の飼育セット。
10個くらいの鳥かご。
大きなカラオケセット。
呉服。
履物。
茶器。
などなど。
もちろん書ききれるわけが無いですが、明らかにお金と物欲に任せて、色んなものを買い漁ったとしか思えない。
そして飽きたらそのまま、蔵に放り込む。
そんな行動パターンが手に取るように分かります。

あと、ひどいと思ったのが、ゴミの中からたくさんのお金が出てきたこと。
1円玉ばかりですよ。
本当、あちこちの引き出しやダンボールや床にたくさん散らばっていました。
100枚は下りません。
きっとお金も粗末にしていたんだろうな。

そんな状況を目の当たりにすると、同情する気持ちはいつしか薄れ、「没落して当然」とさえ思うわけです。
家もかわいそうですよ。
ゴミ溜めにされ、傷んでも放置されたんでは。
もうあと1年でも2年でも早くに手を入れることが出来たら、もっと段違いにいい状態を保てたことでしょう。
そう思うととても惜しいし、悔しいです。
だから、今からでも自分が再生をして住むことは、この家にとってもいいことだと、最近は思えるようになりました。

あと、自分が得た教訓。
・ゴミはこまめに捨てなければならない。
・不要なものは持たず、シンプルな生活をしなければならない。
・小銭を粗末に扱ってはならない。

僕も今はいいけれど、こういった教訓を活かさなければ、また同じような運命をたどりそうですらあります。
今の家は手狭だから嫌でも物を減らさなければならない生活。
古民家に住めば何度も物置も蔵も潤沢にあるため、置こうと思えばたくさんの物を置けます。
ただ、それが危ないんですよね。
物が増えたら黄色信号です。
なるべく今と同じような生活を続けたいものです。
すなわち物を買うときは散々悩む。
ネットショッピングとか、リサイクルショップとか、オークションとか、一番お得に買える方法を常に吟味する。
そしてレビューを参考にしたりして、なるべくいいものを探す。
そして不要なものはオークションで売るか、捨てる。
「いつか使うかも・・・」とはなるべく思わないようにする。
使ってこその道具ですからね。

今日はちょっと毒を吐きましたが、大目に見てください。
人を大切にするのと同じように、物も大切にしないといけないと思うんです。
人が丹精込めて作ったものなら特に。

ともあれ、1月4日から始めたゴミの片付けが、ほぼ毎週末を使って、丸3ヶ月かかって終了しました。
90リットルのゴミ袋だけで400袋以上使いました。
もちろん粗大ゴミなど、ゴミ袋に入れないゴミも同じくらいの分量がありました。
15畳くらいある土間玄関に5回もゴミの山が出来ました。
そんなゴミ片付けがやっと終了です。

ブログもゴミのことばかりで(汗)
永らく汚いものばかり、失礼しました。
これでやっとゴミ以外のものをメインにブログを書けそうです。
(暗に、ゴミの話がまだ時々は出ることを示唆していますww)

これからの作業はというと、まずは下屋の解体、建具の取り外し、床の解体の順番で、ゴールデンウィークまでに終わらせればと思います。
まだ暫くはというか、ずっとというか、美しい画像は少ないかと思いますが(笑)

じゃあ、さて、明日から下屋の解体に入るか・・・。
と思いつつ。
明日から台風並みの低気圧が来るんですって。
さてさて、作業が出来ない。
どうしよう。。。
(実は雨でも出来る作業を考えています)


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物置の廃材で薪作り(2012年4月2日午後) - 2013.04.05 Fri

本日2つ目の投稿。

ゴミの片付けがほぼ終了した翌日の話です。
この日もうまい具合に午前中にやるべき仕事が終わりました。

ただ、予報では一日中雨だったんで作業は諦めていたんです。
ところが思いのほか曇りのままで天気はもっていまして。
ならばということで早退して、再び現場入りしました。
金曜日から続けて5日連続の現場入りです。

作業の内容は薪作り。
130402-145723_R.jpg
こんな風に物置にある樽やら空箱やらを薪にしていきます。

130402-160108_R.jpg
1時間ほど頑張って3つの薪束を作ったところで雨が降ってきたので中断。
相変わらず釘ばかりで、薪にするのに時間を要します。

雨の中では続けられないので、帰ることにしましょう。
ただ、帰る前に解体する下屋を見て、段取りを考えることにします。

130402-160625_R.jpg
近景。

130402-160636_R.jpg
遠景。
手順としてはまず植木を伐採してからでないと、解体できなさそうですね。
どの道いろんな職人さんに作業してもらうためには、邪魔な庭木は伐採しなければなりませんから。
伐採から解体まで半日で出来るかな・・・。

最後に、帰ろうと思ったら気になることが一つ。
屋根にかけてあるブルーシートの下端から水が滴って、母屋をぬらしています。
うーむ。
こういったことが建物を傷めるんだよな。

130402-171025_R.jpg
物置にあったでっかい樽を置いておきました。
樽のそこはハンマーで抜いてあります。
飛沫は母屋にかからず、しかも溜まった水は自動的に流れてくれます。
多分これで大丈夫でしょう。



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廃材を移動する(2013年4月4日夜) - 2013.04.05 Fri

本日3つ目の記事です。
書くことが溜まる前に、さっさと書いてしまいます。

ゴミの片づけが終わって今週末から下屋の解体に入りたいところですが、一つ大問題が。
今週末は台風並みの低気圧が来て、大荒れとなります。
下屋の解体なんて出来ないorz

かといってですね、家で休んでいるのも癪です。
やっと古民家再生っぽいことが始まるのに。

というわけで目をつけた作業が今週からやっている薪作り。

薪はですね、迷ってはいるんですよ。
大量の無垢の廃材があって。
処分はどうしようか。
T開発の言うには保証人さんに頼めば処分して貰えるのでは、ということでしたが・・・。
捨てれば単なるゴミ。
手間をかければ薪になる。
うーむ。

迷った挙句、薪にすることにしました。
無垢材だから、薪としても悪くは無いし。
あと、伊那市周辺は薪の確保が大変な地域。
古民家再生の中で出てくる廃材は捨てて、薪を買うというのも変な話です。
幸い物置は空っぽだから置き場所はあるし。
頑張れば1シーズン分くらいの薪は、再生で出る廃材で賄えそうです。

それに明日からの春の嵐。
他の作業は出来ないとしても、蔵の中で薪作りすることなら問題なく出来そうです。

ただ問題はといえば、廃材を纏めてある場所が微妙に雨を被る場所だということ。
蔵の中は乾いているとして、さすがに廃材が濡れていると厄介です。
というわけで、仕事が終わってから現場に行って、廃材を蔵の中に移動することにしました。

現場に着いた時点で6時半くらいになっていましたが、頑張って運ぶことにします。
130404-181508_R.jpg
燃えた蔵の左側。

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燃えた蔵の真ん中辺り。

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燃えた蔵の右側。

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130404-181904_R.jpg
このあたりは母屋の軒下。
かなりの量ですね。

暗かったのでヘッドランプの明かりを頼りに、1時間ほどで運べるだけ運びました。
もちろん全部は無理でしたが、母屋の軒下は半分以上片付いたかな・・・。

明日から2日間は、長女と二人でせっせと薪作りをしようかと思います。
二人のお気に入りのCDを交互にかけながら♪


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ひたすら薪作り(2013年4月6日) - 2013.04.06 Sat

今日と明日は嵐の予報。
下屋の解体は無理なのでおとなしく薪作りでもすることにします。
ところが朝起きてみると、まだ暫く雨が降りそうにありませんでした。

とりあえず長女と二人で現場に向かいます。

130406-094836_R.jpg
古民家の桜は満開でした。
これが今回の嵐で散ってしまうんだろうな・・・。
こちらは玄関側、物置近くの桜です。

130406-105744_R.jpg
こちらは裏側、崩れた蔵近くの桜です。
ちなみに先週の記事に載せた梅の花は散り始めていました。

せっかくの桜なので、嫁さんに電話して見に来てもらいました。
どうせすぐに散っちゃいますしね。

130406-105556_R.jpg
我が家の女衆3人で記念写真。
この桜も見納めかあ・・・。

さて、それでは作業を開始しましょう。
午前中は雨が降っていないので、木曜日にやった廃材移動の続きをやります。

そんな中、母屋の軒下に何気なく転がっていた板切れ。
130406-103157_R.jpg
慶應二丙寅(ひのえとら)年六月と書いてあります。
慶應2年・・・。
1866年6がつ。
明治維新の1年ちょっと前ですね。
この家はざっと築150年。
江戸末期に出来たという噂ですが、なるほど信憑性がありますね。
棟札を見ればもう少しはっきりしたことが分かるでしょうが。

さて、そんな風に廃材を蔵に移動して、こんな風になりました。
130406-134636_R.jpg
入って左手のところですが、廃材の山です。
午前中はまず、蔵の前に山積みになっている廃材を薪にしていきます。

お昼はカップラーメン。
長女は滅多に食べられないカップラーメンが嬉しいようです(笑)
僕もたまに食べるのは好きだから、分かるわー。

午後からはいよいよ雨が降ってきたので、蔵の中の廃材を片付けていきます。
僕がチェーンソーで切って、鉈で割った廃材を、娘が麻紐で縛って束にしていきます。

130406-163551_R.jpg
休憩風景。
蔵の中はフラットなので、休憩は不要な樽をひっくり返して、椅子にしました。
その光景がちょっと笑えたので、撮影。

2人で午後6時まで頑張った成果がこちら。
130406-175913_R.jpg
えーと。
30束くらい?
数えてはいませんが・・・。
廃材なので薪としての性能は微妙ですが、それでも2週間分とかになると思います。

そういえば今朝、朝食を食べながらこんな会話がありました。
娘「何で外国の人って香りの強い柔軟剤を使ったり、香水を使ったりするの?」
父「そりゃ、まずは外国人は肉食が多いから、体臭がきつくなるんだよ」
娘「ふーん」
父「それに日本人みたいに毎日お風呂に入るってのは、異常だからね。」
娘「そうなの?!」
父「そりゃそうさ。だって本来はお風呂を沸かすってのは大変なんだよ。今みたいに蛇口を捻ればお湯が出るわけではないから。だから毎日お風呂に入るって方がむしろ特別。日本だって昔は滅多にお風呂には入れなかったから、平安貴族はお香を焚いていたんだよ」
みたいな会話でした。

今日出来た薪の山を見ながら、「これで2週間分かな」なんてことを言っていたら、娘が「たったそれしか持たないの?!」と驚いていました。
そりゃそうだ。
娘としては丸一日かかって作った薪だから、もっと長期間分になると思ったのでしょう。

父「今朝、お風呂の話をしたじゃん。お風呂を沸かすってなるとこの薪、2束とかが必要になるよ。それでも毎日お風呂に入る?」
娘「・・・。週に一回とかでも仕方ないね。お風呂は入りたいけど、そのための薪作りが大変すぎるもん」

そうなんだよ、娘よ。
本来は人間の暮らしというのはとても手間がかかるのだ。
今が便利すぎるだけ。
(便利になって、自由に使える時間は増えたけど、その時間をどのくらいの人が有効に使えてる??)

