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2017-03

ロケットストーブの存在を知った(2012年1月) - 2013.01.10 Thu

今回はいつもよりちょっと遡った話になります。

僕は薪ストーブへの憧れが昔からあって、以前紹介したような「行動力工場」というページを見たりとか、自分なりに勉強していたわけですが。
そんな中、去年の1月にネットで何気なく薪ストーブを調べていて出てきたのが「ロケットストーブ」。
わあ!
なにこれ?!
面白い!!
と、少年のように飛びついたわけでございます。

ロケットストーブについては今さら説明するまでも無いですかねえ。
BLURTAIL HAPPINESS
一応こちらがリンクフリーということでしたので、貼っておきます。

特徴としては
①煙突を断熱したストーブのため、通常の3倍程度の煙突効果(つまりは排気と吸気)が発生し、大量に供給される酸素のお陰で煙突内での二次燃焼が起こり、非常に燃焼効率がいい。
②煙突効果が優れているため、通常の薪ストーブではありえないような、煙突の横引きも可能。
③燃焼効率がいいため、使用する薪の量が通常の半分~6分の1程度ですむ。非常にエコロジー。
④煙突の上に五徳を置けば煮炊きができ、更に熱の活用しだいではオーブンや、床暖房への流用も可能。
⑤給排気の風力が強いので、「ゴー」っていうロケットみたいな音がするのが名前の由来。
⑥薪がほぼ完全燃焼するので、灰も煙も煤も発生しない。
ってなところでしょうか。

後々分かってきたことですが、これらはすべてが正しいわけではありません。
過信されている部分も多いです。
エコが流行している時代に現れて、しかも日本に紹介された直後に東日本大震災が発生し、被災地にたくさん送られた(煮炊き用として)と伝え聞きます。
あまりにセンセーショナルな登場の仕方をして、人々の期待が先走って都市伝説的な、夢のストーブになってしまったという感があります。

というのは本当に後々分かってきた話で、発見した直後はそれこそ自分も、夢を見る日本人の一人でした。

去年の1月に発見し、すぐに嫁さんに相談。
面白そうなのを発見したんだけど、作っていいか?と。
嫁さんは「また始まった(呆)」みたいな顔をしたけれども、「やってみれば」といった感じ。
嫁さんも慣れてますね(笑)

でもですね、僕にしては珍しく、すぐには作らなかったんですよ。
というのも他に作るものができたから。


えーと。
説明させてください。
古民家再生から思いっきり外れるけれども、説明させてください。

嫁さんの誕生日(2月上旬)に財布を贈ろうと、年末頃からずっと考えて探していました。
でもなかなかいいのが無くて。
というか安いのは値段相応だし、高いのは高いし(笑)
あと、単なる牛革よりも、インパクトのあるものは無いかなあ。
と思ってたどり着いたのがエイ革。
エイ革は歯と同じエナメル質で出来ているため非常に丈夫で100年は使用でき、かつアジアでは幸運を呼ぶアイテムとして珍重されています。

じゃあ、エイ革の財布をプレゼントしよう。
って思って探し始めたのが、ちょうどこのロケットストーブを見つけた1月中旬頃。

長女を通じて嫁さんにこっそり好みをリサーチして貰って分かったのがこちら。
嫁さんの財布の好み。
①二つ折りであること。
②小銭入れはがま口であること。
ふむふむ。
ここに僕が加える条件は、
③エイ革であること。
④女性らしい色合い。
⑤収納がたくさんあること。
という感じ。

それで頑張って探したのですが、なかなか無いのです。
まずエイ革って、やっぱり日本ではマイナー。
しかもごついイメージのせいか、真っ黒な男性向けのものが多い。
売っている色は黒か赤。

うーん。
無いなあ。
日本のネット通販はもちろん、ヤフオクもイーベイ(世界規模のオークションサイト)も探し尽くして、やっぱり見つからず。

やっとこさ日本のあるレザークラフト工房の作品サンプルで希望に適うものを見つけて、メールで見積もりを頼んだんだけれども、それで出てきた値段が35,000円。
まあ、オーダーメイドだから仕方ないよな。
しかも、出来るのは何ヶ月も先。
誕生日に間に合わないじゃん。

そこからが僕の悪い癖だけれども、そのサンプルの作品を見ているうちに「自分でも作れるんじゃないの?」なんて、思ってしまったんです。
ああ、もう!バカ!!

