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2017-06

古民家探しが始まる(2012年6月) - 2012.11.17 Sat

さて、結婚して、嫁さんの了解を取れたからといって、すぐに物件探しを始めたわけではありません。
嫁さんの転職やら、結婚式やら、新婚旅行やら、やることはたくさんありましたから。
自分自身も教員になったばかりで、あまり落ち着かない日々でした。
お金も貯めないといけないしね。

もう一つ気にしていたのは「タイミング」です。
長野県の教員は広い長野県のどこでも転勤する可能性があるし、上の娘は当時小学校4年生で、すでに親の都合で転校させられていました。
ある程度は仕方ないにしても、娘をあまり振り回してはいけないなという思いもありました。

いまの職場もどうせ数年で転勤となる。
お金が貯まった頃に次の転勤先で探せばいいのではないか、そういう風に考えていました。

時系列がいきなり現在に近づいてきますが、そんな僕たちの考えが変わったのは今年の初夏の頃でした。
・転勤のリスクはいつまでも付いてくる
・この伊那谷の気候と、人柄は今まで住んできた長野県のどの地域よりもしっくり来る
・老朽化による取り壊しで、古民家の絶対数が減りつつある
・娘の転校問題は物件が見つかってからでもよくよく考えればいい
・お金も少しは貯まってきた
・嫁さんの出産予定日が9月末だったので、動けるうちに動いたほうがいい

そういった考えが重なって、「すぐには買わないにしても探し始めよう」と思い立ちました。
それまでもずっとインターネットでは探していましたが、いよいよ物件の下見を始めることになりました。
あとは各自治体の空き家バンクに登録したりして。

毎日お風呂から上がったあとは涼みながら、古民家の物件情報を検索することが日課になりました。
長野県はやっぱり古民家が多いですね。
特に長野、鬼無里、戸隠、飯山、小谷などの北信は安くて立派な物件が多いです。
といってもどれも山奥で、北信に戻る気持ちもあまり無かったから除外ですけれど。
上田辺りの東信は激安とはいかないまでも、お値打ち物件が多いです。
北信と違って山奥過ぎず、インターチェンジなどが近い物件が多くて、心揺れました。
といっても、上田辺りにはあまりいい思い出が無いから、気が進まなかったけれど。

一方、僕の住む南信、特に伊那谷は物件がほとんど無いですね。
あるのは高遠、長谷、大鹿、中川、富士見、みんな田舎じゃないか。
いや、田舎でもいいんですよ。本当は。
でも子供の通学のことを考えると、子育てをしているのに田舎に住むのはさすがに親のエゴだと思います。
もともと田舎に住んでいるのなら別ですけど。
また近いうちに述べますが、「高校まで子供が自力で通学できる」というのが立地上の大きな条件です。

あと南信でいえば案外多いのは諏訪とか、岡谷とか、茅野とか。
同じ南信でも峠を越えた向こうというのは文化も違って、馴染みが無いんだよなあ。
しかもあちらは御柱のお祭りが盛んだから、余所者はどうなんだろう。
自分の実家もお祭りが盛んで、良い部分も、苦労した部分もあったから。
事情がよく分からないだけに、ちょっと敷居が高い感じもします。

自分の住みたい南信、特に伊那谷にはほとんど物件が無い。
この現実から物件探しがスタートしました。


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物件の下見①篠ノ井の古民家(2012年8月4日) - 2012.11.18 Sun

というわけで、夏頃から古民家の下見に出かけるようになりました。
まず最初に行ったのは北信の篠ノ井の古民家。
写真の日付を見ると8月4日。ふむふむ。

北信というのは前回も書いたとおり、自分の探しているエリアではありません。
ではなぜ行ったのかと言うと、「動けるうちに、行きにくいところから行ってしまおう」と考えたからです。
南信の物件ならば半日休暇とかもらって見に行けますからね。
あと長野市は知り合いもたくさんいるので、いろんなついででもありました。

で、行ったのは篠ノ井で、1300万円の古民家です。
厳密に言うと、古民家2軒を解体した古材を使って、移築再生してもので、いわゆる「再生古民家」というやつです。
かなりでかい建物で、不動産屋さんに聞いてみると「薪ストーブのショールーム」をやっていたのだそう。