僕は子育てのためも含めて、古民家で暮らそうとしています。
人間本来の生活の在り方。
それはきっと、古民家で暮らすような、シンプルな生活の中にこそあるはずだから。
このままの予定だと、3年後に古民家に引っ越す頃には長女は高校1年生。
高校を卒業したら独り立ちして貰うから、長女が古民家で暮らせるのはたった3年の予定です。
しかも難しい年頃・・・。

だから、下の子はまだしも、長女に対していかに人間本来のシンプルな生活を体験してもらえるかについては、残念ながら期間としては短くなります。
でもですね、今日思ったんですよ。
下の子と違って、長女は古民家再生の戦力となってくれています。
だから古民家で暮らす時間は短くても、再生の中でたくさんの経験を親として与え、本人も吸収できるのではと。
下の子は物心つくときには既に古民家生活で、その生活が「当たり前に」なっていますから。
そんなことを考えた今日の夕方でした。

明日の午前中は作業の続きをする予定です。



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薪作りの続きと下屋周辺伐採(2013年4月7日午前) - 2013.04.07 Sun

朝起きたら全身が痛かったですが、午後から丸ごと休むことを目標に頑張りましょう。
朝は思いのほか雨も止んでいて、風はちょっと強かったです。
下屋の解体をしたいなと思いつつ、薪作りの続きをします。

1時間半ほど頑張ったところで、作業は中断。
蔵に大量にある桶を壊して薪にしたかったけど、嫁さんが不要な桶をチェックするまでは壊せなかったから。
嫁さんが到着するまでやることが無いので、娘に薪束作りと薪運びを任せて、僕は下屋に向かいます。

もう11時だから、下屋の解体まではできなくても、邪魔になっている木の伐採くらいは出来そうです。

130407-105746_R.jpg
ご覧のように茂りまくっていて、下屋を覆っている木。
こいつをチェーンソーで伐採していきます。
途中から雨が降ってきて、嫌でしたが(涙)
あとひどかったのが、蔦。
木に絡まっていて、引っ張るのに苦労しました。

130407-120606_R.jpg
うーん。
すっきり。
大量の剪定枝が出ましたが、とりあえず敷地の隅に積んでおきます。
太い枝はゆくゆくは薪にするとして、剪定枝ってどうやって処分するんでしょうかね?
敷地全体の剪定をしたらかなりの分量になりそうです(汗)

130407-120634_R.jpg
蔵の解体と同じで、半分崩れかかっているがゆえに、危険な作業となりそうですね。
画像でいうと既に斜めになっている部材は母屋(もや)なのでそれほど太くもなく、あまり危険ではないと思いますが。
その上に見える横架材は梁なので、かなりの太さと重さがあります。
しかも画像では真っ直ぐぽくも見えますが、実際には手前方向に倒れています。

130407-120625_R.jpg
この画像だと梁の倒れ具合が分かりますね。
明らかに危険です。

130407-120755_R.jpg
うーむ。
入り組んでいる・・・。

130407-120801_R.jpg
倒れたガラス建具を見下ろしたところ。
当然ですが、割れているものが多いです。

難しそうですが、何とかなりそうですね。
来週にでも解体しようと思います。

蔵の方に戻ると、娘が薪を運んでいるところでした。
手伝わないといけないなと思いつつ、伐採作業でへとへとだったので、2束ずつ運んでいきました。
すると・・・。

130407-122013_R.jpg
3束いっぺんに運んでいる娘に遭遇(汗)
この人は良くやるよ・・・。
父親の方が楽していたら沽券に関わると、僕も3束運ぶようにしたんですが、これが大変で。
再生計画の中で、日に日にたくましくなっていく娘を実感しました。
きっと二人とも再生計画が終わる頃には、ムキムキのマッチョになっていることでしょう(笑)

130407-122932_R.jpg
これが2日間の薪割りの成果。
物置に移動しておきました。
20日分くらいにはなるかな・・・。

天気は降ったり止んだりで、午後からも作業は出来そうでしたが、今日は休むことにします。
娘は中学に入学して新生活。
無理はさせられません。
僕も今週から授業が始まるので、頑張らないと!!


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板金屋根施工の古民家を下見(2013年3月27日夕方) - 2013.04.08 Mon

話はちょっと遡って、3月27日のことです。
あゆみ大工さんに施工をお願いしようと決めて言われたのは「野人さんがいいなと思う物件をたくさん集めて下さい」ということ。
特にこれからの懸案となる「茅葺きの上からの屋根板金の施工」です。
あゆみ大工さんも施工経験はありませんし、施工経験のある板金屋さんもほとんど残っていません。
つまりはこちらから「こういう風にやって欲しい」という明確な希望が無ければ、施工する側も途方に暮れてしまいます。

特にですね、板金屋根はいろんなやり方がありますからね。
120715-100324_R.jpg

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120715-100612_R.jpg
例えば昨年夏に見に行った、M君の住む京都府綾部市ではこのような波板の施工がほとんどでした。
でもよくよく調べると、これは結構珍しい施工ですね。
少なくとも長野県では見たことがありません。

800px-Glover_Garden_Nagasaki_Japan10n.jpg
(写真:wikipedia)
これは横葺の代表。
一文字葺きです。
有力候補の一つとして考えています。
写真は民家ではありませんが、著作権フリーの写真がなかなか見つからなかったので(汗)

とまあ、一口に板金屋根といっても素材から葺き方から収め方から、いろんなバリエーションがあるので、こちらとしてもある程度の希望を固めなければなりません。
とはいっても、普段はあちこちで見かけているつもりでも、いざ「茅葺きの上から板金屋根の家は?」と聞かれると、ぱっと出てこないものですね。
あゆみ大工さんからは「辰野町の『かやぶきの館』に行く途中にいい物件があった」と言われていました。
じゃあ、見に行ってみるか。
と思ったのは、あゆみ大工さんと話した翌日。
この日は岡谷市に大会引率に行っていたので、帰り道に辰野町に寄って来ました。
辰野町に着いたのは既に日暮れ直前。
明るいうちに急いで写真だけでも撮らなければなりません。
目的の古民家はあっさりと見つかりました。

130327-175301_R.jpg
ここです。
典型的な三晃式瓦棒葺きとでも言いましょうか。
ちなみに後々分かってきましたが、長野県中南信地方はほとんどの板金屋根はこの葺き方です。
地域色というのは大切だから、うちもそれに合わせようかな・・・。

130327-175339_R.jpg
妻方向から。
こうやって屋根を二段構成にして、軒を長くしているんですね。

130327-175351_R.jpg
家全体は古民家再生というか、ちょいちょい現代風に直しながら使っているという感じです。
どこまで古民家の良さを活かしているかは、外見からだけでは分かりかねます。

130327-175406_R.jpg
これは軒天というのでしょうか?破風というのでしょうか?
屋根そのものの葺き方はどの板金屋さんでも大差ないとしても、こういった細かな部分の納め方、どのような「役物」を使うかで意匠性が大きく異なってきます。
だからこそ、こちらも上手に収まっている見本を示して、「こういう風に仕上げて下さい」と示す必要があります。

130327-175418_R.jpg
屋根自体は良く見ると結構歪なものです。
あと、2段構成の下のほうの屋根が、番線みたいなので吊られていました。
雪の重みとかに耐えられないからかな??

今回見たこの屋根は全体として「ぜひともこうしたい!!」と思えるような訴求力は無かったですが、かといって文句の付け所も無く、一つの完成形とさえ思えました。
この辺りではありきたりな、どこでもありそうな施工なんですね。
でもそれは言い換えると、この土地に定着した工法だということです。
別に目立つ家や、奇抜な家が欲しいわけではないので、周囲と調和できる工法で十分です。

そうこうしているうちにあっという間に暗くなっていく・・・。
さて、帰ろうか。
そう思いながら車を走らせると、噂の「かやぶきの館」に辿り着きました。

130327-180003_R.jpg

130327-180015_R.jpg
何とここは現存する茅葺きの古民家では国内最大。
400坪の建物だということです。
それもそのはず、2枚に分割しないと撮影できませんでした(汗)
暫く遠巻きに見学。
うん。
こんなに綺麗に刈り込まれた茅葺き屋根ははじめて見た。
維持が大変なんだろうな。

さあ、これで帰ろう。
と思ったわけではありますが、実はもう一軒気になった古民家がありました。
なので、最後にそこに寄ってから帰ったわけです。
その話はまた明日の記事で・・・。



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悠久の時の中で(2013年3月27日夕方) - 2013.04.09 Tue

昨日の記事の続きです。
辰野まで古民家探しに行って、目的の古民家の写真を撮り、「かやぶきの館」を見て、帰ろうというときでした。
実はもう一つ、気になる物件があったんです。
それはちょうど撮影した古民家のすぐ近く。
車からちらりと見えました。
そこに戻ってみます。

それは古民家再生をする僕にとっては悲しいような、寂しいような、それでいてちょっと心が温まるような家でした。

130327-180710_R.jpg
道路から見えた感じ。
木の向こうに茅葺き屋根が見えますね。
もう少し近づいていきましょう。

130327-180723_R.jpg
うーん。
茅はかなり傷んでいます。

130327-180741_R.jpg
いや、それどころか、この家は半分崩れています。
手前の下野の屋根と平行にあるはずの棟飾りが、右後方に落ちているのが分かりますか?