とはいっても、レザークラフトなんてもちろんやったことも無い。
興味を持ったことも無い。
というか、革製品自体、数えるくらいしか持っていない。
それなのにいきなり出来るものでしょうか??

というわけで、色々注文する前にまずは試作。
1回目は紙と糊とホチキスで試作。
自分の財布をモデルにして、同じようなものを紙で作ってみました。
ふむ。割と形になるな。
2回目は端切れの布を買ってきて、手縫いで作ってみました。
よしよし。出来る。

と、試作を重ねて万全を期した状態で、やっと材料と道具を注文。
何せ材料代が5000円くらい。
道具代が1万5000円くらいという、大出費です。
慎重に試作を重ねてからでないと、怖くて注文できません。

それで、色々届いてから、毎晩のように部屋に立てこもっての財布作りが始まりました。
テキストなんて無いから、無料で見れるネットの情報のみを頼りに。
型紙から自分で作りながら。

そして約2週間後にできたのがこちら。

P8310242_R.jpg
じゃーん!!
思ったよりも、ちゃんと形になりました!
中身とかも見てください。

P8310241_R.jpg

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P8310246_R.jpg

P8310249_R.jpg

外革はターコイズブルーのエイ革。
内革はオフホワイトの山羊革。
小銭入れなどはデニムで出来ています。
最後に売り物っぽくタグをつけて、きれいに包装して完成です。

何とか誕生日に間に合って、サプライズで嫁さんにプレゼントしたわけですが、呆れられました。
「こんなものを手作りするなんて、バカじゃないの」(推定)
みたいに(笑)

以来、レザークラフトがちょっとした趣味になっております。

さて、今回は古民家再生とは全然関係の無い話になっちゃいましたね。
話を戻しますと、1月中旬にロケットストーブに興味を持った僕ですが、その直後から始まった財布作りによって、ロケットストーブ作りはお預けとなったわけです。

(多分つづく・・・)


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ロケットストーブを作ってみた(2012年5月5日) - 2013.01.10 Thu

ロケットストーブに興味を持って、でもその直後にレザークラフトを始めることになって。
それが終わったら年度の変わり目で、教員にとっては忙しい時期。
やっと落ちついて、「さて、ロケットストーブを作ってみようか」と思ったときにはすでにゴールデンウィーク。
時間も出来たし、作りましょ♪

作り方はというと、王道のやり方で行きましょ。
うーんと。
ドラム缶を使ったり、一斗缶を使ったり、和瓦を使ったり、レンガを使ったりと、いろんな作り方があるんだけれども、やっぱり王道といったら20Lのペール缶を2つ繋げた奴でしょ。

というわけで、まずはペール缶の調達。
うーん。どこに行けばもらえるんだろう??
って、まず行ったのが、近所でいつも利用しているガソリンスタンド。
頼んでみると「開いた缶は業者が持って行っちゃうんですよ」と、分けて貰えない。
あれ?
案外もらえないものなの??

いやー。困った。
ペール缶を貰えないようじゃ、材料の時点で挫折しちゃうぞ。
と、今度はだめもとで行ったのが、いつも行くホームセンター。
カーピットにあるエンジンオイル用のペール缶をもらえないかと頼んでみると、今度はあっさりOK。
なんじゃ?この違いは?