いやあ、すごいですね。
こんな田舎に、古民家を移築再生して、薪ストーブを売るなんて。
1億円以上かかったんじゃないかな。
時代的にはちょうどバブル末期の頃で、バブルの感覚のままに商売を始め、そして終焉していったように見えます。
いかんいかん。
古民家を見に行って、バブル期に思いを馳せてどうする。

不動産屋さんのお兄さんの案内で物件の中を見ます。
お兄さんも案内しつつも、「まあ癖のある物件ですからね」と、無理に売り込むような雰囲気ではありません。
これは後から他の不動産屋さんとも関わっても感じたことですが、特に古民家を扱うような不動産屋さんはまずその物件の欠点を挙げていって、それを理解したうえで良いポイントを説明してゆきます。
そして見学者に過大な期待を抱かせないようにしている感じです。

不動産業は自分にとっては縁遠い職業ですが、やっぱり古民家を扱うってなると、売るほうもよっぽど気長でないと務まらないんですかね・・・。

P8040110_R.jpg
さすが2軒分の古材を使っているだけあって、梁も柱も立派です。
釿削り(ちょうなはつり)の荒々しい梁がかっこいいですね♪

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2階から1階を見下ろした様子。

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1回のホールにはビリヤード台が置かれています。
バブリーな感じです。

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ホールにあるソファーと薪ストーブ

不動産屋さんもまさか個人で買うような物件ではないので勧めて来ませんでしたが、明らかに住宅には向いていませんでした。
ホールは広すぎて、そのままではとてもLDKとして使えないし。。
キッチンはショールームのお茶を入れるくらいの能力しかないし。
玄関もトイレもお客さん用と従業員用の2つがあるし。

せっかくの古材がもったいないけれども、このまま売れずにバブル時代の遺産として残っていくのかなあ。
そんな妙な感慨が沸いてくる物件でした。

物件のほうはともかくとして、一つの収穫が。
不動産屋さんとの話の中で、やはり南信は物件が出てきにくいことが分かりました。
とはいっても古民家の絶対量は北信や東信と大差は無く、単純に持ち主が手放さない。
住んでいなくても、お墓だとかいろんな理由で手放さない傾向だとのこと。

逆に北信や東信は雪の影響もあって、維持できないとなったらスパッと手放しやすい。
しかもいわゆるIターンの人たちは、東京からのアクセスのいいところを好むので、新幹線や高速道路で来やすい北信・東信に人気があるのだそう。
見方を変えれば、物件は出てきにくいけれども、人気がない分だけ掘り出し物もありそう?!
じゃあどうやってその「掘り出し物」を探そう??

そんな期待や不安を抱きながら、初めての古民家下見を終えたのでした。


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M君の買った古民家 - 2012.11.18 Sun

書き忘れていた(汗)
時間軸が戻って恐縮ですが、7月に京都まで古民家を見学に行きました。
ちょうど物件の下見を始める1ヶ月前のことです。

見に行ったのは大学の後輩で、現在は京都に住んでいるM君の家。
M君は大学を卒業してから数年間、旅館で働いていましたが、現在は大工の見習いをしています。
で、大工の親方が古民家再生を得意としているようです。
M君が江戸時代末期の古民家を買ったという話は聞いていましたが、まさか京都まで見に行くなんて思っていませんでした。
でもやはり子供が生まれてからではとても京都まで行けないし、そもそも出産前に最後の家族旅行みたいな感じで、急遽2泊3日で行くことを決心しました。

京都といっても町家ではなく、日本海側の山奥の農家です。

さて見てみると、母屋は土間+2部屋で「目」の字型をしています。
昔の農家といえば「田」の字型ってイメージだけれども、M君曰く、田の字型は明治以降にできたもので、江戸時代は目の字だったそうです。
ふーん。
さすが大工さんは詳しいなあ。

間取り的としてはプラスして離れが1部屋。
トイレは屋外で、お風呂は土間を削って作ってあります。
M君は2人暮らしなので、ちょうど良い大きさですね。
2人で無理なく維持できて、しかも友人が泊まりに来ても対応できて。

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いくつか連続して載せちゃいましたが、集落のどの家も茅葺屋根の上からトタンを被せたスタイルです。
入母屋作りで、棟飾りまできっちり作ってあるのでかっこいいです。
その昔、茅葺屋根が衰退してきた頃に、茅葺職人がいっせいにトタン葺職人へと鞍替えしたといいます。
そしてそのようなトタン葺職人は茅葺屋根の魅力をよく知っているので、その風格が損なわれないような意匠を凝らしたといいます。
この集落はまさしくそんな職人が活躍していたのでしょう。