130327-180818_R.jpg
反対側から見たところ。
完全に落ちていますね。

130327-181000_R.jpg

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その他、写真をつらつらと並べましたが、この家が当の昔に朽ち果ててしまって、現在では近づくのすら危険であることが分かると思います。
よく崩れかけた廃屋というのは見かけて、社会問題にもなっているわけですが、本当に崩れてしまった家というのは初めて見ました。
きっと雨漏りによって躯体が腐朽したことが原因でしょう。

多分ですね、うちの古民家も我が家が再生しなければ、近いうちにこうなっていたはずなんです。
早ければ今年の梅雨にでも・・・。
そう思うと、とても不思議な気持ちになります。
本当に「紙一重」なんだなと。

見たとき、最初はちょっと怖かったです。
初めて人の遺体を見てしまったような、そんな感覚になりました。
同時に、悲しく、寂しくもありました。
まだまだ価値のあるはずの建物が、こうやって朽ち果てていくことが。

しかし、じっくり見ているうちに、だんだんとなんだか、心が温かくなるような感覚になりました。
不思議な感覚でした。

なんというか、多少は金属やガラスを使っているとしても、古民家というのは朽ちれば最後は土に還るんです。
この家を見ながら「こうやって土に還っていくんだなー」という気持ちでした。
人間の都合で作られたこの建物は、その役目を終え、またゆっくりと土に還っているんだなと。
そう思うと、自然界の無限に続くかのような循環に、人間の営みが少しだけ調和しているようにさえ感じます。
まあでも、残念。
実際には古民家が完全に土に還る前に、また人間の都合によってこの残骸は撤去されることでしょう。
そうなれば単なるゴミ。
自然と人間とでは、特に最近は営みの速さが違いすぎます。
それこそが現代社会最大の悲劇であり、人類を自滅へと追いやるものでしょう。

ちょっと複雑な思いもありますが、基本スタンスとしては、価値ある古民家がこのように朽ち果てる前にきちんと保存していかなければならないと思います。
ただ今回は変な気持ちになっちゃったんですよ。

野生動物の屍骸のような。
気高く、グロテスクな。
そんな残骸。



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嫁さんが板金屋根を下見(1)(2013年3月31日・4月1日) - 2013.04.10 Wed

3月の末に嫁さんが実家に帰った折に、頼んでおいたことがありました。
それは、茅葺屋根の上から板金を被せた屋根をたくさん撮影してくること。
伊那谷にももちろんそういった物件はたくさんあるはずですが、残念ながら僕には撮影する時間がありません。
空いている時間は全て現場での作業に費やしていますから。

一方、嫁さんの実家に行く途中の道というのは、国道からざっと見た感じでも古民家が多く、参考になる建物の宝庫です。
普段はわざわざ近づいていって、見るようなことはしませんでしたが。
でも今は状況が変わって、参考になる写真を撮りためなければなりません。
というわけで、嫁さんにお願いしました。

そしたらですね、僕の期待以上にたくさんの写真を撮ってきてくれたわけですよ。
嫁さん、グッジョブ!!

今日の記事ではその写真を揚げていきますが、なにせ数が多く、また僕自身は現物を見てないため、コメントは控えめに行きます。
現物を見ていないと説明しにくいですし。
何より、実は僕はまだ屋根用語にあまり詳しくありません。
軒天とか・・・。
破風とか・・・。
広木舞だとか・・・。
野地だとか・・・。
建築用語はそこそこ覚えたつもりの僕でも、屋根用語は更に奥が深い感じがします。
だからコメントで説明しようにも、無理なんです。

じゃあ、さらっと行きましょうか。

130331-111218_R.jpg
物件①いい色の三晃葺きですね。

130331-111237_R.jpg
物件①

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物件①
こういった細部の収め方が参考になります
130331-111614_R.jpg
物件①
あと、どういった納め方をしているのか分かりませんが、瓦葺とのハイブリッドな感じもかっこいいです。
実用性の部分は分かりませんがね・・・。

130331-111939_R.jpg
物件②
これは民家でも、茅葺きの上からの板金屋根でもないですが、撮ってきました。
葺いたばかりらしい、ピカピカした銅板葺き屋根ですね。
おそらくはどこかのお寺です。
これが落ち着いた緑青色になるには何年かかるんだろう??

130331-112137_R.jpg
物件②
同じお寺さんの本堂です。
民家とは明らかに異なったつくりなので、単純には比べられないですが、かっこいいつくりですね。

130331-112147_R.jpg
物件②
ただ、このような単なる一文字葺きだと、僕には随分のっぺりしたように感じられます。
もう少し表情が欲しいというか・・・。
某リフォーム番組でも、一文字葺きの屋根の場合は、なんかCGのように周囲から浮いた感じに見えました。
個人的には同じ横葺ならば、段葺きの方が面白い気がします。

さて、まだ写真はたくさんありますが、今日はこれでおしまいにします。
ちょっと最近、新年度で仕事が忙しいのと、今日はさっきまで家族で高遠の夜桜を見に行っていて、ちょっとお疲れ状態。
今日は早く寝ます。。。。


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嫁さんが板金屋根を下見(2)(2013年3月31日・4月1日) - 2013.04.11 Thu

今朝は軽く雪が積もり、今日の帰り道も雪が降る中のドライブとなりました。
信州伊那谷とはいえ、なかなか珍しいことです。
とくに桜が咲いている上から雪が降ってくるとは。

生徒が桜に積もる雪の写真を見せてくれました。
130411-163633_R.jpg
生徒のスマートフォンを更に撮影したので、画質が悪いですが(笑)
雰囲気は伝わりますか。

伊那谷というのは本当に四季の表情が豊かで、面白い土地です。
そんな土地に家を構えることを、改めて素敵だなと思いました。

もう一つチョイネタ。
130411-202053_R.jpg
今夜やった大富豪の僕のカード。
最近は時間が無いので、1回勝負で皿洗いを決めています。
こんなカードが来てしまった。
うーむ。

ぱっと見たときは絶望的だったけど、幸いにもジョーカーが二枚。
でもやっぱり他が駄目すぎる。
難しいカードです。

まずは単品カードを捨てて、その直後に6の2枚出しでゲキシバを取れました(もちろん切れた)。
そこから再び単品を捨てつつ、ジョーカー込みの2の2枚出しで切り、ジョーカー込みの9革命。
もちろん他の人が革命返しできない確信を持って。
それからは5の2枚出し、(嫁さんが4の2枚出しで応戦したので)3の2枚出し、3の単品、11の単品で上がり。
作戦しだいで勝てる好勝負となりました。

僕が上がった後は、嫁さんと娘の手札は強いカードばかり(つまり革命中なので、すごく弱い)。
鍔迫り合いみたいな勝負の末、ギリギリのところで嫁さんが負けました。
うーん。面白かった!!
(自分が買ったからだけど・・・)

すみません。
前置きが長くなりました(汗)
昨日の記事の続きといきましょう。
嫁さんが撮ってきてくれた写真です。

130331-112748_R.jpg
物件③
ここも三晃葺きですね。
嫁さんもポイントをわきまえているので、こうやって細部の納まりにスポットを当ててくれています。

130331-112844_R.jpg
物件③
こういう色は味があって好きです。
カラフルなカラートタンよりもいいかな・・・。
いえ、カラートタンも農村の彩りだとは思うんですけどね。

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この物件の面白いところは、一部が2階建てっぽくなっているところです。
きっと今風に言うとロフト的な部分ですね。

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物件④
ここも三晃葺きで、味のある色ですね。
壁は漆喰でしょうか。
白と黒のコントラストはいいのですが、個人的には外壁に漆喰だと「古民家風」になってしまうのが難点だと思います。

130331-113046_R.jpg
物件④
多分同じ建物だと思います。
下屋にも屋根があって、二重構造になっているのが分かります。

130331-113111_R.jpg
物件④
外壁の漆喰といい、サッシといい、庭木といい、かなりお金をかけて手入れされていることが分かりますね。

130331-113614_R.jpg
物件⑤
山羊さんがいました。
僕は家畜としての山羊にすごく興味があるんだけど、嫁さんは僕のはるか上をゆく「山羊フリーク」。
出先で山羊に出会おうものなら、構わずにはいられません。

110101-105233_R.jpg
全然関係ありませんが、新婚旅行先のインドでであった「ジャージを着せられた山羊」。
嫁さんのこの嬉しそうな顔!!

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物件⑤
こういう色ならカラートタンでも悪くないと思います。
ここも三晃葺きですね。

130331-113844_R.jpg
物件⑤
同じ敷地内にもっと新しい建物も併設されているようですね。
中央右側の赤い屋根の小屋から、山羊さんが顔を出していてかわいいです。

130331-114140_R.jpg
物件⑥
これは珍しいですね。
多分ガルバリウムだと思いますが、瓦風の板金屋根を被せてあります。
瓦風の板金屋根はうちも見積もりは取りましたが、かなり高いです。
三晃葺きの1.5倍くらい。
でも和風住宅との愛称は抜群なので、捨てがたい選択肢ではありますが・・・。

さて、いろいろと脱線はしましたが、今日の記事はこれでお終いにします。
残りの写真はまた明日掲載しますね。


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嫁さんが板金屋根を下見(3)(2013年3月31日・4月1日) - 2013.04.12 Fri

またまた昨日の続きです。
板金屋根の話ばかりで、すみませんね。
でも自分で言うのもなんですが、茅葺きの上からの板金屋根というのは施工のやり方も、板金の葺き方もいろんなバリエーションがあって、結構面白いですね。

では見ていきましょう。
嫁さんも結構短時間で走り回って撮ってきたみたいで、単発の写真も多いですが。

130331-114344_R.jpg
物件⑦
落ち着いた緑の一文字葺き。
何の理由があるのか分かりませんが、雪止めが左右非対称で、ちょっとおしゃれな感じがします。

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物件⑧
これは民家でしょうか?お寺さんでしょうか?
ちょっと分かりかねますな。

130331-115018_R.jpg
物件⑧
同じ物件。
多分一文字葺きだと思うんだけど、随分板金の間隔が狭くて、密になっているように見えます。

130401-155037_R.jpg
物件⑨
これまた落ち着いた色の三晃葺き。
外壁の漆喰のはげ方を見ると、屋根板金はもっと明るい色だったのが、褪せて落ち着いたのかもしれません。

130401-163333_R.jpg
物件⑩
一文字葺きと瓦屋根のハイブリッド。
一文字葺きの部分はのっぺりした表情ですね。

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物件⑩
同じ別アングルから。
一文字葺きの部分が随分と光沢があるようですね。

130401-163420_R.jpg
物件⑪
再び三晃葺き。

130401-163436_R.jpg
物件⑪
このように、煙抜部分が技巧的なのは地域柄でしょうか。

130401-163907_R.jpg
物件⑫
これはちょっと面白いです。
棟方向は瓦風の一文字武器なのに対して、妻方向は三晃葺きです。
しかも割りと違和感の無い仕上げになっていて、ぱっと見では分からないくらいですね。

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物件⑫
別アングルから。

130401-164157_R.jpg
物件⑬
これも面白いです。
落ち着いた緑の一文字葺きってのもいいですが。
妻方向の軒が湾曲しています。
どうやって下地を作ったんだろう??