まあいいや。
根幹となる材料が無料で手に入った。
あとはステンレスの煙突。
直管とT字管とエルボを一つずつ。
で、繋ぎ目を留めるためのアルミテープ。
断熱材にバーミキュライトを30L。
材料費が3000円弱くらいかかりました。
普段切り詰めているくせに、たまのお遊びに散在する僕に嫁さんは苦笑。

さあ。家に帰って取り掛かるぞ。
(といっても、一人の孤独な作業だったので製作中の写真は無し)
まずはふたを取り除いて、ペール缶に残っている油をぬぐってきれいにして。
側面と底面に一つずつ煙突用の丸穴を開けて。
この丸穴開けがロケットストーブ作りの労力の半分くらいを占めます。
本当なグラインダに金属カッターをつけて切るのがいいんだけど、そんな装備は無いので、マイナスドライバーをハンマーで叩いて穴を開け、そこからは普通の文具バサミで切っていきました。
普通のはさみでも、てこの原理を使うと案外切れます。
きれいに穴が開いたら煙突を通して、煙突とペール缶の間にバーミキュライトを充填します。
(この辺りの工程は文字だけじゃ分からないので、知りたい人は他のサイトを参考にしてください)
最後に二つのペール缶をアルミテープでつないで完成。

五徳はというと、運よく庭に不要な奴が落ちていました(笑)

で、さっそく小枝を集めてきて、着火。
うーん。
噂どおり調子がいいねえ!!
ゴーっと、力強い燃焼音とともに、ありえないくらいの上昇気流を起こしています。

ただ燃やすだけじゃもったいないので、晩御飯を作ろう。
ってことで、夕食はモツ鍋。

P5050345_R.jpg

P5050346_R.jpg
ちゃんと焚口からは炎が上がらず、そこから吸気して、もう一方の断熱されている煙突側に向かって燃えています。
鍋の下にまでちゃんと熱が届いています。

で、問題なくモツ鍋完成。
間違いなく、通常の野外炊飯の数倍は楽チンです。

ただこの時点で疑問に思ったこと。
①燃料は長めのを入れておけば、重力で自動的に供給されると説明されるけど、案外微調整というか、世話をしないといけないかも?
②完全燃焼を歌っている割には、鍋底に案外煤がつく?
③思ったよりも燃焼音は静か?
④思ったよりも煙突効果が少ない?
⑤一番最初の点け初めのみ、炎が焚口から上がる??

とまあ、これ系のものを期待して始めたときは大抵そうですが、評判どおりではない部分もいくつかありました。
自分の作り方が下手なのかな?
燃料がよくなかったのかな?
そもそもこーゆーもの?
なんてことを考えながら。

「そもそも完全燃焼なんて、そう簡単にはできないよな」
と、思いつつも、ロケットストーブの試運転を終えたのでした。


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ロケットストーブの本領発揮!!(2012年7月14日) - 2013.01.12 Sat

さて、紆余曲折の末に出来上がったロケットストーブですが、なかなか普段の生活の中でそこまで使い道があるわけでもなく・・・。
時々試運転してみては、楽しんでいたのです。
そんな時、いよいよロケットストーブの本領を発揮する機会がありました。

実はわたくし、娘の小学校でPTAの地区会長をやっておりまして。
いやー。
29歳で地区会長をやって(やらされて?)いるんですよ。
まあ、それはいいとして(苦笑)

地区児童会の行事で、毎年夏休み前に「飯盒炊爨」というものをします。
これがですね、ふざけてるというか、親の手抜きというか、出来ないならやめればいいじゃんというか。

あまり批判ばかりでもいけないですね。
でも赤裸々に指摘しましょう。
どこが変なのか。
①火の管理は親がする
 例年は火の管理は親がやっていて、せっかくの機会なのに子どもはいじらないそうです。
 危ないならやめればいいじゃん。
②調理は基本的に親がする
 子どもは親の言うとおりに切ったり、混ぜたりするだけ。
 子どもたっても、上は6年生までおり、もっと色々出来るはずだけどなあ。

まあでも、ここまではどこのPTA行事でもあること。
危険なことはやらせなかったり、子どもの自主性を奪ったり。
でもですね、これだけは絶対変だろってポイントがあったんですよ。

それは
家で炊いたご飯をタッパーに入れて持参してくる
という部分です。
あはは。
それってもう飯盒炊爨じゃないじゃん(笑)
せっかく火を炊いて作るのはカレー汁だけです。

どうもですね、うちのPTAの歴史を紐解いていくと、10年ちょっと前まではきちんとご飯を炊いていたらしいんですよ。
それがいつしか「大変だから」という理由で、現在のようなご飯持参になってしまったのだとか。