他所の地域では普通、茅葺の上から被せるトタンを言えばカラートタンが主流です。
しかも棟飾りとか、そもそも元々の屋根の形を活かそうとか、そういった工夫がされてない場合が多いです。
たしかになんであんな青だとか、赤だとかの屋根にしてしまうんだろうな。

それに対してこの集落の屋根はみんな暗色を基調としていて格好良かったです。
あ、でもよく見ると普通のトタンの「波板」なんですよね。
ガルバリウムって訳でもないよなあ。
塗装が大変そうです。

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こちらが屋根裏の写真です。
見事に萱が残っていますね。
M君の家は天井が貼ってあるので、普段は天井裏は見えません。
しかし、天井裏の小屋組みや茅やらについている煤が、下の畳まで降ってきます。
天井板の隙間を抜けて。
これは結構不便ですね。

あと、黒いトタンのせいで、屋根裏は蒸し風呂のようでした。
通常金属屋根にすると屋根裏は10度くらい温度が上がるといいます。
逆に冬は機密性が無いから、暖気がどんどん上から抜けていくだろうな。

M君の家は素敵でしたが、古民家ならではのデメリットも少しは見えてきました。
というか、見学から帰って、改めて古民家について勉強した今だから見えるデメリットですね。
見学した当時は僕もそこまで知識は持っていなく、M君の説明にただただ頷くだけでした。

M君の家を見させてもらって分かった、古民家のメリットデメリットは現在の僕の再生計画にとってはとても参考になっています。

具体的には、
①茅の上からトタンを被せると安いかもしれないけれど、掃除や断熱の面で不利。
②トタンは塗装が大変。特に古民家は急勾配の屋根なので、余計大変。ガルバリウムか、できればステンレスのほうが良い。
③土間にお風呂を作るのはもったいない。せっかくの広い土間がつぶれてしまうし、お風呂は狭くなってしまう。現代人にとっては土間は謎の無駄スペースに思えるかもしれないけれど、実際にはかなり汎用性の高い空間だと思います。土間と濡れ縁は余白を楽しむ日本人ならではのものでしょう。

特に屋根の問題ですね。
M君の家で屋根の断熱と煤問題を見ていなかったら、今の僕は「茅の上からトタン計画」を考えていたかもしれません。
だって安いから(多分)。

さて、古民家見学としてまず友人の家を見せてもらってから、僕は重い腰を上げて古民家の物件下見を始めるのでした。


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物件の下見(2)辰野の古民家(2012年9月2日) - 2012.11.19 Mon

篠ノ井の物件に続いて、嫁さんが臨月になってきたので、今度は近場の物件を下見することにしました。
写真の日付を見ると9月2日で、前回の下見から一ヶ月あいています。
8月はキャンプで忙しいから、仕方ないかな(謎)

この日は半日休暇を取って、午前中に2軒の物件を回る予定でした。

で、最初に行ったのが辰野町にある小横川の物件。
築100年で、値段は400万円弱といったところ。
広さは建坪で40坪弱、敷地面積で170坪くらい。
珍しい「板倉」というものがあります。

元々の計画では500万円くらいで物件を手に入れて、500万円くらいでリフォームしようみたいな感じで考えていました。
だからこの物件は理想的な値段ですね。

まあでも今となっては、この様な当初の計画は甘かったです。
北信の山奥ならともかく、南信ではその値段でまともな物件は手に入りません。
これはネットをメインで物件を探していて、どうしても物件情報の多い北信地方の知識ばかりあったから、自分の中で誤認してしまった部分です。
南信の実情は南信の下見をする中で見えてきました。

物件は場所としては、駅や国道から4キロほど奥に行った所にありました。
距離としては大したことは無いんだけれども、坂道で、道幅も狭く、歩道は無く、子供が自転車で安心して走れるような道ではありません。
子供が高校生になっても、自力で駅まで行かせたい我々夫婦にとっては難しい立地です。

さて、物件に到着すると不動産屋さんが待っていました。
前回もそうでしたが、今回も古民家を専門とする不動産屋さんです。
自己紹介もそこそこに、
「今日は2軒ご案内しますが、1軒目のここは期待しないでくださいね」
と言われました(汗)