3回にわたっていろんな写真をアップしましたが、嫁さんが撮ってきた屋根板金の写真は以上となります。
これをもとにあゆみ大工さんとも検討して、うちの古民家と調和できる屋根を考えていこうと思います。


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詳細な平面図を作る(2013年4月13日) - 2013.04.13 Sat

木工事をあゆみ大工さんにお願いすることになって、「覚書」を交わし、あっという間にそれから2週間以上が過ぎました。
僕は僕で年度替わりで忙しく、また古民家再生ではゴミの片付けを続けていました。
そしてそれも一段落したこのごろ。
「5月から施工開始するのなら、そろそろ動き始めないとなー」と思ってはいました。
そこで、11日の夜にあゆみ大工さんに電話し、今後の工程を打ち合わせ。
急遽、本日に作業することになりました。

作業内容は以前から言われていたように、詳細な平面図作り。
平面図は侍が作ってくれましたが、今度はそこに全ての柱などの詳細な寸法を実測していきます。
それが出来たら平面図に番付ができ、番付をしながら建具や畳下地を取り外していけます。

というわけで、今日は朝からあゆみ大工さんと待ち合わせをし、我が家も家族4人で古民家に出かけました。
実測は人手も時間もかかる作業。
かといって全て本職の人にお願いすると、人工もとてもかかります。
人手がかかるとしても、幸いにも大半は素人でもできる作業。
あゆみ大工さんが指揮をしてくれれば、我々家族でも手伝えます。
具体的には嫁さんがスケールの始点を押さえ、あゆみ大工さんが目盛りを読み、僕が数字を平面図に記入します。
初めての本職の方との共同作業に、わくわくします。
では、始めましょう。

130413-110412_R.jpg
実測の段取りを考えるあゆみ大工さん。

130413-135045_R.jpg
こんな風に測っていきます。

130413-145104_R.jpg
そういえば、実測の最中に撮影した自在鉤の「横木」。
囲炉裏は火を使う場所なので、火事除けのおまじないとして、水に関係あるものを飾るそうです。
思えばこんなにまじまじと見たのは初めてでした。

午前中一杯働いたところで、お昼休憩。
130413-121649_R.jpg
嫁さんが作ってくれたお弁当を食べます。
僕は最近は帰宅が遅いため、今回のお弁当はほとんど嫁さんの手作り。
僕は唐揚げの下味をつけただけです。

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先週の作業と同じように、ひっくり返した桶にみんなで座って昼食。
天気が良くて気持ちよかったです。
あゆみ大工さんの奥に次女も見えますが、ほとんど一日中ご機嫌さんで助かりました。

ついでなのでお昼ご飯を食べながら、これからの打ち合わせをしていきます。
ここではメモ書き程度に・・・。
①屋根板金はあゆみ大工さんが業者を当たってくれる。
②足場も、木工事との兼ね合いで作るタイミングが難しいので、あゆみ大工さんが探してくれる。
③足場屋さんが現場用のトイレのリースを扱っているのなら、ついでにお願いする。
④林場(木材の保管や加工をする場所)は、以前に生徒と整地した駐車場辺りに設営する。
⑤トップライトを作る。
などなど。
細かな内容はまた、「覚書」に追加していきます。

それから午後3時半まで再び作業して、実測は完了しました。

130413-140631_R.jpg
こちらは前半にやった、妻方向の実測です。

130413-161712_R.jpg
こちらは後半の、棟方向の実測。

僕も初めての体験で面白かったんですが、全ての柱をちゃんと拾っていくんですね。
素人考えでは、X方向とY方向の一番外側だけを拾って良しとしてしまいそうですが、実際にここまで詳細に拾う必要があるなんて、思いもしませんでした。
実測のお陰で、実際には無いはずの柱が平面図にあるのを発見したり、逆に平面図に無い柱を発見したりして。
あるいは、お風呂の下屋は丸ごと半間ずれていました。
だから、寸法ももちろんですが、平面図自体の精度も随分良くなります。

この実測の作業は1日では終わらないのではという話でしたが、実際には4時間くらいで終わりました。
やっぱり3人1組で作業したのがよかったのだと思います。
試しに僕とあゆみ大工さんの2人で作業したときは、僕が始点を押さえながら、図面に書き込むときには両手を使わなければならず、そのたびに始点がリセットされてしまいます。
これだけでだいぶ効率が落ちました。
やっぱり単純で、素人でも手伝えるけれど、人手がかかる作業でした。

そういえば、ここ1ヵ月半くらいはずっと蔵にかかりっきりでした。
「古民家再生」ではなく「古民家の蔵のゴミ片付け」ばかりでした。
だから、今日こうやって、久々に母屋のことを進められたのは嬉しく、再生に向けて前進しているんだなという実感が湧きました。

さてさて。
実測を終えて、おやつ休憩をして、4時ちょっと前。
この日の作業はまだ続いてゆきます。
それはまた明日・・・。



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土間・小上がりの鴨居補強(2013年4月13日午後) - 2013.04.14 Sun

昨日の記事の続きです。
思ったよりも早く平面図の実測が終わったので、休憩をして今度は矩計図と屋根伏せ図を作成しようかというところでした。

ところが、ちょっと予想外のことが。
土間の辺りをうろうろしていると、あゆみ大工さんが「この鴨居が外れかかっていて危ないですね」ということを発見したのです。
130413-155852_R.jpg
この鴨居です。

130413-155948_R.jpg
ちょっと分かりづらいですが、建物のよろびのせいでホゾが外れて、落ちかかっています。
鴨居とはいえ長尺で、かなりの重量。
しかも場所としては土間小上がりの真上。
そこって、僕がよく寛いでいた場所なんですけど(滝汗)
どうにも危ないので、なにかつっかえ棒をしようということになりました。

必要な棒の長さは1.7mくらい。
ちょうど良さそうなのが蔵にたくさんあったので、探しに行きます。

130413-155842_R.jpg
見つかったのはこの丸太材。
じきに薪にでもなる予定のものでした。
これをつっかえ棒にしていきます。

130413-155903_R.jpg

130413-155908_R.jpg

130413-160733_R.jpg

130413-160740_R.jpg
手際よくつっかえ棒を加工してゆくあゆみ大工さんに、家族みんな見とれてしまいます。
こんなにじろじろと見られては、やりづらいでしょうが(汗)
腕のいい職人さんの宿命ですね(笑)

130413-161200_R.jpg
鋸だけでここまで加工しました。
この形は・・・?

130413-161216_R.jpg
次にノミで削っていきます。
春の日差しに木っ端が映えて、とてもキレイです。

130413-161450_R.jpg
切り欠いたつっかえ棒はこのように、鴨居にぴったりはまりました。
単なるつっかえ棒かと思ったら、あっという間にこんな精巧なものになってしまい、家族みんなびっくりです。

130413-161455_R.jpg
つっかえ棒下部。

130413-161504_R.jpg
つっかえ棒全体像。
しっくりきているので、仮押さえではなく、このまま完成でいいくらいですね。

重いがけずプロの技を見ることができました。
娘も興味津々で。
キャリア教育なんてものが叫ばれていますが、このようにプロの仕事を身近なものとして見せることは、大きなキャリア教育になると思います。
職業観を身につけるというのは、本来はもっと生活に身近な中でできることだと思うんですよ。
再生計画が本格始動してからも、どんどんプロの技を見学に来よう☆

そういえば鴨居を直しながらもう一つ気になったことが。

130413-160924_R.jpg
このですね、行灯の小型版というのでしょうか。
謎の照明が玄関の土間に5つくらいあります。
なんだろと思って観察していると、鴨居の中を伝ってコードが延びているのが見えました。
ふーむ。
電灯か。

と思ってスイッチを探し、古民家には似合わない現代的なスイッチがあったので押してみると、点きました。
(スイッチの写真は撮り忘れたけど、普通にトイレのスイッチみたいなやつ)

130413-155918_R.jpg
5つあるうちの1つしか点かなかったけど(汗)
他のは接触不良化、電球切れか。
どの道復活させましょう。
今は写真のとおり、土間には裸電球をぶら下げているけど、この照明が復活したらかなり便利になります。

さて、鴨居を補強し、照明もちょっと復活し、満足した気持ちで次は矩計図に取り掛かるのでした。
その話はまた明日。


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立面図と屋根伏せ図の作成(2013年4月13日午後) - 2013.04.15 Mon

13日の作業について、まだ記事は続きます。

平面図を作成し、思いがけず鴨居の補強をし、それからは立面図と屋根伏せ図の作成に入りました。
立面図を作るのは単純で、地面から框、そして梁、棟木までの高さをそれぞれ測っていきます。
棟木については上るのは大変なので、屋根裏から如意棒みたいなものさしで測りました。

続いて屋根伏せ図の作成です。
これは建物を真上から見下ろしたような、屋根の図面です。
屋根の大きさを測るためにはもちろん上らなければならず、危険です。
実は僕はまだここの屋根に上ったことがありません(当然ですが)。
そんな危ない作業をあゆみ大工さんにやってもらいました。

130413-163905_R.jpg
いつも屋根裏に上るために使っているはしごを屋根にかけて、上っていきます。
ヘルメットも命綱も無しで・・・。

130413-164117_R.jpg
屋根にはブルーシートをかけてくれた大工さんが作った足場があって、それを頼りに上ります。
ただし、ブルーシートの上は滑って、とても危ないです。

130413-164225_R.jpg
で、上から巻尺を投げてもらいます。
屋根はほぼ矩勾配(45度)なので、上っている人はとても怖いはずです。

130413-164415_R.jpg
嫁さんが巻尺をキャッチして軒先で始点を定め、あゆみ大工さんが目盛りを読み、僕がメモします。
この抜けるような青空!!
下から見ていた僕には、本当にあゆみ大工さんが空の青さに溶け込んでいくように見えました。
後から聞いた話では、棟からは天竜川のほうまで見渡せて、気持ちよかったそうです。
そりゃそうですね。
軽く10メートル。
ちょっとした展望台です。
怖いけど、いつかチャンスがあったら僕も上ってみたいです。