僕は、現在も地区会長をやっていてつくづく思うんですが、大変ならやめればいいんですよ。
大変でも有意義だから続けようってんだったら、子どもたちにとって学びになることを追求すべきなんですよ。
大変だけど、伝統だから、楽に手抜きしながら続けようってのが一番中途半端です。
親も子どもも半端に大変なだけで、ろくに学びの要素もありません。

僕はこういった非生産的かつ自己満足的なことが嫌いだし(というか、そんなことに自分が義務的に付き合わされることが嫌い)、地区会長を押し付けられたときに、「いや、でも、地区会長になれば行事もあれこれ変えられるな」と思ったからこそ引き受けたわけです。

そんなわけで、この「飯盒炊爨」の改良点は大きく3つ。
先ほどの問題点として指摘した箇所ですが。
①火は子どもが管理する
 でもいきなりはもちろん無理。
 しかも今の6年生は4人しかいないし、全員が女の子(汗)
 というわけなので、うちの庭に6年生を集めて、僕が火熾しをレクチャーしました。
 子どもたちだけで熾せるように。

②カレーのレシピは子どもたちで作る
 確かに子どもだけでカレーを作ることは大変ですが、1年生が見ても理解できるくらい分かりやすいレシピがあれば、ほとんど子どもたちだけで作れるはずです。
 というわけで、6年生を何回にもわたってわが家に集め、カレーの試作と、レシピ作りをさせました。
 作ったカレーは僕が味見。
 かなり厳しく評価し、何度もレシピを作り直させました。
 頑張ったという過程も大事ですが、美味しくできたという結果がなければ単なる自己満足ですから。
 それに必要なのは王道かつ適度なオリジナリティー。
 参加した子どもたちが家でも作ってみたいと思えるような。
 みんなが納得するカレーができたら、それを丁寧にレシピ化します。
 イラストをたくさん入れて、1年生でも理解できるように。

③ご飯は羽釜で炊く
 あとは肝心のご飯ですが、飯盒炊爨とはいえ実は僕は飯盒が嫌いなんです。
 もちろん昔はキャンプでも使っていましたよ。
 全半会も初期の頃は10人弱での合宿が多かったので、飯ごう2つでご飯を炊いていました。
 でもですね、使いづらいんですよ。
 丸型飯ごうならまだしも、豆型はもっと使いづらく、あんな携帯性重視の軍用品をなぜキャンプで使うのか理解不能。
 丸型だって小さく(四合炊き)、洗いづらく、ぺこぺこしていて。
 本当に少人数の場合はある程度有効ですが、大人数のキャンプで使うのは無意味。
 というわけで今回使ったのはこちら。
DSC_0937_R.jpg
羽釜です♪
ちなみに写真は飯盒炊爨のときではないけど、去年の神島合宿での写真です。
全半会で使っている骨董品の羽釜を、わざわざ愛知県の本部まで取りに行ってきました♪

焚き火で美味しいご飯といえば羽釜でしょう!!
2升半くらいのお米が炊け、分厚く重い蓋が適度な圧力を生み、丸底のお陰でお米が上手に対流しながら炊けてゆく。
まさしく理想的な炊飯道具です!!
(もちろん全員分は炊けないので、当日はもう一つ、平鍋でも炊きましたけど・・・)

さあ。そんな万全の準備をして、本番を迎えました。

で、やっとこさここで本題に入るんですが(前置きが長かったな)、その飯盒炊爨にロケットストーブを持っていったわけです。
何かに使えないかなと思って。

で、何に使うって、ご飯炊くのも、カレーを煮込むのも普通の火の方がいいっていうか、特に熾火を上手に利用した方がいいですね(遠赤外線効果)。
僕が企んだのは、タマネギを炒めるときです。

皆さん、キャンプでカレーを作ったことはありますよね。
BBQと双璧をなす、野外料理の鉄板ですから。
で、タマネギってどうしてます??
家で炒めてる人も、キャンプでは炒めないのではないでしょうか?(ガスバーナーを使う場合は除く)