では、物件の外観です。
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うーん。古めかしい(笑)
これを見た時は気にならなかったですが、目が肥えた今となると、朽ち果てたトタンの波板が心配な感じです。
屋根は塗り替えというか、葺き替えの時期かな。

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板倉です。
朽ちています。
土倉の外壁に下見板を張ったような・・・。
板壁にしたメリットがよく分かりませんが、この地方独特のものらしいです。

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板倉と母屋の繋ぎ目です。
違う意味でドキドキしてきます(笑)

内部に行きます。
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玄関です。
今時の住宅よりは広いですが、古民家らしくはないです。
元々あった土間の半分を潰して、しかも残った部分をコンクリで固めてあります。

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台所です。
きれいにするのにお金がかかりそうですね。

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お風呂です。
大理石風のプラスチックみたいなのでできていました。

すみません。
せっかく下見させていただいたのに、いいポイントがほとんどありません(汗)
不動産屋さんも「ここは古民家の中でも最低クラスだから、ここさえ見ておけば他所に行っても大丈夫ですよ」と、謎の太鼓判を押してくれました。

昭和期に中途半端にリフォームしてしまっているせいか、外見も中身もほとんど昭和の「文化住宅」みたいな感じです。
古民家っぽさは全然ありません。
あと、梁も柱も細いんだよなあ。

これをリフォームして使えるようにするには、不動産屋さんの見立てでは1500万円くらいはかかるそうです。
売る側の人がそういうんだから、よっぽどですよね。

もう一つこの物件には大きな難点があって、東西に伸びる沢沿いにあるため、南側が山です。
下見に行った日は夏だからよかったですが、冬になると昼間でも山のせいで日陰になるそうです。
それは現在日陰で悩みまくっている僕たちにとっては、それだけで諦めてしまうような大きな欠点です。

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ただロケーションは最高にいいんですよ。
のどかで、川のせせらぎが聞こえて。


今回の下見で分かったこと。
①同じ長野県でも雪の少ない南信地方は、古民家でも梁や柱が細い。雪の重みに耐えなくていいんだから、当然といえば当然ですね。でも、太い梁や柱に憧れる身としては残念です。
②昭和時代とかの下手なリフォームをされているとかえって厄介。土間を潰したりとか、中途半端で使えないダイニングキッチンだとか、朽ちまくったトタンの波板だとか。
③掘り出し物はなかなか無い。安い物件にはやはり理由があるし、リフォームの費用とかを考えると結局は割高になってしまう。ちなみにこの物件は何年も売れていないらしいです。売れない最大の理由はやはり「日照」だとか。

築年数とか、値段とか、広さとかだけを見るとまさしく理想の物件のはずでした。
しかし、そこに現実にあったのは「値段相応の欠点を持った物件」でした。
そのような現実を知れたのは大きな収穫です。
一軒目の下見を終えた我々は、次の物件へ向かうのでした。


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物件の下見(3)辰野の大正浪漫の古民家(2012年9月2日) - 2012.11.20 Tue

小横川の物件に続いていったのが、同じ辰野町にある物件です。
ネットで見ていても古民家と思えないくらいガラスを多用した、大正浪漫な感じのおしゃれな物件でした。
不動産屋さんも「次の物件はいいですよ」と期待を持たせてくれます。

築年数は100年くらい。
価格は1400万円。
建坪40坪弱(ロフト込み)
敷地400坪弱
といった感じの物件です。
値段は高いですが、広さはちょうどいいくらいです。

小横川の物件から車で20分ほど移動して到着。
日当たりの良い小高い土地ですが、地名はまさかの「沢底」(笑)
湿気に悩む僕たちにの前に暗雲が広がります。

外見から見ていきましょう。
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立派な蔵ですね。
小横川の朽ちた板倉よりだいぶ魅力的です。

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正面から見た図です。
古民家と思えないくらいガラスが多用されています。
左手のはアルミサッシかな。
全体としてはほとんどがサッシではなく、昔の木とガラスの建具です。

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玄関付近の空き地。
ここなら念願のヤギが飼えそうですね♪

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母屋と蔵の間。
奥にはでっかい物置も見えます。

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屋根の様子。
和瓦だからすぐにだめになるって訳ではないけど、住むのならリフォームついでに葺き替えたほうが良さそうです。