130413-170113_R.jpg
こちらが寸法をメモしたもの。
これを元に立面図と屋根伏せ図を作っていきます。

ちなみにメモ書き程度ですが、建物の大まかな大きさを記します。
まず、平面図ですが、
長辺が17メートル
短辺が12メートルくらいの長方形をしています。
棟木までの高さは9メートルで、実際には棟には煙抜きが乗っているので、高さは10メートルくらいです。
屋根面積は約500平米弱です。

もちろん実際にはもっと詳細に測ったわけですが、これらの数字は再生計画の中で重要になってきます。
特に今回分かった範囲では、屋根の寸法を測ったお陰で、屋根面積が分かりました。
これまでの板金屋さんの見積もりはどれも屋根面積については適当で、330~400平米ってところで見積もられていました。
それが実際にはほぼ500平米だったということが分かり、見積もりもだいぶ変わってきます。
そのことが事前にわかったのは収穫でした。

さて、ほぼ一日あゆみ大工さんと一緒に作業し、意見を交換し合いまして、この日やるべきことは一応終わりました。
時間としては5時半くらい。
まだ明るい・・・。
というわけで、あゆみ大工さんが帰った後に、家族で再び別の作業を始めるのでした。
そのことについてはまた明日・・・。


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崩れた広縁の解体(2013年4月13日夕方) - 2013.04.17 Wed

土曜日の作業の続きです。
あゆみ大工さんとの作業が終わったのが大体午後5時半くらい。
随分と日が長くなって、まだまだ作業できる明るさでした。
なので、もう少しだけ作業することに。
寸法が取れて、番付が終われば、建具の取り外しができるよなー。
早ければ来週にでも。
その前にやっておきたいのは解体。
やってみましょう。

130413-173847_R.jpg
先週に邪魔な木を伐採して、とりあえずはこの状態までなっていましたね。
2本の落ちかかった横架材と、倒れ掛かった雨戸やガラス戸が複雑にバランスを取り合って、この中途半端な崩壊を保っています。
だから余計に危ない。

130413-175152_R.jpg
逆の方向から撮影。

130413-175159_R.jpg
これは正面から。

130413-175207_R.jpg
うーむ。
作業の優先順位としてはですね、もちろん安全な解体が第一ですが。
「如何にガラス戸を無事に救出するか」だと思います。
幸いにも倒れ掛かっているガラス戸は割れていない。
既に倒れている数枚はバキバキで、ガラスが散らばっているんですけどね。
だから、無理してガラス戸が倒れ、ガラスが割れるとその片付けにまた手間が余計にかかってしまいます。
ガラス戸を割らずに外す。
これを目指してパズルを解いていきます。

130413-175308_R.jpg
ヘルメットを被っているのをいいことに、縁側まで入っていきました。
うーむ。こうなってるのね。
奥に見える扉は、エロ本の隠し部屋に繋がっています。
まずはこの縁側の内側から2枚のガラス戸を外すことに成功しました。

130413-180507_R.jpg
こんな感じ。
でも残りの一枚はどうにも外せません。

130413-182316_R.jpg
困った挙句、嫁さんが思いついたのが、ガラス戸にガムテープを貼ること。
戦時中にそういうのってありましたね。
確かに割れてしまったときの被害は抑えられます。

更に嫁さんの作戦。
嫁さんが太目の蔓を持ってきました。
これを落ちかかった横架材に結んで、引っ張ろうと。
そんなうまく行くかいや?
と思いつつ、嫁さんと二人でひっぱると・・・。

ブチと、
一切の抵抗なく千切れる蔓。
そりゃそうだ。
「蔓がもうちょっと枯れていなかったら、うまくいったのにな・・・」
と、嫁さんも悔しそう。
そういう問題か??

130413-182456_R.jpg
蔓に変わるものとして、嫁さんがどこかから虎ロープを拾ってきました。
これで引っ張ります。

130413-182532_R.jpg
今度はうまくいった♪
ロープ作戦はいいですね。
安全に解体できます。

130413-182901_R.jpg

130413-182914_R.jpg
倒れた後の廃材をちょっと片付けて、この日は作業終了。
なんだかんだ解体だけで1時間くらいできました。

このまま解体を続けたいところだけど、翌日は部活の引率なんだよなー。
なかなかはかどらない・・・。



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広縁解体の続きとシロアリ(2013年4月14日夕方) - 2013.04.17 Wed

この間の日曜日の話です。
この日は一日大会の引率でした。
が、午後4時くらいには終了となりました(本校が優勝!!)。
家に帰ったのは4時半くらい。

・・・。
作業できるな。


というわけで、古民家に出発。
5時くらいからの作業となりました。

内容はもちろん広縁解体の続き。

130414-164539_R.jpg
前日に倒せるものは倒して、こんな感じで中断していました。

どうやって片付けようか・・・。
まずは大きな構造体をチェーンソーで玉切りにしていきます。
割ればそのまま薪にできる長さに。
130414-170646_R.jpg
こんな感じ。

そこから玉きりにしたものや、細かいものを運んでいったのですが、変な木材があったんですよ。

130414-175453_R.jpg
これは玉切りにした状態。
実際には2メートルくらいの長さでしたが、ご覧のとおり穴が開いています。
うまい棒状態。
中にはですね、土がぎっしり詰まっています。
嫌な予感がしました。

で、とんとんして中の土を出してみると・・・。
・・・いました。


写真出しちゃっていいですか??
130414-175425_R.jpg

130414-175431_R.jpg

130414-175437_R.jpg
クリック注意!!
あまり気持ちのいいものでもないので、見たい方は自己責任でクリックして下さい。
うーんと。
シロアリさんたちが、この世の春を謳歌していました♪

断っておきますが、この家は特にシロアリの被害があるわけではありません。
もちろん築年数もあるので、被害がまったくゼロというわけではないと思いますが。

ただ、この広縁に関しては、雨漏りをもろに食らって崩れ落ち、数年間放置されています。
だから、このようにシロアリの被害にあっているわけです。

とはいえ、母屋のすぐ横にこんなシロアリの巣窟があるのはよろしいわけがなく、早いうちに広縁の解体を終わらせて、殺虫なりしなければなりませんが。

130414-180323_R.jpg
これがこの日の作業終了時。
あはは。
あんまり変わらないや(汗)
なんかね、ゴミの片付けも大変だったけど、別の意味で大変ですね。
廃材を片付けていくというのは、成果が見えづらい。
今日の成果ですか?
マイナス80からマイナス50になった感じ?
ちょっと良くなったけど、どの道マイナス??

ってな感じです。
あーあ。
でも完全に片付くと、それなりに達成感があるんだろうな。

130414-181741_R.jpg
ついでに、広縁を解体しているときに気になったもの。
外側の束です。
見てのとおりボロボロ。
特に仕口の辺りとか。
見た感じはシロアリではなく、腐朽菌だとおもうけど。

ここはですね、さっきも言ったとおり崩れてしまっているので、雨漏りを受けているどころか雨を受けている状態。
だから土台で考えると、家の中でももっとも傷んでいると考えられます。
どうにかしないとな・・・。


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広縁解体と蜂のサナギ(2013年4月18日午前) - 2013.04.18 Thu

今日はもちろん仕事ですが、午前中は授業が無かったのでお休みをいただきました。
あ。生徒が読んでる・・・(汗)

いや、授業が無いとはいえ、仕事は山積みなんですけどね。
ただ、このごろいつも言っているように、5月の着工に向けて、施主のできることをやっておかなければなりません。
具体的には下屋の解体、建具外し、床解体です。
というわけなので、午前中は作業に入ることにしました。

やるのは前回の日曜日にもやった(昨日の記事)広縁の解体です。

130418-091538_R.jpg
前回は右側の広縁をやったので、今回はこの左側です。
こちらも半分崩れてはいますが、右側のように複雑に絡み合っている感じはしません。
如何に安全に倒すか・・・。

130418-091755_R.jpg
まずは突き出ていた3尺幅の板塀みたいなのを外します。

130418-092554_R.jpg
では下屋を倒そうかと思って発見したのが、こちらの鎹(かすがい)。
「子はかすがい」って言いますからなあ。
その諺のとおり、しっかりと母屋と下屋をホールドしています。
ちなみに古びたほうの材が母屋で、新しい方が下屋。
下屋は昭和中期~後期辺りに増設されたと思われます。
まずはこの鎹をバールで引き抜きます。

130418-093202_R.jpg
この辺りが崩れそうで崩れない、問題箇所。

130418-093207_R.jpg
もう少しアップで。
うーん。
崩れかけなりにバランスを取っているんだろうな。

はしごで登っていろいろと観察したんだけど、先ほど見た接合点辺りを解体するのはとても危険。
はしごの上からの作業で不安定だし、倒れた下屋がどちらの方向に来るか予測できない。
130418-093926_R.jpg
というわけで、前回と同じくロープで引くことにしました。
が、失敗。
ロープで引くにはあまりに丈夫でした。
じゃあってことで、写真で言うと右側の方向に引っ張ることにします。

130418-095002_R.jpg
そのためには右側の部分を片付け。

130418-095010_R.jpg
引っ張ってます。

130418-095019_R.jpg
ん?
写真じゃ分かりづらいけど、ちょっと抜けつつある。

130418-095316_R.jpg
ドーン!!
蔵を解体したときのようなスリルと興奮はありませんでしたが、一応落ちました。

130418-095549_R.jpg
そこから更に完全に落とします。
さて、これで安全に解体できる☆

130418-100213_R.jpg
ん?
屋根から木が生えています。
比喩ではなく。
屋根に根を張って。
たぶん蔦植物。

もう一つですね、不思議なことが。
落ちた屋根を片付けているとき、萱に埋もれてもがいている蜂が一匹。
助けてやると飛んでいきました。
何でこんなところにいるんだろう?