それもこれも、焚き火は不安定で、煙くて、熱くて、とてものんびりタマネギなんて炒めてられないからです。
きっと炒めたら、煙に巻かれて、汗だくになり、火力調整をしながらの数十分になるかと思います。
理想を言えば30分くらいは炒めたいところですが。

ところがロケットストーブを使うと、まったく問題なく30分以上も炒めることができました。
それはなぜかというと
①火力が安定している
②ほとんど完全燃焼しているため、煙くない
③煙突が断熱されているため、周辺は熱くない
といった、ロケットストーブが当然のように持っている特長はもちろんですが、もう一つ
高さがちょうどいい
というのも大きな要因となりました。

ペール缶を使ったロケットストーブの場合、高さ的にはちょうど家庭で使われているガスレンジと同じくらいになるんですね。
だから長時間炒めてられます。
これが普通の焚き火の炎だったら、かなり下のほうになってしゃがまないといけません。
すると腰は痛くなるし、うまく力も入らないしで、考えただけで大変そうです。
どうもこの辺りがキャンプでタマネギを炒めない理由かと思うのですが。

長々と書いてしまいましたが、ロケットストーブの本領が発揮できた日でした。
野外でありながら、ほとんどガスコンロと変わらないくらいの利便性のある火が使えたのですから。

でもでも。
ロケットストーブってのは違う側面も持ってるんですねえ(しみじみ)

また続きを書きます・・・。


あ、ちなみに、時間軸的にはこの飯盒炊爨をやった日にそのまま京都に向かって
こちらの記事
のM君の家の視察になったわけです。


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ロケットストーブの問題点を痛感(2013年1月5日) - 2013.01.15 Tue

ロケットストーブの話に戻ります。
夏のカレー作りで真価を発揮したロケットストーブでしたね。

1月には地区児童会主催(つまり僕が主催)のどんど焼きがありました。
これがまた例年は手抜きというか・・・。
朝から子どもたちと大人で手分けして地区内を回って、正月飾りを集めてきて、火をつけて焼きますね。
で、その炎で各自持参してきたお餅を焼いて食べます。
なんでも無病息災のご利益があるとかで。
というのも僕の実家の愛知県ではどんど焼きをやっているのを見たことが無いのです。
一応全国区の風習らしいのですが・・・。

お餅だけでは足りないので、昼食を用意して、簡単なゲームをして、解散となります。
で、何が問題かというと、例年は大人が用意する昼食がマクドナルドなんです。
ええ。ジャンクフードですよ。
僕は声を大にして言いたいけれども、別にジャンクフードとかファストフードの存在自体を否定するわけではありません。
もちろんお金の都合や、時間の都合で、ああいったものを食べる人もいるでしょう。
ジャンキーな味付けが好きで食べている人もいるでしょう。
でも、地区児童会で配るのは間違っています
油分、糖分、塩分の面で子どもの成長に悪い影響を与えます。
野菜類が絶望的に不足しています。
家庭が不健康な食事を選択するのは自由(子どもにとっては不幸)ですが、地区児童会の行事では不健康なメニューを選択すべきではありません。
子どもは社会の財産であり、社会全体で健康的に育てていくべき存在ですから。
だから、そんな大切な子どもたちに不健康な食事を与えてきた大人の神経を疑います。
楽をしたかったのだろうな。
でも、以前も書いたように大変だったら最初からやめればいいと思います。
お餅だけ食べて解散すればいいんです。
大体何が悲しくて御利益のあるお餅を食べた後にジャンクフードを食べないといけないのか・・・。
ぶつぶつ。

と、一人で憤っていても仕方がない。
せっかく地区会長になったのだから、行動あるのみでしょう。
年末に6年生を集めて昼食の話をさせたところ、「肉うどん」が食べたということで決定。
お安い御用。任せなさい。
集会所には一応ガスコンロはあるけれども、使っていいかどうか分からないから、ロケットストーブでやればいいや。
なんて、軽く考えて(汗)

で、当日です。
40人分の肉うどんの材料は前日に買っておきました。
朝から正月飾りを集めて、着火。
お餅を焼いて食べて、火も消えてきたなあって頃に追加で達磨が来たので燃やします。

P1050774_R.jpg
突然火にくべられて狼狽する達磨三兄弟(笑)

一方、お餅を焼き始めながらの頃、同時進行で僕は肉うどん作りをしていました。
メインは家にある30センチ寸胴。
ロケットストーブに火をつけ、水の入った鍋を加熱していきます。
ん?
ちょっと火力が弱いかな??