DSCF2510_R.jpg
玄関。
古民家風っていうか、旧き良き昭和住宅みたいな感じですね。

内部を見てみましょう。
DSCF2514_R.jpg
これまた文化住宅的な雰囲気です。
小横川の物件よりは建具がいいから、若干古民家風の趣はあるかな・・・。

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廊下。
ご覧のとおり外周はほとんどが開口部となって、ガラス戸がはまっています。
明るいけれども、単版ガラスで、冬は寒いだろうな。
あと、色々勉強した現在となって見ると、耐力壁が少なすぎて心配です。

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室内にあった作り付けの飾り棚(?)
これまたガラス製で、お洒落です。

DSCF2518_R.jpg
トイレの様子。
不動産屋さんはしきりに「この建具がいいですねえ」ということを薦めてきますが、素人にはその価値は分かりません(汗)

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台所の様子。
昭和な感じにリフォーム済みです。
でもやっぱりガラスがお洒落な感じですね。
不動産屋さん曰く「この家のガラスは手漉きだから、現在は手に入らない」ということです。

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台所横の急な階段を上がると、6畳ほどのロフトに出ます。
屋根裏部屋な感じですが、ここもガラスがあって明るいです。
男の隠れ家にできそうです。

DSCF2513_R.jpg
この物件最大の特徴はお風呂です。
ガラス張りの浴室に、浴槽は扇形のタイル張りです。
大正浪漫の臭いがプンプンしますね。
浴槽は扇形のまんまかと思ったら、2つに区切られていて、小さい方は「上がり湯用」だということです。
上がり湯用なんて当時としてはリッチで洒落たお宅ですが、シャワーがある現代としては、扇形のままで広い浴槽のほうが良かったかな・・・。

という感じで、2軒目の下見を終えました。

今回の物件を見て学んだこと。
①やっぱり南信の古民家は梁も柱も細い。
②やっぱり中途半端にリフォームした古民家は、ほとんど昭和の文化住宅になってしまっている。
③ガラス張りは明るいけれども、冬は寒そう。あと、貴重なガラスはいいと思うけど、これから子育てをする我々にとってはむしろ欠点。(割られてしまっても、同じものは手に入らないから)

本日2軒目とあってちょっと期待しながらの下見でしたが、思いのほかしっくりは来ませんでした。
広さとか値段とかではなく単純に2つとも「古民家らしくない」んですよね。

と思って、予定通り本日の下見を終えようとしていたところ、不動産屋さんが「じゃあ」ということで、参考までに諏訪だとか茅野だとか伊那だとかの物件の話をしてくれました。
諏訪と伊那の物件は現在人が住んでいるので、近いうちに下見できるとのこと。
茅野の物件は僕たちの求めているものに近いようです。

だめもとで「今日これから茅野の物件を見せてもらえますか?」というと、OKしてくれました。
この時点で午前10時半くらい。
午後1時には職場に着かないといけないので、間に合うかな・・・。
でもせっかくの機会だから、見れるところは見ておきたいな。
そんな思いで、時間を気にしながら我々はその日3軒目の物件に向かったのでした。



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プロフィール

野人

Author:野人
こんにちは。
野人っていいます。
前職はラーメン屋台を経営していました。

伊那谷にて2012年暮れに築150年の古民家を購入し、3年4ヶ月かけて最低限の面積を再生して、2016年3月末に移住しました。
全ての再生は10年計画なので、まだまだ続きます。

もちろんプロの方々にもお世話になりますが、お金があまり無いので、なるべく低予算と自力での再生を頑張っています。

ブログの記事数は膨大なので、手っ取り早く内容を知りたいという方はこちらのスライドショーをご覧ください。
ブログの内容を25分に凝縮しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpFnv9gLmJM

自分が古民家再生をする上で、他の人のブログを参考にしたり、あるいはHPから知識を得たり、ネット社会には本当にお世話になっています。
なので、自分自身も再生の過程を発信することで、少しでもネット社会から与えてもらったものに対して恩返しできればと思っています。

皆様からいただけるコメントに励まされ、またブログを通じて広がってゆく人の輪がとても楽しみです。

当ブログはリンクフリーですので、ご自由にお使いください♪

ご用件のある方は
zenhankai@yahoo.co.jp
あるいは
090-1707-2071
までどうぞ。

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