続いて野地板のトタンをはがすと、そこにも蜂が何匹か。
みんなじっと固まっていて、振動とかの刺激で目を覚ましたように飛んでいく。
じっとしているときはまるで、離陸前の飛行機のよう。
なんだろう?
分かりました。
130418-100837_R.jpg
蜂のサナギです!!
巣を作らずに、茅の中とかに住む種類がいるの??
これからの時期、再生計画の中でも蜂と蛇は気をつけないとな・・・。
かわいそうだけど、このサナギは始末しました。

130418-111231_R.jpg
本日の作業終了時。
左方向から。

130418-111255_R.jpg
正面から。

130418-111312_R.jpg
右方向から。

まだ地面に茅とかのゴミが落ちているから、完了ではありません。
今日は11時半まででタイムオーバー。
でもだいぶすっきりした気分です。

土曜日は再び大会引率です。
また早く終わったら作業しに来ようかな。


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固定資産税の通知が来ました - 2013.04.19 Fri

昨日、固定資産税の通知が来ました。
いや、世間様にはとっくに届いているかと思いますけどね。
どうも固定資産税というのは1月1日時点での所有者に課せられるようで、今回の場合は前の所有者のところに通知が来ました。
で、そのまま僕に郵送してくれて、1月分を前の所有者(の保証人さんw)が払い、残りをうちが払うことになります。

家を買うというときに職場の人からも「固定資産税には気をつけろ」と言われて、ちょっとビビッていた固定資産税。
もちろん例年の課税額は確認済みですが、今年はどうでしょうか??

固定資産税掲載用(土地)
えーと。
まずは土地です。
いろいろと書いてありますが、前の住人所有の山林がいくつもあったみたいで、それらも混じっています。
うちが払うのは赤枠で囲われた部分のみ。
評価額2000万円ちょっと。
課税額85,800円


大体予想通りです。
評価額は購入金額よりも随分高いですね。
通常は評価額よりも、市場価格の方が高くなるはずです。
ただ、そこは我が家の特殊な事情。
通常の価値が出るように更地にするのが大変で、そのための解体費用を差し引いた価格での取引になりました。
だからいざこうやって課税となると、売買価格に比べて割高な値段になります。

課税額は予想どおり。

固定資産税掲載用(家屋)
続いて家屋のほうです。
これも予想通りですね。
良くも悪くも。

母屋の評価額157,000円
離れ(茶室)の評価額5,300円

「付属屋」というのは多分茶室です。
あんなにボロボロでも、しっかり計上されているんだな・・・。
それにしても茶室の課税額。
75円ですか??
まあどの道、全額控除だからいいけど・・・。

あと、以前までは載っていたはずの蔵二つが消されています。
??
蔵は固定資産税上はあることに、登記上は取り壊されたことになっていたんです。
それがいつの間にか、固定資産の台帳からも消えてしまった。
多分所有者の移転登記のときに、何らかの作用が働いたのだと思うけど・・・。

あまり大きな声では言えないですが、リフォームしても家屋の固定資産税が上がらないのは古民家再生の大きなメリットです。
だからどれだけキレイにリフォームしても、増築とかして「建築確認申請」が必用にならない限りは、家屋に対しての固定資産税はゼロのままです。

さてさて。
僕のような貧乏人が、いつの間にか資産を持って、固定資産税を支払うようになりましたよ・・・。
何だかんだいって、85,000円ってのも結構高いよな・・・。ぶつぶつ。

明日は大会引率です。
が、早く終わったらまた作業しよう♪


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チェーンソーの修理(2013年4月20日午後) - 2013.04.20 Sat

今日は大会の引率でしたが、思いのほか早く終了し、2時くらいには現場に行けました。
急遽嫁さんも来ることになり、嫁さんが来るまでは一人で作業します。

やったのはチェーンソーの修理。
130420-140005_R.jpg
僕が使っているチェーンソーはこちらです。
まだ再生を始めた頃に、土間から発掘したやつなんですけどね(笑)
ゴミだらけの古民家でしたが、その中から発掘されたものではこのチェーンソーが今のところ一番役に立っています。

130407-121709_R.jpg
物としてはですね、マキタの5012Bというモデルになります。
どうせ電動だし。
ゴミの中から発掘されたものだからと甘く見ていたんですが、これがなかなかどうして。
馬鹿にできない名作でございます。

26.7m/s(1,600m/分)という、エンジンチェーンソー並みの回転速度。
普通の電動式チェーンソーの約3倍です。
とはいっても、他のチェーンソーは触ったこと無いから、分かんないんでけどね(笑)
値段も店頭価格で2万円くらいと、電動式の中ではまずまずの上位モデルになります。
しかも、何年間だか詳しくは知らないけど、ロングセラーらしいです。

M君に一応の使い方を教わって、おっかなびっくりで使っています。
気をつけているのは目立て。
最初はフリーハンドでしたが、現在ではハスクバーナの目立てゲージを使用し、ちゃんとバイスで固定してやっています。

そんな中、一つだけ調子の悪いところがありました。
それはオイルがうまく出ないこと。
通常のエンジンチェーンソーはオイルは自動で出てくるようなのですが、残念ながらこちらはポンピング式。
使用前とか、使用中1~2分おきに、5~6回ポンピングしなければなりません。
そんで、オイルを買ってきてポンピングしていたのですが、オイルが出てこない。
そのくせ、置いておくとオイルが漏れて染みを作っているという、困ったちゃん。

オイルが出てこないことによる不具合というのは、詳しくは分からないけど。
どうも摩擦によってチェーンやガイドバーが磨耗し、寿命が短くなるらしいです。
そいつは困ったな。

とはいえ、チェーンソーは使うのがやっとで、分解なんて怖いな。
しかも明るい時間は仕事をしているか、作業をしているか。
チェーンソーまで構っている時間はないし、かといって暗くなってからライトで照らして分解するわけにもいかない。
とか何とか思いながら、やっと今日分解するにいたったのです。

さて、やって行きましょうか。
万が一に備えて、詳細に写真で記録しながら分解していきます。

130420-141730_R.jpg
で、見えてきたのがオイルタンクとポンプ。
慢性的なオイル漏れのせいで、あっちこっちにおが屑が溜まっています。

130420-150130_R.jpg
オイルタンクとポンプを外したところ。
うん。
わかった。
オイルの出口が外れている。
だから出されたオイルがしかるべきところに潤滑せず、変なところから漏れてくるのね。

130420-150136_R.jpg
こちらがポンプとタンクと、あと接続するチューブ。
これらも目詰まりしていた様なので、きれいにします。

130420-153458_R.jpg
一応キレイにして、戻したところ。
この戻すのが大変で、30分くらいかかりました。

130420-153509_R.jpg
戻った後の写真。
中央にL字の部品が見えますが、こちらがポンプとオイル噴出口を繋いでいます。
これが外れていたからオイルが出てこなかったんですね。

さて、1時間以上かけて修理は無事終了。
目立てをして、試し切りをします。
うん、快調!!
目立てしたばかりだから当然だけど、サクサク切れます。
オイルもちゃんと潤滑して、いい感じ。
ところで、今日までオイルがちゃんと出ていないまま1ヶ月以上使っていたんだけど、大丈夫だろうか?

もう一つ心配なことが。
最近切れ味が悪くなりやすいんですよね。
基本的に廃材を切っているので、時々は釘に当たってしまって、そんなときはあっという間に歯が鈍ってしまうのですが。
最近は目立てをしても、じきに鈍ってしまうような・・・。

よく分からないのですが、歯が鈍いまま無理やりに切ってしまうと、チェーンが熱を持って「焼き」が入ってしまうらしいんです。

えーっと。
ソーチェーンは熱した後に水に入れていわゆる「焼き」を入れている(らしい)。
それによって硬化している(?)
それが摩擦熱によって、ふたたび「焼き」戻ってしまう(のだそうだ)。
これは生産時に入れる「焼き」と違って、水に入れないため、かえって歯が柔らかくなってしまう。
ゆえに、酷使して焼き戻った歯はすぐに鈍って、使い物にならない(とのこと)。

なんだかあやふやな知識ですが(汗)
どちらかというと文型な僕(社会科の教員だし)には「焼き」の原理は良く分かりませんが、とにかく摩擦熱が歯を駄目にするようです。

で、僕が心配しているのは、うちのソーチェーンは「焼き」戻ってしまったのだろうかということ。
僕も最初のころは詳しいことを知らずに、酷使していたから。
時には切った切り口が焦げていることもあったから。

やっと目立て道具も揃って、オイル漏れも直して、使えるようになったのに。
チェーンが駄目になっていたら嫌だな。
でも、チェーンが「焼き」戻ったかどうかはどうやって判断できるんだろう?
誰か教えて下さい(涙)


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こまごまと作業(2013年4月20日夕方) - 2013.04.20 Sat

さっきの記事の続きです。
これから嫁さんと晩酌をする予定だけど、まだ嫁さんは草餅を作っていて、手が離せないようなので(笑)

チェーンソーの修理が終わる頃に嫁さんも到着し、いつもどおりの作業が始まりました。
でも、今日はどこをやるかあまり考えていなかった(汗)
大会がいつ終わるか、いつから現場に来れるか、チェーンソーの修理は成功するのか、まったく読めなかったから。
なので、嫁さんが来てからも二人で「どこやろうか・・・」みたいな状態。
もちろんやる場所はたくさんあるのですが、タイミング的にどこをやったらいいのだろうか。
2時間半くらいで、2人でできる作業。
って考えていて、まだ僕もチェーンソー修理の途中だったので、とりあえず嫁さんは解体した広縁の片付けに行きました。

僕はチェーンソーの試し切りが終わると、なんとなく母屋の隠し部屋へ。
ここも片付けないとな。
例のエッチな本がたくさんある部屋です。
とりあえずエッチな本は片付けました。

130420-165903_R.jpg
といってもこれは捨てずに、もうちょっとキレイにしたらヤフオクにでも出品します。
結構な値段がつくかも。
まあでも、保存状態が悪いから駄目か・・・。
50冊くらいあります。
上に見えているのは割と一般的なやつだけど、中には随分コアなものも・・・。

そんでついでに、隠し部屋の内部を全て片付け、作り付けの棚も解体しました。

その後、嫁さんを呼んで今度はタンス運び。
平面図(現状・番号付き)
久々に出すこの平面図でいうと隠し部屋(平面図には載っていない)の横。
⑪の部屋に和ダンスと洋ダンスが2棹ずつありました。
ただしこれは今までは土間に置くスペースが無かったため、手付かずのまま放置。
昨日、嫁さんが一人で中身を片付けてくれたようです。
やっと土間が片付いているので、これらを土間に運びます。