なんか、気のせいかもしれませんが、ゴーっていう音もあまりしないし、火力も弱い気がします。
でも何とか30センチ寸胴半分くらいにお湯を沸騰させ、肉やら野菜やらを入れてゆきます。
うーん。
そこからの再沸騰がなかなかしない。
時間は12時近くなって、6年生が用意してくれたゲームも残り少しで、このままだと間に合わないかな。

火力がどうにも弱いので、細い枝をたくさん入れて火力アップしました。
狙いは成功し、ゴーっという音と共にいい火力が得られました。
と思ったのも、つかの間。
細い枝はあっという間に熾きになってしまって、もちろん熾きでもそれなりの火力はあるんだけれど、急いでいるこちらとしてはじれったい。

結果、待ちきれずに鍋を集会所に持ち込み、ガスコンロでやってしまいましたとさ。
まあ、ロケットストーブにこだわる必要も無かったし。
肉うどん失敗→来年からまたマクドナルド
ってならないために、とりあえず今年のところは「手作りしてもそんなに大変じゃないし、美味しい」程度の感想を持ってもらわないといけないしなあ。

ロケットストーブで全部やってしまえ、という僕の野望は敗れました。
7割くらいまでは出来たんだけどな・・・。
でもそれがですね、ロケットストーブの限界を知れたということでもあると思うんですよ。

夏と違って何がいけなかったかっていうと、「寒さ」。
ロケットストーブはいくら煙突部が断熱されているといっても、焚口のところはまったく断熱されていない、単なるステンレスの煙突。
だからそこからかなりの熱が失われているのは明らかでした。
夏ならば焚口のところは真っ赤に赤熱するのに。
たまに焚口まで断熱されたロケットストーブを見るけれども(作るのは大変そう)、この熱損失を防ぐためなんだろうな。

で、焚口からの熱損失のためか、あるいは断熱された煙突からの熱損失のためか、夏ほどの煙突効果(吸気)が発生しないため、燃える力も弱い。
音も小さい。

それに焚口から煙突まで、一定の口径しかないので、炎を大きくしようが無い。
無理に大きくしようとして小枝を入れると一時的には何とかなるが、すぐに熾きになって、どうしようも出来なくなる。
ほんとう。
焚口に残った大量のフレーク状の熾きをみて、どうしようかと思ったもん。

この辺りの弱点を冷静に書き連ねたHPもありますが。

なんだかですね、去年の今頃は非常にもてはやされたロケットストーブですが、近頃は熱も冷めてきて、冷静に扱われてきている気がします。
でも、まだ諦めるのは早い。
弱点が分かったところで、いかに改良してゆくかですよね。
そのような試みをされている方もたくさんいるようです。
まあ僕はどらかというと、文型寄りの人間なので、改良は他人任せになってしまいますが(笑)

とはいっても、ロケットストーブがもてはやされていたような「夢のストーブ」ではなかったというだけのこと。
過大な期待を取り除いて、冷静に考えればまだまだ利用価値は見えてきます。
まず、夏場の使用はほとんど問題ないということ。
冬場でも、多少の煮炊きならば大丈夫。
今回の肉うどんは40人前だったので、制限時間内に間に合わなかっただけ。

だからどう使うかというと。
まずはキャンプなんかで、安定した便利な火力を得たいとき。
そして、家に常備しておいて、災害など非常時のコンロとして。
これらの用途で考えた場合は非常に有用だと思います。
ただ、ペール缶は錆びやすいから、雨ざらしでは保管できないけど。

ただ問題は、「夢のストーブ」としてのロケットストーブは、煮炊きはもちろんだけど、暖房器具への応用を視野に入れてのことだったんですよね。
僕の感覚では、少なくとも今の構造では難しいと思います。
熱損失が大きいし、燃料もしょっちゅう世話してあげないといけない。
鋳物薪ストーブみたいに、2時間に一回補給するだけというわけにはいかない。
この辺りの欠点を克服することは出来るんでしょうかねえ・・・。