そしたら最後の1棹が大変で。
やたらに重く、且つ半分崩壊しているので、持っているそばから壊れていく。
そんなのを嫁さんと二人で運んでいたんだけど、悲鳴と共に嫁さんが消えました。
腐った床が抜けて、はまった模様(汗)

僕も崩れた蔵の片付けで経験したけど、普段は踏み抜かない床も、重い荷物を運んでいると踏み抜きます。
当然だけどね。
普段はそこそこ無事に歩いているため、かえって油断して危ないです。

130420-175204_R.jpg
これが嫁さんが踏み抜いた穴です。
床が高くて、嫁さんの身長が低いので、あっという間に腰まではまりました。
かわいそうに。

ん?
写真写りが悪いな。
もうちょっと分かりやすく・・・。
と思いながら、邪魔なビニールをどかしていると・・・。

ずぼ。
130420-175224_R.jpg
僕も新たに踏み抜いて落ちました(汗)
あはは。
コントだね。

そんなこんなで6時近くなったし、車で寝ていた次女もお腹をすかせたので作業終了。
130420-175640_R.jpg
帰る前になんとなく撮影。

今日の作業は3時間半くらい。
できたのは、
・チェーンソーの修理と目立て
・隠し部屋の片付けと解体
・広縁解体後の片付け
・4棹タンス運び
など。

いろいろやったけど、思ったよりできなかったな。
なんかですね、思ったけど、作業に入る前に明確な見通しというか、計画がないと駄目。

見通しが無いから、目の前のものに思いつきで手をつけてしまう。
すると、一応作業もできるし、目の前のものも一応は片付くんだけど、それだけ。
全体として、あちこちをうろうろして、手をつけているだけ。
結局は効率が悪いし、達成感もありません。
まあ、今日はいろいろと不確定で、急遽な部分が多かったから仕方ないけど。

というわけで明日、頑張ろう。
明確な見通しを持って。

明日はお結びを握って、家族みんなで朝から作業に入ります。

午前中はまだ手を付けたことのない茶室の片付け。
片付いたらそこに、我が家が取り置いてある品々(現在は母屋と蔵に分散している)を入れます。
これで母屋は土間の大きな棚と、冷蔵庫2つのみとなるはず。

午後は薪割作り。

あ、でも、明日は午前中が雨っぽいから、午前と午後の作業が逆になるかも。
まあいずれにせよ、そんな予定でやって行こうと思います。


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朽ちゆく廃屋(2013年4月21日午前) - 2013.04.21 Sun

今日は長野マラソンでしたね。
さっきネットニュースで見たら、大会史上初の日本人選手が優勝したようで、おめでとうございます。
スポーツには疎い僕ですが、やっぱりこういうニュースは嬉しくなりますね。

そういえば、うちの嫁さんとか娘が作業中によく着ているこれ。
130421-160327_R.jpg
長野マラソンのスタッフ・ブルゾン。
嫁さん(看護師)が何年か昔に長野マラソンの救護スタッフをしたときに支給されたものです。
そのまま何かのときのために車にずっと乗せてあったので、今年から古民家での作業専用となっています。
「今日は長野マラソンだったな」と。
ただそれだけのネタなんですけどね(笑)

今日は朝からお結びを握って、家族4人で古民家に出かけました。
古民家に着くと早々に、嫁さんが娘に「面白いものがある」と、何かを持ってきました。
130421-103457_R.jpg
昔のブラジャーです

130421-103501_R.jpg
嫁さん曰く、「ここの縫い方が刺し子みたいでかわいい」と。
こういうのに興味を持つ辺りが女性らしいというか、嫁さんらしいですね。
僕が興味を持ったら困りますが(汗)

そういえば、今日のタイトル。
なんかですね、今日は特に気になったんですが、うちの古民家朽ちてきていない??
いえ、元々朽ちていますがね。
何せ不動産情報に、廃屋って載っちゃうくらいですから(笑)

ただ、最近は特に朽ちてきている気がする。
ブルーシートの覆いも風で煽られて、雨の進入を防ぎきれていないし。
やはり暖かくなってきて、腐朽菌の活動も活発になっているみたい。

母屋の中に入って発見してしまったもの。
130421-130635_R.jpg
天井に穴。
こんなところに開いていたっけ?
記憶が定かでない・・・。
困ったなあ。

でも大丈夫☆
130421-130643_R.jpg
フラッシュ無しで撮影すると、すごくキレイだから(笑)

130421-130648_R.jpg
ね。
キレイでしょ♪
とまあ、現実逃避。
フラッシュ無し撮影だと、見たくないものは隠せて、無駄にきれいに写りますね♪

130421-130654_R.jpg
この写真だって、実際は床はボロボロ。
壁やら建具やらが壊れて、光が漏れているだけです。
なのに、こんなに味がある写真になる。

130421-130826_R.jpg
あと、昨日の作業の成果。
土間にタンス類と、ゴミがあります。

本日の作業の内容ですが、昨日の記事に書いたとおり午前中は雨だったので、やはり午前中に薪作り、午後に茶室の片付けをすることになりました。

作業の内容についてはまた明日以降に書きます。
明日はですね、実は遠くから親友が遊びに来るんです。
遠くから。


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家族で薪作り(2013年4月21日午前) - 2013.04.22 Mon

昨日の記事の続きです。

午前中は天気予報どおり雨だったので、予定を変更して薪作りをしました。
薪作りは雷で燃えた蔵と、その軒先でできますから。

130421-105321_R.jpg
蔵に保管してある例の廃材の山です。

130421-105330_R.jpg
3人で薪作りをするのは始めて。
嫁さんが釘を抜き、僕が廃材をチェーンソーで切って鉈で割って、娘が縛っていきます。
3人で分業するととてもはかどりますね。

130421-110603_R.jpg
薪割をしている最中に発見したもの。
文久4年という文字が見えます。
この家から見つかったものだと、まずまず古いほうです。
1864年か・・・。

130421-125334_R.jpg
午前中一杯まで頑張ってできた薪の山がこちら。
20束ちょっとくらい。
この間、娘と2人で丸一日作業したときに匹敵するくらいできました。
やはり3人で分業するとはかどりますね。
まだまだ割っただけで、束ねきれていない薪もたくさんあるので、それは娘が午後からやっていくことにします。

それでは昼食にしましょう。
今日の昼食はカップ麺とお結び♪

130420-175107_R.jpg
実はゴミ片付けをしていたときに、ほぼ新品のカセットコンロを発見していたんです。
いちいちコンビニに買いに行くより、スーパーで買ってきておいて現場で食べる方が安くて楽♪
ということでやってみたんですが・・・。

130421-131926_R.jpg
なんかですね。
火が信じられないくらい弱いです(涙)
昔のってこういうものなのかな・・・?
弱火とまではいかないけど、普通のコンロの中火より少し弱いくらい。

130421-130846_R.jpg
お陰で3人分のお湯を沸かすのに30分もかかりました。
みんな待ちきれずにうろうろしています。

日曜日は気温も8℃くらいまでしか上がらず、非常に寒かったです。
そんな中、唯一の救いともいえるカップ麺をお預け。

30分待って食べたカップ麺は格別に美味しかったです♪



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茶室の片付け(2013年4月21日午後) - 2013.04.23 Tue

昨日の記事の続きです。

カップ麺での昼食を食べて、午後から作業再開。
雨は午前中に止んでくれたので、午後からは予定にあった茶室の片付けをします。
茶室の片付けは僕と嫁さんだけでできそうなので、娘には薪束作りを続けてもらって。


130421-144052_R.jpg
茶室にはついぞ今まで入ったことがありません。
それもそのはず、入り口が分からないんです。
ああでも、この辺が入り口かなと思っても、ご覧のとおり木が生い茂っていて。
入りづらかったんです。

茶室片付けの前に、まずこれらの木を伐採しました。

130421-145002_R.jpg
ふむ。
こんな感じでゴミがあるのね。
茶室は全部で五畳くらいの大きさでした。

もうね、はっきりいいます。
ゴミ箱でした。
五畳の大きさのゴミ箱。
そうとしか言いようがないほど、ゴミが乱雑に積み上げられているだけ。

隣に梅の木もあるし、もともとは品の良い茶室だったんだろうな。
台無しですね。

ちょっと面白いもの。
茶室はこの家の奥さんの裁縫部屋としても使われていたみたいで、こんなものが出てきました。
130421-151027_R.jpg
「お針の友」♪
大きくて丈夫で、屏風折りになっています。

130421-151045_R.jpg
こんな感じの屏風折り。

130421-151051_R.jpg
中身はこんな感じで、反物から呉服を作るときの手順とかが書いてあります。
開いているページは、反物からの生地の取り方。

130421-152040_R.jpg
あと、こんな建具も。
昭和かな。
真ん中の、玉砂利みたいな模様のすりガラスはかわいいけど、残念ながらしたの板材は合板。
昭和だから仕方ないか・・・。

130421-154005_R.jpg
結局1時間半くらいで片付け完了。

130421-154022_R.jpg
ご覧のとおりキレイさっぱりです。
結構布団類のゴミとかが多かったな。
これでゴミの片付け類はいよいよ終盤です。

茶室が片付いたので、今度は茶室の畳を取り外して、ここに我が家が取り置いている物品を保管していきます。
その話はまた明日・・・。

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取り置きした物を茶室に仕舞う(2013年4月21日午後) - 2013.04.24 Wed

昨日の続きです。

茶室が片付いたら今度は、茶室にどんどん取り置きした物を運んでいきます。
今まで取りおいたものはというと、母屋の10畳間、雷で燃えた蔵、崩れた蔵にそれぞれ点在しています。
まあ、それぞれ発見された建物に集めてあるんですけどね。
その中でも特に母屋にあるものはそれなりに多く、改修の邪魔になるため全て移動する必要がありました。

そういえばどんなものを取り置いたのか、今まで紹介してないものがあるので挙げていきましょう。

130421-164442_R.jpg
無垢材の本棚。
大きくて、まずまずいい品物です。
時代的には昭和初期とかかな?

ちなみに写真に収め忘れましたが、写真の左手にちょっと写っている炬燵も取り置いてあります。
古くは無いけど、大きくて、木製でいい感じです。
将来は家族も増える予定だから、これくらい大きいと家族みんなで窮屈せずに入れそうです♪

130421-164451_R.jpg
和箪笥。
柿渋でも塗ったような、良い色をしていますね。

130421-164501_R.jpg
大きい和箪笥。
保存状態も良く、物も良さそうですが、残念ながら比較的新しいです。
箪笥ってちょっと新しいと、背板とかが合板なんだよね(汗)
まあでも、使おう。

130421-164508_R.jpg
木製の金庫。
あまり金庫の意味が無いような。
でも良い品だし、一応鍵つきなので取っておきます。

130421-164515_R.jpg
その下の・・・。
えーと。茶箪笥みたいなの。

130421-172151_R.jpg
嫁さんが取って置いた「PRESENT DAY JAPAN」。
英字新聞??
1927年のものですね。

130421-172139_R.jpg
詳しく読んでみないと分かりませんが、朝日新聞の英語版みたいな感じです。

130421-172105_R.jpg
中には若き日の昭和天皇のお姿が。

130421-173056_R.jpg
これは土間に取り置いてあった下駄箱。
こちらも昭和の品らしく、背板は合板です。

130421-175350_R.jpg
崩れた蔵にあったチリトリ。
嫁さんのぜひともという希望で、取っておきます。
「かわいい」んですって。

130421-175400_R.jpg
確かにかわいいか・・・。
「実用新案特許」って。
何の変哲も無いチリトリのどこが特許なのか知りたいです。

130421-175834_R.jpg
野球なんてしないから薪にでもしようと思っていたバット。
これも嫁さんが救いました。
ゴミ片付けの最初のときに発見したミズノのマークともちょっと違いますが、古そうです。
↓例のミズノのマーク。このラケットは捨ててしまったけど。
130103-102900_R.jpg

1時間くらいかけて、嫁さんとへとへとになりながら大小さまざまなものを茶室に運びました。
やっぱりゴミと違って、運ぶときに神経を使うので大変ですね。
茶室にはまだ若干のスペースがあるので、建具類も保管できそうです。


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一日の作業の成果(2013年4月21日午後) - 2013.04.25 Thu

またまた昨日の続きです。
21日の分はこれで最後です。

丸一日やった作業ももう終盤。
日も暮れかけてきたので、片付けをしていきます。
130421-183157_R.jpg
こちらが茶室の様子。

130421-183236_R.jpg
このように取り置いた物品を保管しておきます。

130421-183244_R.jpg
空いたスペースには番付できない、既にどこのものか不明の建具を入れていきます。

130421-183347_R.jpg
最後に雨戸をはめてお終い。

130421-172900_R.jpg
ついでに雷で燃えた蔵によってみると、娘はノルマだった分の薪作りを完了していました。
しかもご覧のとおり掃き清めて、道具もきれいにしまってあって。
そこまでこちらは細かく支持したわけでもないのに、気を利かせてくれたみたいで、嬉しいですね。
娘のちょっとした成長に、親として頼もしく感じます。

130421-183820_R.jpg
物置には今まで作った薪束の山が。
既に一番奥の列は天井まで届き、2列目に突入しています。
ここ一杯に薪を詰めれば、半シーズン分くらいにはなるでしょうか?
まだ薪ストーブを使ったことが無いので、なかなか予測できませんが。

130421-183936_R.jpg
こちらは母屋の10畳間です。
今までずっと取りおいた物品置き場となっていましたが、ようやく片付きました。

130421-184110_R.jpg
土間の様子です。
全体像は画像に納まりきらなかったですが、飽和点の半分くらいまでゴミがあります。
7割くらいが粗大ゴミで、後は可燃ごみが多いです。
保証人さんに連絡して、近いうちに片付けてもらいます。

130421-174127_R.jpg
そういえば崩れた蔵の目の前にタラの木があって、タラの芽が出ていました。
今までずっと気付いていて、食べごろになるのを待っていたのです。
先週はまだ早くて、今週はちょっと食べごろを過ぎた辺り。

130421-175524_R.jpg
せっかくなので積んで帰ります。
ちょっと成長しすぎではありますが、まだ食べられるはずです。

130423-193154_R.jpg
定番のてんぷらにして食べました。
成長しすぎなのでとげが出ていましたが、案外違和感なく、美味しく食べられました。
そういえば最近食べた草餅もそうだけど、ちょっとづつ古民家からの収穫物が食卓に上っています。

さて、最近の記事に書いたとおりですが、やはりちゃんと見通しを持って作業を始めるといいですね。
この日は雨の影響で午前と午後の作業は逆になりましたが、それでも全体としては予定していた作業を全て完了できました。
だから、いつも以上に達成感がありました。
やっぱり見通しとか、目標って大事ですね。

これで次の作業はどうしよう・・・。
下屋はこれ以上解体していいのだろうか?
番付はそろそろ出来上がってくるのだろうか?

27日(土)はPTA総会の日なので、作業はできません。
28日(日)は父親が愛知県から来るので、作業は少しかな。
29日(月)が本命です。生徒も4名も来てくれるみたいだし。
ただし作業内容がまだ煮詰まっていない・・・。

できることなら28日に建具の取り外しをして、29日は床の解体をしたいところだけど。
そんなに順調に行くかな??


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予算の修正(1) - 2013.04.26 Fri

久々にお金の話です。

現在のところ予算を使ったのは、土地建物代がほとんどで、あとは細々とした雑費です。
とはいっても、こちらの再生計画当初の予算からは随分変更がありました。
特にいえば、当初の予定よりも安く土地建物を購入できたことと、予算を充てなければならない品目が増えたことでしょうか。

では、一つ一つ見ていくことにしましょう。
20130426予算
上から順番に見ていきます。

まずは全体の予算ですね。
土地建物は安く買えたものの、品目が増えたこともあって、全体の予算は100万円増額しています。
でもこれは低めの予算を考えていて、オーバーするのが嫌なだけで、結局のところ2800~2900万円程度に納まってくれればと思っています。
キリの良い数字ということもあって3000万円とします。

土地建物については、最初は売主の言い値の1300万円を考えていた(というか、値下げに応じてもらえなくても大丈夫なようにしておいた)のですが、実際は1120万円で購入できました。
その差額を残金として取っておくのも変だし、これ以上数字が動くわけではないので、予算額自体を修正しました。
ここで浮いた分の費用を他に充てます。

土地建物購入諸費用ももう動かないから同じ扱いでいいよな。
今後は残金が確定したものから順次「予備費」に組み込んでいきます。
(次回から)

「躯体・屋根・床」から「薪ストーブ」までは予算額自体は変更無しです。
以前の記述と重複する部分もありますが、説明します。

「躯体・屋根・床」はこちらの覚書にもあるとおりですが、1000万円を上限として「屋根→躯体補強→床」の優先順位でやっていきます。内、屋根板金が400万程度になりそうですが・・・。

風呂・トイレについては当初は3坪の離れを建てるつもりでした。
なので、この予算内には設備の他に、離れをセルフビルドする費用も含まれていたわけですが、再生計画が紆余曲折する中で離れを立てるという計画は立ち消えとなりました。
費用的にも、母屋の中に設置する方が安いはず。
というわけで、200万円の予算は変わりませんが、多少安く納まる見込みです。

上下水道については、離れを立てる計画(水場が一箇所に集まって水道管を引く距離が短い)よりは若干水場が分散して、距離も増えます。
それでも100万円は超えないと思うので、これも多少の余裕を持った予算です。

壁・天井についても、中身は大きく変わりましたね。
壁は当初は断熱材を入れて、石膏ボードを下地として、漆喰やら珪藻土やらを塗るつもりでしたが、現在は土壁を自分で塗るつもりです。
それ自体は材料費はほとんどかからない。
あとは、内側の仕上げを漆喰にするとか、外壁を鎧張りにするのはお金が必要だけど。
天井は何箇所かは張り替えないといけませんが、必要面積とか、費用とかはわかりません。
未知数なことが多いですが、全体として100万円というのは余裕があるはずです。

薪ストーブは基本的には何も変わらず。
いろいろと調べてみたけど、やはりイエルカの薪ストーブなら二重煙突込みで100万円で納まりそうです。

厨房は当初の予算には入れていませんでした。
既に台所らしき場所はあるからどうしても必要ってわけでもなかったし、なかなか再生計画の最初のほうではそこまでの余裕も無かったから。
ただ再生計画を進めていく中で、どうにも今ある台所をそのまま使うというのが難しいということが明らかになったのと、やはり元料理人ということでちゃんとした台所を作りたかったこともあって、結局は予算として計上することになりました。
一応タカラ・スタンダードの100万円くらいのもので考えています。
設置費用まで含めると、もう少し多くなってしまうかな・・・。

足場代も当初は計上していなかったというか、「躯体・屋根・床」の1000万円の中に組み込んだ感じでしたが、別枠で考えることにしました。
足場のために、再生の根幹部分の予算を圧迫させないためです。
50万円で一応組んでありますが、以前にもらった見積もりでは32万円程度。
実際には40万円程度になるのではと考えています。

雑費も計上していませんでしたが、細かいお金のかかること。
現在までのかかった細かい費用というのはほとんどがゴミ片付けに関するものでしたが、それでも結構な金額がかかっています。
それにゴミ片付けなんて、そんな予算組んでない。
というわけで雑費という枠を作って、他の予算に組み込めないものを入れていこうと思います。
主には道具・解体・ゴミ・庭関係の費用が入るのではと思います。

予備費は一応です。
他のところで余った予算は予備費に入れ、逆に足りない部分は予備費から出します。
再生が終わったところで予備費が200万円くらい残っていたらハッピー♪

いけない。
ここまでで結構な分量になってしまった(汗)
今回書く予定だった残り半分は明日書きます。


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プロフィール

野人

Author:野人
こんにちは。
野人っていいます。
前職はラーメン屋台を経営していました。

伊那谷にて2012年暮れに築150年の古民家を購入し、3年4ヶ月かけて最低限の面積を再生して、2016年3月末に移住しました。
全ての再生は10年計画なので、まだまだ続きます。

もちろんプロの方々にもお世話になりますが、お金があまり無いので、なるべく低予算と自力での再生を頑張っています。

ブログの記事数は膨大なので、手っ取り早く内容を知りたいという方はこちらのスライドショーをご覧ください。
ブログの内容を25分に凝縮しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpFnv9gLmJM

自分が古民家再生をする上で、他の人のブログを参考にしたり、あるいはHPから知識を得たり、ネット社会には本当にお世話になっています。
なので、自分自身も再生の過程を発信することで、少しでもネット社会から与えてもらったものに対して恩返しできればと思っています。

皆様からいただけるコメントに励まされ、またブログを通じて広がってゆく人の輪がとても楽しみです。

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