僕としては、依然として夢のあるストーブではあると思いますので、時々点けて遊んだり、災害用にキープはしておきたいとは思いますが・・・。


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イエルカの薪ストーブに興味を持つ(2012年10月下旬) - 2013.01.18 Fri

物件の買い付け証明書を出して、いよいよ具体的な再生計画を考えねば、という頃の話です。

薪ストーブ関連のHPやブログを見たり、あるいはショールームに見に行ったりしていました。
そこで分かったことなのですが、この伊那地方ってのは全国有数の薪ストーブのメッカであり、また、薪の激戦区なのですね。
それもそのはず、薪ストーブの輸入代理店の本社が伊那市に近辺にいくつもあるのです。
DLD、ノースフィールド、ファイヤーサイド・・・etc

だから薪を確保するのも大変だよなあ、なんて思って調べていると面白いストーブを発見。

イエルカの薪ストーブ

中川に住んでいるチェコ人のイエルカワインという人の、手作りストーブです。

おお!いいじゃないか!!

どこが気に入ったかというと、まず4つあるモデルの一番小さいもの意外はオーブン付きであること。
オーブンは僕には必須ですね!!
ローストビーフもピザもパンもドリアも、現在は家の小さなオーブンレンジで我慢しています。
オーブンつきの薪ストーブなら料理のレパートリーが増えそうですね。
ちなみに、他のメーカーとかのオーブン付き薪ストーブっていうと、

こんな感じか

こんな感じとか

になってしまう。
なんか、かっこよくない(汗)
一方、イエルカのストーブは北欧とも北米とも異なった、東欧といった感じの無骨なデザインで素敵です。

それに値段も安いよなあ。
ざっと、輸入物のストーブに比べて半額近くで買えてしまう。
もちろん、大手ではない分、性能や実績については不明な点が多いけれど。

よし、じゃあ会いに行ってみよう。
って、HPを発見してすぐに思い立って、連絡してみました。
すると11月10日ならば会えるということ。
奥様に「昼食をご一緒にいかがですか?」と、誘っていただきました。

行きます行きます!
素敵なオーブン料理、食べに行きます!

ってな訳で、中川村に会いに行くことになりました。
全国レベルである程度名が知られているストーブ作家さんが、車で1時間ちょっとのところに住んでいるとは、なんて幸せなんだろうと期待に胸膨らませながら。

ちなみに僕が薪ストーブに求める条件(優先順位)
①暖房能力
②頑丈さ
③価格
④燃焼効率
⑤古民家との調和性

といった感じです。
よくある北欧系のストーブだと①と④はいいけれども、②③⑤あたりがちょっと心配。
特に優先順位は低いものの、古民家にちゃんと調和できる薪ストーブが欲しいものですね。


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プロフィール

野人

Author:野人
こんにちは。
野人っていいます。
前職はラーメン屋台を経営していました。

伊那谷にて2012年暮れに築150年の古民家を購入し、3年4ヶ月かけて最低限の面積を再生して、2016年3月末に移住しました。
全ての再生は10年計画なので、まだまだ続きます。

もちろんプロの方々にもお世話になりますが、お金があまり無いので、なるべく低予算と自力での再生を頑張っています。

ブログの記事数は膨大なので、手っ取り早く内容を知りたいという方はこちらのスライドショーをご覧ください。
ブログの内容を25分に凝縮しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpFnv9gLmJM

自分が古民家再生をする上で、他の人のブログを参考にしたり、あるいはHPから知識を得たり、ネット社会には本当にお世話になっています。
なので、自分自身も再生の過程を発信することで、少しでもネット社会から与えてもらったものに対して恩返しできればと思っています。

皆様からいただけるコメントに励まされ、またブログを通じて広がってゆく人の輪がとても楽しみです。

当ブログはリンクフリーですので、ご自由にお使いください♪

ご用件のある方は
zenhankai@yahoo.co.jp
あるいは
090-1707-2071
までどうぞ。

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